【オープニング】Unshatter/Linkin Park
【エンディング曲】CanCan/ふくい舞
・店名/味童(あじわらべ)天金
・住所/ 〒230-0052 神奈川県横浜市鶴見区生麦5丁目12−2
・紹介料理/天重 並
・料理コメント/鶴見から横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かう
短い路線であるJR東日本鶴見線の国道駅から
徒歩2分ほどのところにあるお店がご紹介いたします
味童(あじわらべ)天金という天ぷら中心でお料理を出すお店です。
この国道駅は京浜工業地帯で働く人達のために設けられた
鶴見駅から川崎の扇町駅までを結ぶ短い路線で貨物線でもあります。
そんな今となればひなびた駅にあって
長くひっそりとした場所の地元でご商売を営んでいるお店です。
お店の構えはいかにも和風割烹のしっかりとしたたたづまいです。
この日開店時間の11時過ぎにお邪魔しましたところ、
白木の奥行きのあるカウンター席は2組ほど入られておりました。
1席入れさせていただき注文しましたお料理は天重の並みです。
何やらカウンター内の料理場では忙しく天ぷらや下ごしらえをしております。
器がずらりと並んで徐々にお運びされています!
なるほど、広間で法要か何かの食事会をどうやらなさっているようです。
なかなかの繁盛店です。
そんな料理場での作業風景を眺めていますと、
お漬物とお味噌汁が出されてきました。
いよいよ天重が運ばれて来るようです!
カラッと揚がった天重は軽く丼汁にくぐらせ
タレの黒みを帯びてゴマ油の風味をただよわせながら目の前におかれました。
「こりゃあ美味しそうだ!!」と思わず独り言です。
さすが東京湾産の江戸前天ぷららしく天ネタは
穴子・めごち・海老2尾で野菜はなく自分好みの天丼の丼姿です。
さてさて、一口メゴチからいただきます。
サクッとした食感に甘さ控えめの丼タレで
やはりゴマ油の香ばしさと共に身のふわふわがたまらなく美味しいですね。
お次は穴子です。
身が締まっていて穴子の風味がかみしめるごとにお口に広がります。
海老はしっかり火が通り身が太くホクホクの熱々でこれまた美味しく
天丼の醍醐味を感じさせてくれます。
タレがまんべんなくご飯にかかっていないので、
ご飯も炊きたてのお米が立っていてご飯の味が分かります。
ところでこの天金は、銀座に1970年まで営業していた
徳川慶喜も馴染みであった名店天金と同名ですが
ご高齢で料理場に立つご主人がそのお店におられたかは分からず、
その関係性は不明です!
いずれにしてもこの国道駅近で巡り会えた美味しいお店でした。
ごちそうさまでした!!
天重の並みです(穴子・めごち・海老2尾)。これで1,540円!