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2014年2月 6日 (木)

よもやま宙ばなし~PART.9~

山梨を代表する宙ガール、星のソムリエ武井咲予と
2014年初のよもやまばなしをお届けしました。

1月中は、体調を崩して、宙見も控えていた!?武井さん・・・
星にちなんだキャンディを見つけて来てくれました。

OA曲:冬のファンタジー/カズン

<星の見どころ>
お月様がきれいに見えています。
昨夜9時ごろは西の空にあった月、
にっこり笑顔の口元のようにきれいな三日月でした。
日中から見える月ですから、今夜天気がよければ、
午前11時以降、夜中までじっくり見ることが出来そうです。
明日は、半月、上弦の月です。
そんな月と一緒に、今夜以降3日間はISSがセットで見られます。
今夜は午後6時15分ごろ、明日は午後7時3分ごろ、
あさっては午後6時15分ごろ。
とりあえずは今夜、南西から東へ移動するISSとセットをお楽しみに。
夜8時ごろは、南の空に冬の星座が大集合sign01
その中に月もありますよ。
満天の星空が見えたらいいですね~。

2014年1月30日 (木)

富士山と星空を楽しもう♪

あさってから2月です。
2月といえば、2月23日の富士山の日fuji
昨年、世界文化遺産に登録された富士山は相変わらずの人気ですが、
そんな富士山のふもと、山中湖で星空を見ようというイベントが2月22日(土)に開催されます。
富士山エリアの総合ガイドサイトであるフジヤマNAVI、富士急行、ビクセン、
3つの団体がタイアップしているもので、それぞれの得意分野をフル活用する、
非常に魅力あるイベントです。

今回、ご紹介するにあたり、
富士急行の営業推進室の勝木係長にお話をうかがいました。
Q:今回、この3社のタイアップになった経緯は?
A:そもそも山中湖で星を見るイベントというのは2回目となります。
  去年9月に行った、「星に一番近い山・富士山で星空さんぽ」には、
  多くの方が参加して、大好評でした。
  初回の星見の場所は富士山五合目。今回は山中湖からです。
  「日本一の山で星空を眺めたら格別なのでは」と考えたのですが、
  天文分野は専門外ですから、なかなかいいアイディアが浮かびません。
  そこで、天体のエキスパートであるビクセンに協力を求めて実現しました。

富士急行が企画するのですから当然、交通機関に融通が利きます。
交通機関だけでなく、日中しか運行しない山中湖の遊覧船「白鳥の湖」号を、
今回は特別に一晩だけ夜に動かし、湖の上から双眼鏡で星見をするんですね。
また、湖畔のキャンプ場では、望遠鏡を使って、普段みることのできない星々を観察、
ビクセンのスタッフも同行するので、初心者でも望遠鏡の使い方などを教わって、
直接レクチャーを受けることができます。
富士山周辺で事業を展開する富士急行ならではのツアーです。

湖からの星見のポイントは明かりの少なさ。
いったん湖に入ってしまえば、邪魔な明かりは船の中だけです。
それをライトダウンしての星見ですから、本当に暗闇での星見になるんですね。
この時間の月明かりはなし、余計な光が一切ない環境での星見ですから、
晴れていれば、それはそれはすばらしい星空になることでしょう。
西の空には秋の星々、アンドロメダ銀河が見えるかも。
天頂と南の空には木星を始め、冬の星座がきらめきます。
東の空には春の星座が見え始める時間です。
惑星では木星と天王星が見えるので、木星の縞模様や、
なかなか見る機会のない天王星を見せてくれると思います。
遊覧船からは双眼鏡の使用ということなので、ひとまずたくさんの星を双眼鏡出てみてから、
地上に以上して固定した望遠鏡で、特に惑星のアップを見ていただきたいですね。
特別な環境で行う星見イベント、定員がありますので、お申し込みはお早めに。

↓↓詳しくはこちらから↓↓
http://www.fujiyama-navi.jp/pickup/vixen/

OA曲:Superstar/SWEET BOX

<星の見どころ>
まず、国際宇宙ステーション。今朝も5時台に見えました。
明日は午前4時52分から53分までの1分ほど、南東の空に見えそうです。
特に惑星がきれいに見えています。

日没すぐに見えるのが木星、日付が変わる頃には火星、
2時頃には土星、日の出前の5時過ぎには金星、続々と惑星が見えてますよ。

木星がお邪魔しているのはふたご座、火星はおとめ座、土星はてんびん座です。

2014年1月23日 (木)

