17_石川県 Feed

2023年12月30日 (土)

【オープニング曲】You’re The First,The Last,My Everything/Barry White

【エンディング曲】キリエ・憐れみの讃歌/Kyrie(アイナ・ジ・エンド)

・店名/おでん若葉

・住所/〒920-0935 石川県金沢市石引2丁目7-11

・紹介料理/おでん・土手焼き

・料理コメント/石川県の金沢は日本海で漁獲された魚介類の宝庫で

お刺身やお寿司・魚料理が有名な街ではありますが、

今回は知り合いから美味しいおでん屋さんがあると教えていただき、

お伺いすることとなりました。

兼六園からもそう遠くなく近くには金沢大学付属病院などもあり、

なかなかの落ち着いたエリアであります。

さて、そのご紹介をいたしますおでん若葉ですが、昭和10(1935)年創業。

切り盛りするのは3代目店主の若主人の吉川さん。

金沢大学の学生をバイトに雇い4名程で切り盛りしています。

先ず目に飛び込んできたのは土手焼き。

豚バラを串に刺し焼きながら甘ズラな白味噌を塗って焼いてきます。

お肉の旨みと味噌の甘い風味とが相性良くなかなかの絶品です。

冷たいビールに合いますね。

メニューを見てもピンとこなかったので、おでん鍋に近づき、

中をのぞき込むとおでんネタが綺麗に鎮座しており出番を待っております。

ということで、注文しましたネタは写真のごとくです。

薄味の出汁で昆布・鰹などで出汁を引いているそうです。

この日の訪問は令和5年8月10日の夏の時期でしたが、

夏のおでんもなかなかいいものです。

素材の味と手造りとの味をうまく調和させ、

いくらでも食べれてしまうほどの美味しさです。

ちなみに、このお店をご紹介いただいた知人は金沢大出身で、

学生時代にはよく来店していたそうです。

また金沢の食の違った一面に触れた時間でした、

ごちそうさまでした!

 

1230 甘めの味噌を豚バラ串に塗ってネギを乗せいただく土手焼き

1230_2 えび天・さつま揚げ・ごぼう天

1230_3 大根・白滝・こんにゃく

1230_4 三つ葉、これが以外と美味しかった!!

1230_5 お新香・白菜漬け

1230_6 おでんネタが綺麗に出番を待っております。

1230_7 どれをいただこうか迷ってしまいます。

1230_8 分かりやすいめにゅーですね。

1230_9 綺麗な和風な入口です。暖簾を見てそそりますね!

1230_11 予約の場合は座敷になるということです。

2022年2月19日 (土)

【オープニング曲】 I Want It That Way/Backstreet Boys

【エンディング曲】Morning Rain/矢沢永吉

・店名/アミーゴアミ

・住所/〒923-0301 石川県小松市矢崎町1-1

・紹介料理/ステーキ

・料理コメント/最初にお伺いしたのは

かれこれもう10年くらいになりますか!?

石川県の小松空港から福井に抜ける県道305号線沿いに

綺麗なコンテナーハウスで営業なさっておりますお店です。

最初は飛び込みで入ってステーキをいただいたのですが、

とても柔らかくてお肉自体に味があるステーキで

美味しい記憶がありましたので、

4,5回は立ち寄らせていただいております。

さて、今回も福井に向かう途中、

お昼のお食事はこのアミーゴ・アミに決めていたので

14時近くにはなりましたが、まだ大丈夫だと言うことで

立ち寄らせていただきました。

入店するとチャキチャキの美人ママが元気に迎えてくれます。

「お久しぶりね」とご挨拶もそこそこに、

お目当てのステーキを注文いたします。

今日は200gミディアムで注文です。

お味はたっぷりのニンニクを乗せて焼いたガーリックバター醤油味です。

このお店は一度鉄板で焼いたお肉をさらにオーブンで焼き

熱々ジュージュー、煙モクモクで出されます。

10分程度で配膳されますと辺りはお肉の焼ける香ばしさで充満します。

一機に、食欲モードが上がります。

先ずは一口。美味しい!!

お口いっぱいにお肉の風味が広がります。

バターがまろやかにお肉を包みます。

このお店は、焼ける音、かおり、視覚、味と

ステーキの醍醐味を教えてくれるお店だなあと、つくづく感じながら、

「しかし、こりゃうまいなぁ」と独り言を言いながら

モクモクと食べるわたしでした!ごちそうさまでした。

 

0219 ニンニクの効いた熱々ステーキです!!

