2022年6月26日 (日)

養蜂家 730HONEY 梅澤直美さん

山梨に移住して養蜂にチャレンジしている730HONEYの梅澤直美さん。

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梅澤さんは、神奈川県出身 今は南アルプス市にお住まいです。
大好きな山登りやクライミングをするために、月に何回も東京と山梨を往復するうちに、
「これって、移住しちゃった方が幸せでは?」と考え、南アルプス市に移住。
2015年地域おこし協力隊員として、農業に携わり、養蜂に出会い、
ミツバチの生態や働きを知るにつれてその世界にどっぷりハマってしまって、
2018年女性養蜂家として独立、「730HONEY」を立ち上げています。

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ミツバチが飛び回って、花のミツを集めて、そこからハチミツができて、私たちの元へ届きます。
ハチミツを得るという事だけでなく、ミツバチが花から花へ移動することで、
受粉を促し、果実が実る、、、農作物にとって、ミツバチは欠かせない存在です。

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世界中の食糧の約9割が農作物。
そのうち7割がミツバチの受粉によって成り立っている、
すなわちミツバチがいなくなるということは、農作物の多くが作れなくなることに繋がります。
梅澤さんは、ミツバチとの共存こそがこれからの農業だと考えています。

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ミツバチは、3か月~4か月のその生涯で集めることのできるハチミツの量は、
15グラム(スプーン一杯)程度。

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巣箱を中心に半径2~3kmを飛び回り、
1日に何回も巣箱と花の間を往復しながら、来る日も来る日も蜜や花粉を集めてくれます。

730HONEYでは、そんな貴重なはちみつを加熱や添加をせず、
シンプルにろ過しただけのものを販売しています。

730HONEY公式サイト | 730HONEY公式サイト

梅澤さんのミツバチ愛がこもったハチミツにもぜひ出会えますように。




たべるみらい食育体験イベント

6月18日(土曜日)
「たべるみらい 食育体験イベント」を
山梨県内にお住まいで小学生のいるご家族を対象に開催しました。

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Playest JAPAN農園で、青空のもと桃ができる過程を学習して、
農業体験、農作業のお手伝いをみんなでしてきました。

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今回いろいろとご指導くださったのは、
株式会社Playest JAPANの代表 加賀見 進さん。

Playest JAPANは、県内に6ヘクタール(東京ドーム1つ分に相当する)の畑を所有、
7人で作業をしているそうです。

この時期の桃農家さんは、本当に忙しいんですよ。
そんななか、この番組、食育イベントのためにお時間を作ってくださいました。
このイベントの中も、他のエリアでは農作業が進められていて、
その忙しさを感じながらの時間となりました。

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今回体験したのは、桃にかぶせた袋を取り除く「除袋作業」。

桃栽培の過程で、桃が傷つかないように、大きく育つように袋をかけるんですが、
この袋をはずすタイミングというのも、農家さんの判断が試されて、
おいしい桃ができるかにも関わってくる大切な作業のひとつ。

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参加者のみなさん、頑張って作業に取り組んでくれました。

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そして、スペシャルアイテム登場!

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近頃、よく見かける模様のついた桃。
文字や模様の入ったネットをかけて、日が当たるところと当たらないところを作って、
日の当たったところは色づき、当たらないところは白いまま、、、
その方法で、FM FUJIのロゴ入りの桃づくりにチャレンジです。

これからの日照条件、

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農作業の後は、今日の学習をおさらいするクイズ大会!

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大人の方は、シャインマスカットワイン、
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クイズに子ども達には、果物として出荷されなかった桃からできた桃ジュースを
プレゼントして、子ども達も大喜びです。

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桃が実る様子を実際にみて、触って、それぞれが感じたことを持ち帰って、
これから、山梨の桃やフルーツを食べる時に、
この体験やスーさん、農園の皆さんの顔を思い出して、
山梨で収穫されたものという事を感じて食べてもらえたら嬉しいです。

ご参加いただいた6家族の皆さん、ありがとうございました。

スーさんの農園についてはこちらから♪
株式会社PlayestJAPAN(プレイストジャパン) | 山梨県山梨市 (playest-japan.com)





地産地消 de クッキング

今回も、毎週金曜日「Awesome!」の中でオンエア中の「やまなしをたべよう」でもおなじみ、
野菜ソムリエ上級プロ、食と農のかたりべ の資格をもつ加藤恵美子さんに
山梨の旬な野菜を使ったレシピを教えていただきました!