満月の夜に・・・ワインで乾杯

月に一度、甲府のとあるお店に、極上のワインと、
仲間との集いを求めて多くの人が集まってきます。
お店はこだわりのオーガニック料理を提供する「Naturalia」。
1階はお惣菜や食材などの販売、2階はレストランとなっています。
ナチュラリアを切り盛りするのは米持ご夫妻。
こだわりの食材を提供しながら、シンプルな生活を信念として、
お客様とのつながりを大事なさる仲良しご夫婦です。
そんなナチュラリアで月に一度、催されているのが「満月ワインバー」というイベントです。
鎌倉のお店が始めた「満月ワインバー」は、満月の夜にこだわりのワインを提供するもので、
現在、全国11店舗が参加しているイベントです。
今月は先週16日の満月の夜に開かれました。

お店自体は、日中から営業していますが、
「20時頃から盛り上がりますよ」とのことだったので、
20時過ぎにうかがうと、1階、2階ともにお客さんがワインを楽しんでいて、
昼間の雰囲気とはまた違って、まさにバーという感じでした。
一体感が出るのが22時。
この時間に鎌倉を始め、岩手や仙台、東京、名古屋、松本、熊本など、北から南まで、
それぞれのお店で一斉に乾杯をします。
楽しむ場所は違っても、同じ時間に乾杯することによって、
目に見えないつながりを感じる、とてもステキな瞬間でした。

ナチュラリアでは、満月ワインバーをもう1年以上もやっていらっしゃるそうで、
夏場であれば1階のドアを開けて、月見酒も楽しむことができます。
さすがに先週は寒かったので閉めていましたが、
窓際に寄ってみれば煌煌と地上を照らす満月がそこにあったので、
私も山梨での初めての満月を見ながらのワインとなりました。

場所は、甲府駅から歩いて7〜8分。
岡島百貨店の裏の通りを東に行くとあります。
来月は15日(土)が満月です。
ワイン好きと宇宙好きが集う「満月ワインバー」、あなたも是非、体験して下さい。

OA曲 Moonlight Shadow / KOKIA

<星の見どころ>

この一週間の月は毎晩、遅くに出てくるので、星の瞬きを毎晩、感じることができるでしょう。
相変わらず、一番星の木星の輝きは見逃さず、冬の大三角もしっかりと見ておきましょう。
19時には3つとも出そろいます。
オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。
他にもふたご座やおうし座、ぎょしゃ座など、
冬の星座は明るい星が多いので、見ていて飽きません。
もし、午前5時くらいに早起きしたのなら、東の空に見える明るい星に注目。
これは、夏の星座、こと座のベガです。真冬に夏の星座、ちょっと嬉しくなりますよ。

そして、今週末は県立科学館でプラネタリウムフェスティバルが行われます。

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1日5本のプラネタリウム番組が、1回分の料金500円で全部見られます。
26日(日)午後4時からの最終回は、森雄一が担当する「星空ライブ」でお楽しみいただきます。26日から27日にかけて見られる星座たちを、素敵な音楽に乗せてご紹介します。
よかったら遊びにきて下さい。

 

2014年1月16日 (木)

プラネタリウムフェスティバル@山梨県立科学館

1月25日(土曜日)26日(日曜日)の2日間に渡り、
山梨県立科学館を会場に「プラネタリウムフェスティバル」が
開催されます。
詳しいお話を山梨県立科学館の杉原孝彰さんに伺いました。

52b7e793bab51 プラネタリウムフェスティバル

2日目の午後4時からは、
森雄一のライブ投影もあります!
そのほか、楽しいプログラムが盛りだくさんです!

<宙の見どころ>
今日1月16日は満月。
この満月は、今年一番小さく見える満月となります。
月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道が楕円形であるため、
地球と月の距離は一定ではありません。
そのため、月は地球との距離が近いときには大きく、遠いときには小さく見えます。
1月16日午前10時53分、月が今年最も地球から遠ざかります(約40万7000キロメートル)。
午後1時52分に満月の瞬間を迎えます。
このときの月の視直径は約29分角で、今年最も小さく見える満月となります。
ただしこの時、日本では月がまだ昇っていません。
1月16日の東京の月の出は午後5時8分。

反対に今年最も大きく見える満月は8月11日です。
この日、午前2時43分に月が地球に最も近づき(約35万7000キロメートル)、
その直後の午前3時9分に満月の瞬間を迎えます。

2014年1月 9日 (木)

Vixenさんに聞いちゃいました♪

望遠鏡や双眼鏡といった、宇宙と私たちとの距離を縮めてくれる企業、ビクセン。
今回は、リスナーからいただいた質問を専門家の方にぶつけてみようという企画です。

Q:双眼鏡か望遠鏡でどちらを買うか迷っています。
  宙見には、双眼鏡と望遠鏡どちらがいいのでしょうか?