0219_2 コールスロー

0219_3 茶目っ気たっぷりのママです

0219_4 店内は矢沢永吉さんのビデオが流れ、ポスターなど矢沢永吉さん一色です。

2021年6月12日 (土)

【オープニング曲】Sunflower/Post Malone, Swae Lee

【エンディング曲】恋は流星/吉田美奈子

・店名/ジガーバー・セントルイス

・住所/〒920-0981石川県金沢市片町2丁目21-2

・紹介料理/カツサンド 他

・料理コメント/金沢は繁華街片町の百万石通りに面し

営業しているお店がジガーバー・セントルイスです。

ジガーバーのジガーとはお酒の量り売りの際に使われる量の単位で、

1ジガーが45mlですが、イギリスだと60mlと量が違ってきます。

最近ではオンスで表現し1オンス30mlとなります。

カクテルを作ったりショットでお酒を注ぐ時に用いられる単位で

その単位をお店の名前に冠したお店がジガーバー・セントルイスです。

さて、そんなショットバーでお腹が空いたり、

1軒目から来訪した際に、お腹に入れておきたい時のために

このお店は、食べ物も結構充実しています。

わたし達が行ったときは2軒目でしたのですが、

すでにお酒だけのモードではありましたが、

カツサンドと伝説のドライカレーという文字に誘われ、

思わず注文をしてしまいました。

パンは熱々にトーストされ、間に挟まれたロースカツは

カリッとジューシーやはり熱々!肉の旨みと香ばしさが襲ってきます。

味付けはケチャップですね。

何とも、金沢に来てカツサンドをいただくとは、とっても美味しいです。

これを流し込むようにハイボールをかカプカプいただきます。

最高のBAR WORLDです。

ドライカレーは辛めの味付けでトッピングされたカレーソースと

生卵の相性が抜群に良い感じです。

意外とお酒のあてとして合います。

そのほか、洋梨のフルーツカクテルをいただき、

金沢の夜の時間は静かに流れていきます。

食べ物にせよお酒のセレクトにせよ、お店の雰囲気にせよ

どれをとってもそつのないお店でありました。

金沢に来たときはまた寄らせてくださいませ!!

お土産や全国発送でオリジナルプリンもやっているとは

一層お見事でありました。

 

0612 能登豚を使ったあたたかいカツサンド

0612_2 セントルイスオリジナル伝説のドライカレー

0612_3 銘酒が並びます

0612_4 丁寧にカクテルと洋梨のフルーツカクテルです

0612_5 生卵を使った甘くてほろ苦いカクテル「アレキサンドリア」

0612_6 洋梨のフルーツカクテル。お酒にはやさしい箸休めです。

0612_7 意外とお安く提供してくれています!

2021年4月 3日 (土)

【オープニング曲】Stay/Post Malone

【エンディング曲】以心電信(YOU`VE GOT TO HELP YOURSELF)/かもめ児童合唱団

・店名/小松弥助

・住所/〒920-0853 石川県金沢市本町2丁目17-21金沢茶屋別館

・紹介料理/お寿司

・料理コメント/その店は金沢駅前旅館金沢茶屋の離れにありました。

以前は駅からもう少し離れたやはりビジネスホテルの1階に

お店を構えていたのですが、いつかしら高級旅館の中に移転して

更に弟子たちを入れグレードアップしておりました。

お店は、11時半、13時半、15時半の昼3回転営業だけです。

すべて予約制で4ヶ月先までが埋まっております。

そんなお店になってしまったんですねー。

この日入れたのがたまたま空きがあって

1週間前にご連絡いただき訪れることが出来ました。

さて、案内され森田親方の前に着席ができ先ずはご挨拶です。

にこりと笑い親指を立てgooサインです。

お店の格式とは裏腹に大変気さくにお相手していただけます。

お昼から焼酎をいただきおつまみに

大箱がにと鮑のうしお煮をいただきます。

かに身はこの上なく甘く、

鮑は大胆に大ぶりにカットされてはいるものの、

とても柔らかく磯の風味と甘さが広がります。

お寿司はお任せになっていて一通り出し切ると別途追加注文が出来ます。

出されたお寿司は一部画像の通りです。

ここのお寿司はただ素材を握って出すのではなく、

一手間二手間かけてお出しします。

例えばイカなどは、薄くイカ身を更に剥ぎ取るように切り、

細かく千切りにしてからシャリに絡めます。

こうすることでイカを更に柔らかく食べることが出来、

甘みを引き出してくれます。

またガラスの器にシャリを乗せマグロの山かけのようにし、

雲丹でさらに甘みをつけるとか、とにかく普通のお寿司のように

見えても見えないところで手が入っています。

さすが、寿司職人の人間国宝と言われるだけの仕事は惜しまず

手をかけてくれます。

加えて、カウンター越しにお客とのやりとりが絶妙で

飽きることがありません。

頼みずらかったりすれば、先回りしてお声がけしてくれる気配りは、

とっても肩の張るお店だと予想してきたお客にとっては

いい意味で気が抜けてそれ以上にリラックス出来るのでは

ないでしょうか?

