本日の「山梨を食べよう」のコーナーではついにこのシーズンがやってきました!
「桃」をピックアップいたしました!!
今日は「日川白鳳」がスタジオに。
今年はもう終盤ですが早生品種の代表で、
果汁たっぷりでさわやかな甘さが特徴のとても美味しい桃です。
今回はこの桃を、簡単クッキング!
「材料3つ!簡単桃タルト」を紹介いたしました。
材料は
です。
サンドイッチ用食パンを麺棒で伸します。
麺棒が見当たらなければ、ラップをして手のひらで優しくまんべんなく押してください。
薄くカリッとした食感にするためにこの作業をします。
伸ばした食パンの風車を作るように3cmほどの切り込みをいれ、
ココット形などに入れオーブントースターで5分ほど焼きます。
焼けた食パンのカップのプリンのカスタードの部分をティースプーン2~3杯入れ、
カットした桃を乗せれば出来上がりです。
まず形が重要です。
縫合線と呼ばれる真ん中の線からできるだけ左右対称で丸い形のものがいいですね。
形がいいもので色がいいもの、果実の点、果点と呼ばれる白いそばかすがついているもの。
そんな桃を選んでいただければと思います。
これから白鳳、浅間白桃など美味しい品種がたくさん出回ります。
この季節ならではのおいしいフルーツなので、今年もぜひたくさん食べて頂きたいです。
桃は硬い状態、柔らかい状態、甘さは変わらないのでお好みの硬さで召し上がってください。
桃を柔らかくしたい場合は直射日光が当たらない常温で2日ほど置いて頂き、
食べる2時間前に冷蔵庫で冷やしてください。
桃は衝撃に弱く傷みやすいので早めに召し上がってください。
長期保存させる場合はコンポートなどの加熱調理や冷凍保存がおすすめです。
本日の「山梨を食べよう」のコーナーでは
「デラウェア」をご紹介しました。
ハウス栽培でのぶどうは4月から出回ります。
他のぶどうと比べてのデラウェアの特徴は、
まず1粒1粒が小さく甘みがとても強いのが特徴です。
名前の通りアメリカ生まれの品種です。
1850年代に命名され1872年頃に日本に伝わりました。
昔からとても馴染みのある品種です。
生で食べる他に、白ワインの原料として利用されます。
冬といったら、こたつでみかんの風物詩のように、
ぶどうの生産量日本一の山梨では、
夏といったらおやつはデラウェアで、特にお盆には欠かせない大切な果物です。
本来は種がある品種ですがジベレリン処理をして種無しにしています。
小さなお子様も自分一人で食べることができる、特に人気のある品種がデラウェアです。
今回の簡単クッキングはフローズンデラウェアヨーグルトを作ってみました。
無糖・加糖はお好みでヨーグルトをお好みの量用意してください。
そして、ぶどうは冷凍保存可能です。
凍らせたデラウェアを用意しました。
凍らせたデラウェアは皮を剥くのがとても簡単。
指の体温で皮が剥けますので、
ヨーグルトにお好みの量のデラウェアを混ぜて頂くだけの超簡単クッキングです。
ヨーグルトとデラウェアを軽く混ぜればできあがりです!
美味しいデラウェアの見分け方は・・
皮の色の赤紫色が濃く、皮に張りがあるもの。
軸の色ができるだけ緑色で枯れていないものが新鮮です。
また白い粉が付いているものが新鮮ですので、
ぜひ鮮度が良いぶどうを選んで食べてほしいと思います。
食べ切れない場合は冷凍保存!1か月くらい美味しく食べられます。
山梨を食べよう!
今日は、きゅうりをピックアップしました。
山梨では主にJA中巨摩東部管内やJA甲府市管内を中心に
県内各地で栽培されています。
きゅうりはウリ科の植物で、高温を好みます。
高温であれば一年中花を着け、実をならすことができるので、
暑い時期は家庭菜園で作ることができますし、寒い時期はハウスなど施設栽培で作っています。
【美味しいきゅうりの見分け方・・・・】
色が濃くハリとツヤがあるもので、
へたの下を触って硬いものは水分をしっかり含んでいる新鮮なものですので、
そういうきゅうりを選んでください。
【上手な保存方法・・・】
低温に弱いので、冷やしすぎに注意が必要です。
漬物などにアレンジするもの定番ですが、常温保存では1~2日、
冷蔵保存は水気をふき取り1本ずつ包んで立てて保存すると
1週間ほどおいしく食べることができます。
またきゅうりは水分が多いので、塩もみをし、小分けにしてラップに包んで冷凍保存。
半解凍して酢の物やサラダ、混ぜ寿司などに使って美味しく食べて頂きたいです。
そして、今回のスタジオ簡単クッキングは衝撃的!きゅうりドッグを紹介いたしました。
・材料
①きゅうりを1/2の大きさに切り、それを縦半分に切り、種の部分をスプーンでくりぬく。
②ツナとマヨネーズ、しお・胡椒をまぜ、
それにくりぬいた部分のきゅうりの水気を切ったものを混ぜる。
③ロールパンの真ん中に切れ目を入れ、バターを塗る。
④きゅうりのくりぬいた部分にツナをまぜきゅうりの蓋をして、パンにはさむ。
きゅうりの中、ツナぎっしり!
