甲府市の朝日通り周辺エリアを歩いている今月。
今週も、太宰治との縁がある場所へ行きました。
ここは、清運寺。
坂本龍馬との縁もあるお寺だそうです。
ご住職の田中宏昌さんにお話しを伺いました。
清運寺は、500年ほど前から一度も場所を
移っていないお寺です。
境内には、加藤清正をお祀りした、清正公堂があり、
清正公だけなく、多くをお祀りしています。
さて、こちらには、坂本龍馬の婚約者であった
千葉さな子のお墓があります。
坂本龍馬ファンの方がたびたび訪れ、桂浜の砂や
龍馬の小さな人形が供えられていましたよ。
そして、ここには太宰治にも縁があります。
清運寺は、太宰が石原美知子と結婚するまでの間、
清運寺の参道に面した、寿館という下宿屋に住んでいたそうです。
今の参道は、アスファルト舗装されていますが、
当時は、石畳でした。
その石畳が、こちらの境内に今は移転しています。
参道沿いに下宿がありましたので、
太宰も、きっと踏みしめている石畳です。
そう思うと、石畳にたくさん触れておきたいと思いました。
500年もの長い間、甲府の歴史を見守ってきた清運寺。
ぜひ訪れてみてください。
また来週もてくてくします。