とても若く見える森田親方は何と、90歳を超えるとのこと。

これからも美味しいお寿司を食べさせていただけるよう

長生きをしてくださいませ!!

 

0403 大箱かにのお造り

0403_2 鮑のうしお煮

0403_3 本マグロ赤みの漬け

0403_4 本マグロ赤身のにぎり

0403_5 ヤリイカを薄く裂いてシャリに絡めたにぎり

0403_6 大箱かにの身とウチコの軍艦巻き

0403_7 マグロ赤身に山かけをしてその上に雲丹を乗せたにぎり

0403_8 鯛のにぎりを森田親方から直接手渡し!!

0403_9 煮ハマグリのにぎりを森田親方から直接手渡し!!

0403_10 海老のすり身の椀

0403_11 最後はリクエストに応えて気さくにガッツポーズ!!お別れ惜しい!また来ます。

0403_12 親方 森田一夫氏のすし本

0403_13 金沢駅前近く金沢茶屋旅館の一階の離れに「小松弥助」はあります

2021年2月13日 (土)

【オープニング曲】I'm Not the Only One/Sam Smith

【エンディング曲】祈り/大塚まさじ

・店名/金城楼

・住所/〒920-0911 石川県金沢市橋場町2-23

・紹介料理/加賀料理

・料理コメント/金沢はいつ行っても、とても心が和む街です。

ひがし茶屋街・主計(かぞえ)町茶屋街・兼六園等々

立ち寄りたくなるところがたくさんあります。

今回ご紹介するのは加賀料理です。

取引先に導かれてお邪魔した食事処が

友禅流しで有名な浅野川近くの金城楼と言う

金沢では超老舗旅館であります。

大きな玄関を上がると出迎えてくれるのが

15mはあるかと思われる金屏風。

案内されるまま広い畳の廊下を歩いて通されたお部屋は

30畳以上のお部屋。

文化財級のやはり屏風で飾られたお部屋にぽつんと2席あるだけです。

気さくな女中さんが世間話をしながら、

次々と食べ方のスピードを注視しながら

頃合いを見てお料理を運んでくれます。

さて、加賀料理とはどんな料理なのでしょうか?

加賀百万石と言われるほどたいそう立派な大名料理と

思われがちですが、加賀で取れたお野菜をベースに作られる

郷土料理です。

また近海の海の幸などのお魚をお刺身や焼いたり煮たりして

供される一連のお料理なのです。

特に鴨肉を使った治部煮などの煮物を始めお椀でいただく汁物など

手をかけて作られたお料理が多く出されます。

今回のお昼のお料理は写真のとおりですが、

取り分け美味しかったのは少し甘く味付けされた鴨肉と

鴨肉のすり身が入りおろしわさびでいただく治部煮でした。

鴨肉は弾力があり噛み応えがあり美味しさがにじみ出てきます。

そして柔らかい海老芋の旨み、コクのある出汁など

とっても美味しくいただきました。

お刺身も新鮮で甘みがあり、日本海ならではのお味でした!!

食事の後は若女将自らのご挨拶に大変恐縮してしまい、

思わずシャッターを切ってしまいました!

どういう意味だ?古い街並みの中でいただく地元の郷土料理は

絵も言えぬ、ノスタルジックな気持ちにさせてくれ、

美味しさに満足させていただきました。ごちそうさま!!

 

0213 金沢地の野菜の先付け

0213_2 海老・アオサ・山芋・加賀野菜のお吸い物

0213_3 アオリイカ・ぶり・ツブ貝のお造り

0213_4 サワラの焼き物・海老のおひたし・牡蠣の煮付け

0213_5 鴨肉と鴨のすり身の治部煮

0213_6 ちりめんじゃご飯となめこの赤だし

0213_8 果物と焼き菓子のデザート

0213_9 入り口玄関の大屏風

0213_10 食事処の屏風

0213_11 食事処

0213_12 金沢美人の若女将がご挨拶に来てくれました