今回の野菜は、、、キュウリsign01

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夏の超定番お野菜ですよね!

キュウリは95%が水分で、超低カロリー!なんですが、
血管を広げて血流をスムーズにする働きがあるとされるシトルリンや、
むくみ防止に役立つカリウム、ビタミンCにカリウムなど栄養豊富。
暑い夏に冷やしたキュウリを丸かじりというのは、水分補給にピッタリ!
ビタミン豊富なまさしく食べる水なんです。

自分で畑をしている方はおわかりかとおもいますが、
この時期ザクザク実って、毎日のように獲れて、家に溢れかえる
ご近所で野菜を作っているからもらう野菜の筆頭がキュウリ
地元のスーパーなどでも、大袋でお安く手に入りますよね?

今回はそのキュウリを大量消費できる「キュウリの佃煮風」ですflair

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【材料】

きゅうり2本
砂糖小さじ2
みりん小さじ2
酒小さじ2
しょうゆ大さじ1
塩(キュウリの塩もみ用)
白いりごま(好きなだけ)

【作り方】

①きゅうりはポリ袋の中でスライサーを使って薄くスライスする。

②塩ふたつまみ(キュウリ1本に対して1グラム=ひとつまみ)を入れて
 ポリ袋の上から揉む。

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③袋の端を少しだけ切ってキュウリから出た水分をしっかり搾る。
   このやり方だと、簡単にしっかり水分を切ることができます。
 この作業は安全で楽しいので、お子様にお願いしてもgood

④水分を切ったきゅうりをごま油を敷いたフライパンか鍋で軽く炒める。

⑤砂糖、酒、みりん、しょうゆを加えて、水分がなくなるまで炒める。

⑥仕上げに白いりごま(すきなだけ)を加えて、混ぜる。

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キュウリは塩もみすると、
びっくりするくらい量が少なくなるので、簡単に大量消費できますよ。
キュウリによって味が変わるので、ぜひ味見をしながら調整してください。
冷蔵保存は3~4日、冷凍保存は3週間ほど、日持ちしますので、
大量に作って楽しんでくださいねshine

ご飯のお供に、晩酌のおつまみに、農作業の合間のお茶請けなど、
いつでもいけますよgood




植えて育てる「植育(しょくいく)」って?

カゴメ株式会社が4月から取り組んでいる「植育から始まる食育」をご紹介しました。

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野菜の栽培・収穫し、収穫した野菜を調理するという暮らしの中の
小さな“植育”体験を通じて、心を豊かにしていく活動として
< 植育から始まる食育 >を提案しています。

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畑の世界に親しみを感じ、知ってもらうために、
世界中で愛され続けているルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の物語をモチーフに、
オリジナルストーリー「不思議の畑のアリス」を制作、デジタル絵本として公開中。

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好奇心いっぱいのアリスが、ミミズや微生物などのユニークで個性豊かな生きものたちと出会い、
それぞれの役割やつながり、いのちを循環させる大自然の仕組みを知ることで、
そこから生まれる自然の恵みをいただくことへの感謝の心が芽生えていくというストーリー。

「不思議の畑のアリス」デジタル絵本URL:https://www.kagome.co.jp/ftl/ehon

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「よろこびを、一から土から。」をコンセプトに、
野菜を育む畑や土への理解を深めることで野菜と暮らす楽しさを伝えていく
カゴメ株式会社のプロジェクト「植育から始まる食育」。

土だけでなく土の中の微生物や虫、
そして動物などたくさんの生きものが野菜づくりのお手伝いをしてくれる世界。

そんな「畑の不思議」をより深く知ることで、
野菜や自然へ感謝の気持ち、好奇心を育つ、「植育から始まる食育」始めてみてくださいね。



日本の食料自給率

「食料自給率」という言葉を耳にしたことはありますか?

コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻などの世界情勢、
様々な影響から値上げラッシュとなる今、
これから日本の食卓はどうなっていくんでしょうか?

自分たちが食べる「食料」を「自給している率(割合)」を示す「食料自給率」。

近年日本の食料自給率は、自給率の高い米の消費が減少し、
飼料や原料を海外に依存している畜産物や油脂類の消費量が増えてきたことから、
長期的に低下傾向です。

日本の食料自給率については、
知ってる?日本の食料事情:農林水産省 (maff.go.jp) でチェックしてみてください。

やまなしで暮らす人たちに寄り添う形で、
安心・安全・おいしい牛乳を届けてくれている
山梨県凝乳普及協会の会長 小澤英康さんにもお話を伺いましたが、
牛乳を地産地消するということは、運搬費が抑えられ、
時間もかからず、新鮮なまま私たちのもとへ届けられます。

身近な地産地消として、毎日の生活に欠かせない牛乳、頻繁にとるものだからこそ
地元を意識して選んでみてはいかがでしょうか?

小澤さんが絞った牛乳は、「八ヶ岳乳業」のパッケージで
売られているそうです。

これをきっかけに、日本の「食料」や「農業」の実情に関心を持って、
身近から食料自給率向上のためにできることを考え、実践してみてくださいね。

みんなで食料自給率をあげていきましょう!

2022年6月24日 (金)

たべるみらい2022

6月は食育月間。
みんなの2030 つくるみらい つなぐみらい
食育特番「たべる みらい」を6月26日(日)午後1時から放送します。

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この番組では、身近にある「食」について、
食に関わる企業や生産者さんにお話を伺い、
それを通じて今の食について気づき考えていけたらと思います。

食品だけでなく、飲料、調味料、日用品、外食など”値上げラッシュ”が続いている今、
それはどうしてなのか?
今後、どうなってしまうことが予測されるのか?
食料自給率が低いといわれる日本の食卓への影響は?

そんな中、地元のものを地元で消費する「地産地消」、
私たちの近くにある農業について考えます。 

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私たちの隣にある農業、山梨の農畜産物に関わる方のお話を通じて、
今ある食をみらいに繋ぐためになにができるのか、
その始めの一歩を一緒に踏み出しましょう。

2021年6月27日 (日)

こどもたちへ読んできかせたい食育絵本

子育ての悩みでよく聞くのは「こどもの野菜嫌い」。
親子で一緒に楽しめて食育にも役立つ絵本のご紹介!

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浅利さんとしては、ラジオ初の絵本読み聞かせにチャレンジ♪
『やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ』をご紹介しました。

なかやみわさんによる絵本シリーズ『やさいのがっこう』
絵本作家なかやみわさんの
「子どもたちに野菜をもっと好きになってほしい」という願いから生まれたシリーズで、
いろんな野菜の子どもたちが通う「やさいのがっこう」では、
おいしい野菜になるために、本を読んだり体操したりとみんなで毎日がんばっています。
すくすく育って「つやよし!」「いろよし!」「かたちよし!」と3つの「よし!」がそろった
美味しく育つことを目指して野菜の学校に通う野菜たちのお話。

とうもろこしちゃんの他に、ピーマンくん、トマトちゃん、キャベツくんのお話もあります。
現在4作で、すでに累計20万部を突破している人気のシリーズです。

野菜の学校に転校してきた、「とうもろこしちゃん」は長くてきれいな髪が自慢ですが、
ある時、その髪が原因で泣いてしまいます。
足にひっかかって転んでしまうので、みんなと楽しく遊ぶことができないし、
髪を切ろうとしたら、なすび先生に止められてしまい…
どうしたらいいかわからなくなったとうもろこしちゃんは大泣きsweat01
とうもろこしちゃんは、おともだちの野菜たちはどうする?