A: 初心者かどうかということより、何を見たいか、見たい対象が重要です。
  月のクレーター、土星の輪、木星のシマ模様などを見たいのであれば、望遠鏡。
  天の川の星、星の集まり、月の全体像を見たいのであれば、双眼鏡。
  肉眼よりも、多くの星を見たいという方、双眼鏡は星の多さを実感できて、
  夜空にこんな星があるんだと感動を与えてくれるはずです。


Q:どんな倍率のものがいいの?

A:倍率が大きいものがいいというわけではありません。
  倍率の大きい双眼鏡になると、大きく重たくなるため、
  手ぶれして安定しないため、目が疲れてしまうことがあります。
  見たい対象にもよりますが、6倍~8倍、10倍が初心者の方にはオススメです。
  6倍、8倍だと、月の全体、クレーター大きくは見えませんが、存在の確認できますよ。


Q:天文誌を見ていると、カラフルな星雲や、星団の写真があったりしますが、
  プレアデス星団や、オリオン座の大星雲はカラーで見えるの?

A:写真だとカラフルに見えると思いますが、実際望遠鏡で見るとカラーではなく、
  星の存在がわかる白黒で見えます。
  カラーで見えるのは、カメラの機能によるものです。


Q:簡単に天体写真が撮りたいんですが・・・

A:スマホと双眼鏡を組み合わせると、すごい写真が撮れるんです。
  いつもは横で見ている双眼鏡を、縦にして、携帯、またはデジカメのレンズを、
  目のかわりに、双眼鏡の除く部分にぴったりとつけ、
  もちやすいように固定して、空に向けてシャッターを押す。

ビクセンの本社は埼玉県の所沢にあります。
社員の方は、本社屋上から星を見ているそうです。
自分の会社で作った望遠鏡や双眼鏡で、自分の会社の屋上から星を見る。
なんともぜいたくなことですね。

ビクセンは、製品の製造販売だけでなく、
定期的に星見イベントも開催しています。
2月22日には、富士山の日に合わせて、山中湖でもイベントが行われるとか。
詳細は、ビクセンの公式ウェブサイトで後日、公開されるそうなので、
是非、チェックしてみて下さいね。
あなたと宇宙をさらに近づけてくれるイベントにも参加してみて下さい。

<星の見どころ>
昨日は上弦の月でしたが、雨で見られなかったところも多かったことでしょう。
でも、今日はお天気が回復しますから、月の出はお昼頃、
お仕事の帰りや学校の帰りに見つけてみて下さい。
先日1月6日には、木星が衝(しょう)を迎えました。
衝(しょう)というのは、地球を挟んで太陽と正反対に位置することで、
まさに今が絶好の木星観測のタイミングsign03
木星はふたご座の中にあって、太陽が沈むと出てきますから、暗くなったら見えてきますよ。
同じ惑星の金星は、今月11日以降は明け方の東の空に見えるようになります。
来週の成人の日は、お月様が今年最も北に位置するということで、
午後5時過ぎに最も北よりになるようです。高い位置ですね。
そのお月様と見頃を迎えている木星は、15日(水)に近づきます。
これもお見逃しなくsign03

 



  
  
  
  

2014年もあなたの宙見を応援!!

学校、保育園、幼稚園も始まり、いよいよ本格的に2014年がスタートsign03
森家では、新学期早々、忘れ物続出・・・忘れ物はありませんか?
天体イベントは忘れずにしたいものです。
今朝のYes!Morningからは、
Vixenの2014年カレンダーを3名様に♪

Image_4 
2014年の宙見のお供にぜひ!!
さすがVixen写真もとてもきれいです!

2014年1月 2日 (木)

2014年 初宙モリ~今年も見上げた年にしましょう~

いよいよ2014年がスタートsign03
果たして、今年はどんな天体ショーが見られるのでしょうか。
今年は、10月に見られる皆既月食以外は大きなものはないと言われています。
でも、そんなことはありません。
気ぜわしい日常から解放される瞬間、それは、夜空に瞬く星を見上げる時・・・
たった一つの星が見えるだけでも、その星はあなたに語りかけ、
あなたはそれに応え、大切な時間が生まれます。

今年もこのコーナーでは、すぐに実践できる星見を始め、
持っているだけで宇宙を感じるような天文グッズ、楽しい天文イベントなどの紹介、
さらには天文業界で働く専門家の話しも、うかがっていきます。
もし、取り上げてほしい天文現象やインタビューの相手など、ご要望があればお寄せください。

