2019年6月29日 (土)

6月29日は竹川菓子店から

ここをクリックすると番組を聴くことができます。

湯村エリアを回ってきましたが、
ちょっとお腹が空いたので、
地元の方に愛されているお菓子のお店へ。

かすてら紅梅で愛されている、竹川菓子店です。

写真左から竹川徳子さん、
そして真ん中の中沢恵子さんにお話しを伺いました。

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お店は昭和33年に建ったもの。
外観が、昭和レトロな感じで、懐かしさも感じられます。

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かすてら紅梅は、小麦粉と砂糖と牛乳。
そして、ベーキングパウダーを少し加えて焼いたお菓子です。

毎日毎日、鉄板でひとつひとつ丁寧に焼いていきます。
作業場には、お菓子が焼ける、ふんわりと甘い香りがしていました。

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もともと、紅梅焼きというお菓子が、山梨では親しまれていますが、
竹川菓子店は紅梅を工夫して、「かすてら紅梅」として作っています。
他の紅梅とは、違う味わいがあると、多くの方に愛されています。

作業工程も見せて頂きました。
さまざまな形のかすてら紅梅は、鉄板の上でふっくら焼きあがります。

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最近は、ハート形も、作っているそうです。
1袋に2つくらい。
食べた人は、ハッピーになれるかも!

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私も食べさせていただきました。
口の中に広がる、お砂糖と牛乳の優しい香り。
素朴で、心がほっとするようでした。

なんだか、牛乳を飲みながら、食べたくなるなぁ。

お話を伺った竹川徳子さんは、87歳。
毎日の作業は大変ではないか、伺いましたが、
お客さんに喜んでもらえるから、
辞められないな、という言葉が印象的でした。

毎日が苦労の連続と仰っていました。
それだけお客さんの立場に立って考えて
良いものを作っていきたいという思いがあるのだろうなと
感じました。

そして、焼きたてを美味しく食べてもらいたい、
徳子さんの気持ちが込められているから、
優しい味わいなのかもしれませんね。
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さて、竹川菓子店の かすてら紅梅。
朝の6時から作っていらっしゃるそうですが、
なんと、午前中には完売になるそうです。
食べたい!と言う方は、どうぞお早目に。

来月からは、違うエリアをてくてくします。