おともだちを心配する子供(野菜)たちと、野菜について優しく教えるなすび先生。
友だちと仲良く助け合う姿がかわいらしく、野菜に親しみが持てる絵本です。

認定こども園 大野山保育園の「食育」と「農育」

身延町にある「認定こども園 大野山保育園」。

こちらは、四季折々を肌で感じる自然環境の中で、
食と遊びを通して生きる力の根っこを育てるが教育方針。
遊びと並んで「食育」や「農育」に力を入れている保育園なんです。

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高山有園長と
農育プログラムを担当する保育士の小林あゆみ先生にお話を伺いました。

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大野山保育園の裏には自然豊かな山があり、
ここでは週一回の裏山活動、リアルな学びの場がすぐそばにあります。

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クラスだよりには、園で過ごすこどもたちの様子がびっしり!
担当の保育士さんがそれぞれ工夫を重ね、このようなカタチになったそうです。

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こちらは調理室。
保育園の建物の真ん中、教室とお昼寝室の間にあり、
こどもたちが常に行き来する場所に、中の様子が見えるように配置されています。

園庭で遊んでいると、出汁の匂いがしてきて、
「今日の給食何かな~?」、「お腹すいたね~」

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「今日のメニューはかぼちゃのシチューだよ」と教え合ったり、
給食が終わって、お昼寝に行く途中、おやつの後など、
調理室の先生に「今日の給食おいしかったよ~」、「ごちそうさま」
そんなやりとりが自然と交わされる環境ができています。

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まだお昼寝から起きたばかりで、
ぼんやりなおともだちも、お目覚めぱっちりのおともだちも完食です。

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この梅ジュースは、
いつも行き帰りに通る駐車場に梅がなっているのを発見した園児たちからの
作ってみたいという声を受けて、現在熟成中、、、
その様子はブログに綴られています。
ウメジュース | ブログ | 身延町の自然活動の認定こども園|大野山保育園 (oonosan.com)

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こどもたちが育てている稲。
こちらも出来上がった稲を田植えして、収穫期に収穫して食べるのではなく、
種から学び、稲がどうやって成長するのかも学びます。

出来上がった稲を植えて、収穫するだけでも立派な食育だけれど、
それだと田植え~収穫の間が抜けてしまう、ここにも学びがつまっているので、
その過程も教育に取り入れたい、
農作物は、たくさんできる時もあれば、できない時もある、
それはどうしてかな?とみんなで考える、、、これが小林あゆみ先生の農育。
保育園生には難しいかなとも思ったけれど、
それ以上にこどもたちの好奇心、吸収力、知りたいという欲求はすごいそうです。

スタッフが取材用に持っている機材にも興味深々、、、
「それなぁに?」「なにそれ~?」と一瞬にして囲まれてしまいました。
「今日のお昼なんだったの?」と聞くと、
「かぼちゃのシチュー!」、「おやさい」と次々とでるわでるわ。
あと、「今日ピザ焼いて食べた、カリカリのピザ~」と
午前中にやった「ピザの会」のことや、
「梅のこと勉強してるよ」と梅ジュースのことまで教えてくれました。

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園長先生は、20年後こどもたちが生きる力を育てたいと仰っています。
そして、この保育園が続く限り、手作りの給食をこどもたちに食べさせたい、
安心な食材の調達を予算内で、、、などいろいろ課題はあるけれど、
こどもたちが食育、農育を学ぶ中で、本当に作物を作ることができたら、
それで給食が賄えたら、それは究極の食育、農育になるのではないかという言葉が印象的でした。

この状況の中、取材をさせていただきありがとうございました。

(マスク着用、園内でのこまめな手指の消毒など、
感染症対策をしたうえで取材させていただきました。
使用した画像は掲載の許可を頂いています。)






生ごみを捨てない暮らし始めましょう♪

在宅でのテレワークやおうち時間が増えて、家庭ごみが増えています。
家庭から出る生ごみ、、、減らしたいですよね。
日々の忙しさに追われる私たちは、スーパーやコンビニで食べるものを調達し、
食べ残しや調理くずはごみとして、そのほとんどが焼却されています。
現在、日本の家庭からは年間およそ1000万トン、、、そこで、質問です。