今日は、お正月の合間に見られそうな星空をご紹介しました。
まず、今夜は日没後、金星を見つけることから始めてください。
今日の日没は4時40分頃、天気予報通りだと、雲一つない南西の空に、
ひときわ明るく光る金星が見えるはずです。
6時頃、西の空に夏の大三角が沈もうとしています。
わし座のアルタイル、こと座のベガ、はくちょう座のデネブ。
暑かった夏の夜に真南に見えていた3つの星は、まだ冬の空にも見えているんです。

反対の東の空を見ると、冬の星座が出始めています。
おうし座を筆頭に、ぎょしゃ座、ふたご座、オリオン座、冬の星空は一等星が多いんです。
全部で21個ある一等星のうち、山梨から見えるのは15個、
そのほとんどが今の時期に見えます。
街明かりの多い東京からでも一等星はかなりの確率で見ることができます。

ご存知、三ツ星が縦横に並ぶオリオン座が南の空に見える頃、大体9時頃でしょうか、
三ツ星を囲む4つの星がありますが、
その左上はベテルギウス、その斜め左下に見える2つの明るい星を結ぶと正三角形になります。おおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオン・・・これが冬の大三角です。
シリウスとプロキオンが見つけられたら、
プロキオンから上に視線を移すと明るい星が2つ縦に並んでいます。
その下の星がふたご座のポルックス、そこから右斜め上に行くと、ぎょしゃ座のカペラ、
今度は右下に移動して、オレンジ色の星が見つかります。
おうし座のアルデバラン、そして、最後にオリオン座の四つ星の右下の星、
リゲルと言いますが、以上、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、リゲル、
6つの星を結ぶと六角形になります。これを冬のダイヤモンドと呼びます。
ただでさえ、宝石のようにキラキラしている星空に、こんな名前がついていると分かれば、
より魅力的に思えてきますよね。

夜中、寝る前に星を見る場合は、火星を見つけてみましょう。
地球のお隣に位置する火星は、金星や月同様に、太陽の光を反射して地球に光を送っています。日付が変わる頃に東の空から上ってきますが、春の星座、しし座の中にあります。
肉眼で見ても赤く見えるのでとても見つけやすいです。
星占いでは7月下旬から8月下旬生まれの方がしし座ですね。
こんなところからも、星とあなたとの結びつきが出てきます。
今の時期に生まれた方はやぎ座ですが、この時期、やぎ座は見えません。
やぎ座はちょうど太陽と同じ方向に見えているので、春になるまでちょっと待って下さいね。
星占いに興味のある方は、占いに出てくる星座を探しているとあることに気づきます。
それは、星座の並び方です。太陽の動く経路、黄色い道と書いて黄道(こうどう)と言いますが、
その黄道上に星占いの星座が並んでいます。
この時期であれば、ふたご座、おうし座、かに座、しし座、おとめ座、
こういった星座が弧を描いた一本の線で結べるんですね。

そして、ISS国際宇宙ステーション・・・
今夜も日没後まもなく甲府から見えそうですが、
最大高度が20度ととても低いので、
確実に見えそうなのは7日まで待った方がよさそうです。
7日(火)の日の出前、午前6時22分頃から28分頃まで、
南西から北東へと移動するISSが見えます。

OA曲:SpiCA / とくP Feat.初音ミク

<今週の星の見どころ>
2014年、最初の天体ショーとも言える、しぶんぎ座流星群、
ピークになるのが、4日(土)午前3時から4時とされています。
いわゆる流星群というのは、ある中心点から放射状に流れていくもので、
その中心となるのは、うしかい座のアルクトゥールスと北極星の間くらい、
しぶんぎ座という星座は昔の星座で、今は名前だけが残っているので、気にしないで下さい。
大体、北斗七星を中心としてみるイメージです。
3日から4日に日付が変わる頃には北斗七星が北東の空に見えてきます。
日の出は7時前ですから6時くらいまでだったら見えるかもしれません。
毎晩、どこでも、無料で見られる天体ショー、あなたの新しい趣味になるよう、
今年もこのコーナーが後押ししていきます。

森雄一 2014年初OA~♪

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「明けましておめでとう!今年もよろしく!」の気持ちを
この一枚に込めました。
忙しい朝のお時間ですが、お付き合いよろしくお願いしますsign03
Image_2 
初日の出の中のモーリーsun

 

2013年12月26日 (木)

