2021年9月 4日 (土)

2021年9月4日放送分

オープニング曲】This Is Me(from "The Greatest Showman")/Keala Settle

【エンディング曲】笑う人、泣いている人/かもめ児童合唱団

・店名/牛鍋処荒井屋総本店

・住所/〒231-0057 神奈川県横浜市中区曙町2-17

・紹介料理/牛鍋

・料理コメント/明治になると、欧米文化の輸入とともに

日本人の身体的にも体力的にも欧米列強の人達に劣らぬようにと

肉を食べることを推奨し始め,明治天皇がお肉をいただいたことが

新聞などで報じられると、一機にお肉を食べる風潮が高まってきました。

そんな中、横浜では牛肉を食べさせる牛鍋屋が出始めてきたのですが、

明治28年に創業された荒井屋もその走りのお店でありました。

と言うわけで、横浜と言うと、中華・洋食が思い浮かべる中で、

あえて牛鍋をいただこうとこの荒井屋総本店にやって参りました。

高級感あふれる木戸をくぐると建物沿いにエントランスがあり

入口が出て参りました。

1階はわりと大衆的なテーブル席と半個室席があり、

この日はスムーズにテーブル席に案内されました。

さて、注文のお肉はお写真にもございます1人前5,000円の特選牛肉です。

ところで、牛鍋といわゆる牛のすき焼きとは何がどう違うか?!

ですが、すき焼きは最初に,加熱した鍋に牛脂を引き、

お出汁と醤油・砂糖を合わせた割りしたを伸ばしながら

牛肉を1枚1枚それで加熱して召し上がります。

その割りしたで加熱味付けし最後にお肉の出汁が出たところで

野菜などを入れ煮込みます。

一方、牛鍋は最初から野菜や白滝などと一緒に牛肉を煮込む。

普通一般的な家庭で言うすき焼きは牛鍋のことだとわたしは思います。

まあ、いずれにせよ美味しいことには変わりがない。

お肉をいただきながら、よくぞこう言う美味しい料理を

開発してくれたと、遠く文明開化の時代に思いを馳せるのでした。

 

0904 お肉は程よくサシが入ってしつこくもなく上品なお味です

0904_2 これで2人前です

0904_3 卵を絡めていただきます

0904_4 先付(南瓜とタコの煮付け・伊達巻き風玉子焼き・サザエのガーリック焼)

0904_5 和牛肉のたたき(アラカルト)

0904_6 本鮪・白いか・カンパチのお造り(アラカルト)

0904_7 天ぷら盛り合わせ(海老・椎茸・春菊・南瓜・ししとう・大葉:アラカルト)

0904_8 デザートの抹茶最中アイスクリーム

0904_9 お手頃価格からお肉がいただけます

0904_10 街中なのに静けさを演出してくれる落ち着いたエントランス

090411 改装した本店本館入口