あなたは「コンポスト」をご存知でしょうか?
お家で畑をやっているという方はご存知かもしれませんが、
落ち葉や枯れ草、野菜くずなどを、微生物の働きで分解、発酵させて作られた堆肥のこと。
畑のかたわらにスペースを作って、
家から出た生ごみを堆肥化させたりしている農家さんは多いんです。
しかし、畑がない地域では、その姿をあまり目にすることがないため、
市街地に住む人たちにとっては縁遠い存在となっていますが、
家庭で出る生ゴミを「ゴミ」として捨ててしまうのではなく、
土に戻し循環させることができる!
ごみが減って、そこからできたコンポストを利用して、野菜作りもできる、、、
LFCコンポスト

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「LFCコンポスト」は、
ローカルフードサイクリング株式会社 が展開している都市型のコンポストです。

生ごみの分解を速め、悪臭の発生を抑える独自の配合基材(生ごみと混ぜ合わせる原料)や
水や虫の侵入を防ぐ特注のファスナーなど、
初めての人から慣れた方まで続けやすい工夫が各所に施されています。

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※浅利さんもチャレンジ!

1日300gの生ごみを1.5ヶ月~2か月間投入することができ、
その後2、3週間ほどで栄養価の高い堆肥へと変わります。
マイコンポストは、だんだん愛着もわいてくるそうですよ。
堆肥ができたらベランダで家庭菜園にもscissors

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生ごみを捨てない暮らし始めてみませんか?




野菜ソムリエ上級プロ加藤恵美子さんの旬クッキング♪

毎週金曜日放送の「Awsame」の中の
「山梨をたべよう」でもおなじみ私たちの先生
フルーツマイスター 野菜ソムリエ上級プロの加藤恵美子さんが教えてくれたのは、
今が旬のピーマンを使ったメニュー。
(なんと大胆な!!)

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子どもたちの苦手な野菜の代表でもあるピーマンですが、
家族も大喜び、食卓の人気者に大変身!

この時期のピーマンは、まずビタミンCが豊富!
緑のピーマンのビタミンCはレモン1個分に匹敵。
色によってその量は違い、パプリカになるとさらにビタミンCの量がぐーんとUPします。
さらに体内でビタミンAに変化するβカロテンもたっぷりで、
ビタミンAは目の健康を守ったり、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。
そして緑のピーマンの独特の成分ピラジンは、
血液をサラサラに働きがあり、血行を良くする働きや、
血栓や脳梗塞、心筋梗塞の予防に期待されている栄養です。

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ただこのピラジンは種やワタの部分に多く含まれているので
調理するときには工夫が必要、、、なんです。

ということで、今回はピラジンがつまった種やワタを捨てない!
ピーマンを丸ごと食べられる「ピーマン餃子」をご紹介♪

このピーマン餃子の最大のポイントは、ワタと種をつけたまま作る!
そうすると、、、
①ピラジンが余すことなくとれる!
②食材を無駄にしないエコクッキング!
③ピーマンに詰めたお肉がはがれにくい!
一石三鳥なんですscissors

ピーマンに詰めるタネは、
普段ご家庭で作っている餃子の餡の作り方でOK。
それを縦半分に切ったピーマンに詰め、フライパンで蒸し焼きするだけ。
ヘタを切り落とさず、種もワタも取らずそのまま肉を詰めちゃってください。
小麦粉や片栗粉をまぶす必要もありません。

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今回は、エコクッキングも意識して、
捨てられることが多いネギの青い部分を使っています。
味付けは、鶏ガラスープの素、醤油、ごま油、すりおろしたショウガとニンニク、
たれをつけなくてもいいようにしっかり味をつけました。

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ピーマンは甘くて柔らかくて、ジューシー!
ごま油香るまさに餃子!
小麦粉の皮も使っていないので、
ヘルシーでパクパク食べられます。

試食中に肉とピーマンが離れるというアクシデントがありましたが、
種とワタを取らないことで、肉をしっかりホールドしてくれるので、
焼いている最中にはがれることが少ないそうです。

ぜひチャレンジして、ビタミンC、β―カロテン、
ピラジン豊富な旬のピーマンをモリモリ食べましょうね!


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