嗚呼・・・年の瀬。

クリスマスが終わると、あっという間に年の瀬・・・
気持ちだけが焦ってしまいますね。

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クリスマスなんだか、年越しなのか、わからなくなってしまっている森さんsign02
今週のYes!Morningでは、2014年FMーFUJIオリジナルカレンダーを
毎日2名様にプレゼントしています。

FM-FUJIのカレンダーといえば、シンプルisベスト!書き込みがしやすい!と、
毎年大好評の壁掛けカレンダーです。
あなたの記念日&森さんならではの”来年のスケジュール”などを書き込んで、
モーリー仕様カレンダーに仕上げてお送りしますpen

ガシガシアクセスをnote

2013年12月20日 (金)

見えたよ!彗星と流星群★

2013年、最後の満月は、17日でした。
若干、雲がかかった中で幻想的な姿を見せてくれましたね。
無事、見つけることができたでしょうか?
今回は、この2週間の星見の成果です。
shineキラーンshine

まずは、ラブジョイ彗星。
個人的にもできる限り、毎朝早起きして双眼鏡片手に見てきましたが、
いまいち、見えたという確証が得られず・・・。
専門家のレクチャーを受けながら、高性能のガジェットで見てみたいということで、
私も会員になっている、六本木天文クラブのみなさんと朝一鑑賞会に行ってきました。

六本木ヒルズ、森タワーを拠点に、月に一度という頻度で、
専門家の講演会や森タワーの屋上を使っての星空観察をしている、六本木天文クラブ。
会費は無料で誰でも参加可能です。
ただし、森タワー屋上に登るために、別途料金が必要です。 

私は8日(日)早朝に参加しました。
4時半に到着しましたが、早朝とは思えないほど森タワー屋上はにぎわっていて、
200人近くの天文ファンが集まっていました。
若干、雲が出ていましたが、主催側は望遠鏡を西の空、双眼鏡を東の空にセットして、
西の空高く見えている冬の星座を解説するチーム、
東の空にはラブジョイ彗星という具合に、2つに分けていましたが、
それぞれ長い列を作って、大体1人1分くらい、望遠鏡や双眼鏡をのぞき込んで、
感激の声を上げたり、ご自慢の一眼レフで写真を撮ったりしていました。

並ぶこと1時間ほど、ようやく自分の順番が回ってきました。
ところが、いざというタイミングで雲が彗星を隠してしまい、
双眼鏡をのぞきながら願い、願い、そしてまた願い、
ようやく念願のラブジョイ彗星が姿を現しました。 

念願のラブジョイ彗星を見られて嬉しかったです。
私が見られた5時40分以降は曇り空・・・ギリギリの発見となりました。
今も夜明け前の東北東の空に見えています。
今月いっぱいは見えるチャンスがあるので、午前5時くらいまで、トライしてみて下さい。

そして、もう一つは、ふたご座流星群。毎年、年末に見えている流星群です。
今年は12月14日が極大日になっていましたが、14日(土)から15日にかけてトライしました。
14日の午後11時過ぎに自宅を出て、近所の観測スポットに陣取りましたが、
他にも何人か先着の人がいて、みんな真上を見上げていました。
午後11時半頃はなかなか見えず、ねばること15分、
ようやく一つ、きれいに大きな流れ星が見えました。
それからは数分に1回は見えました。
ふたご座を中心として北に西に、大きいものでは1秒以上見えましたし、
小さいものを含めて、1時間ほどの間に10個ほど見えました。
この日はふたご座の近く、おうし座当たりにほぼ満月の月が見えていたんですが、
なるべく月に背を向けるようにしてがんばって探してみました。

年内の天体ショーはほぼ終わりですが、冬の星座がきれいに見える今、
ただ、明るい星を見つめているだけでも十分にステキな時間を過ごすことができます。

OA曲:Twilight Zone / Golden Earring

<一週間の星の見どころ>

ふたご座流星群はほぼ見えなくなりましたが、22日に極大を迎えるのがこぐま座流星群。
北の空に見える北極星を中心に見えるものです。
最も見えるとされるのがクリスマス前の22日ですが、今は月明かりがあるので、
確認は難しいかもしれません。
でも、もし時間があるのであれば、22日、夜遅くに北の空を見上げて、
カシオペア座や北斗七星の一部を見つけて北極星を確認した上で、
北の空に繰り広げられる天体ショーをお楽しみください。

それから、年内に見える国際宇宙ステーションはいずれも日の入りの後です。
27日以降、31日まで毎晩見えそうです。若田宇宙飛行士は宇宙で年越し。
カウントダウンはどの国の時間でやるんでしょうか。