ぜひきゅうりドッグお試しください。
本日の山梨を食べようでは、トマトをご紹介しました!
今回スタジオには形の丸い大玉トマトの桃太郎、
中玉トマトのフルティカ、ミニとまとの千果とアイコの4品種が登場しました。
トマトはナス科で高温を好む植物なので、山梨の気候や、
たっぷり注ぐ太陽の光はトマトを美味しく育ててくれます。
今日はミニトマトを使った、トマトのハニージンジャー風を作りましたよ。
【材料】
ビニール袋の中で調理します。
トマトに半分まで十字に切り込みを入れます。
調味料をビニール袋に入れよく混ぜ、トマトを入れて味をなじませれば出来上がりです。
トマトをおいしくかつ、しっかり栄養をとれる食べ方は・・・
トマトの栄養といえば、何と言っても赤のリコピン。
リコピンはがんや動脈硬化を予防する働きがあると言われています。
リコピンは加熱しても壊れにくく相性が良いので、
生食以外にもソテーや炒めたり煮込んだりと加熱して食べることもおすすめします。
特に煮込み料理に使うと、トマトに含まれる旨み成分のグルタミン酸がだしとなってくれるので、
とても美味しく食べることができます。
お弁当にも便利なミニトマトは大玉、中玉に比べて
リコピン量、ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、食物繊維がより多く含まれています。
上手な保存方法は・・・
赤のリコピンを最大限に引き出したいので、
少し緑の部分が残っているトマトなどは常温保存すると追熟してリコピン量が増えます。
15度から23度くらいの直射日光が当たらない常温で夏場なら2・3日置いてください。
完熟したトマトはポリ袋などに入れて野菜室で保存をしてください。
トマトは寒さが苦手なので、
冷蔵庫で保存をすると低温障害を起こしてしまうので気をつけてくださいね!
本日の「山梨を食べよう」のコーナーでは、
「スイートコーン」、とうもろこしを紹介いたしました。
主力は5月~6月の早だしで出しているものになります。
山梨では甲府市、笛吹市、中央市、市川三郷町など
甲府盆地の中部から東南部とはじめ県内各地で栽培されています。
山梨のとうもろこしは産地で栽培されている品種が違いますが、
県内で多く栽培されているのはゴールドラッシュ、きみひめ、恵味のイエロー品種と、
甘々娘、ミルフィーユなどのバイカラー品種です。
山梨のとうもろこしだからこその特徴は、
甲府盆地の気象条件を活かした栽培が特徴で、春先の晴天率が高いため日照時間が多く、
ビニールのトンネルを利用することでスイートコーンの生育に必要な温度を確保できるんです。
また早出しだけではなく、夏の冷涼な気候を活かした夏出し栽培を八ヶ岳南麓、
富士北麓地域などの高冷地で行っています。
甘く美味しいスイートコーンを長く楽しむことができます。
おいしいスイートコーンの見分け方は皮の色の濃い緑でつやがあるもの。
ひげがふさふさ、しっとりしていて、濃い茶色になっているものがいいです。
スイートコーンは収穫後に糖度が急激に落ちてしまうので早く食べることが鉄則です!
買ったらすぐに茹でましょう!またひげや芯にも栄養が含まれているので、
ひげは調理して、芯は炊き込みご飯やスープを作る際に出汁として一緒に入れるといいです!
「とうもろこし」を使った上手なアレンジ法は?・・・
今年は簡単おやつでコーン蒸しパンをご紹介します。
混ぜてカップに入れてラップをかけて、電子レンジで500wで5分です。
加熱時間は調整してください。
本日の山梨を食べようのコーナーでは、「ヤングコーン」を紹介いたしました。
ベビーコーンとも呼ばれるヤングコーンは名前の通り、
スイートコーンの実が大きくなる前に取ったものです。
1本の株から2本、もしくは1本だけ収穫するように育てます。
が実際には3本以上1つの株に実が付くので大きく実を育てるために摘果したものが
ヤングコーンとして出回ります。
生の皮つきヤングコーンが食べられるのは、
山梨がスイートコーンの産地だから!
この美味しさを味わえるのは産地ならではの贅沢なんです(^^)
栄養面ではスイートコーンには炭水化物が多く含まれています。
また食物繊維が多く含まれ、エネルギー代謝に必要なビタミンB群なども含まれます。
ヤングコーンはスイートコーンと含まれる栄養に大きな差はありませんが、
未熟なのでスイートコーンよりも含まれる量が少し少ないことと、カロリーが低いです。
スイートコーンとは違う、食感や香りが味わえますし、
生のヤングコーンは期間限定の味です。ぜひ見つけたら食べて頂きたいです!
今日は電子レンジを使ったひげまで食べる焼きもろこし風ヤングコーンをご紹介しました。
スイートコーンでもひげは食べることができますが、
ヤングコーンは若採りしていますので、さらに柔らかく美味しく食べることができます。
ヤングコーンをひげを残すように皮を剥き、
耐熱容器でラップをかけて2分、焼きもろこしのたれをかけ、
ラップを取った状態でさらに1分から2分加熱してください。
焼きとうもろこしのたれは
醤油:みりん:砂糖大 = 2:1:1 で作ることができます。
適した保存方法は・・・
ヤングコーンは生の状態で保存するのはおすすめしないので、
購入したらすぐに茹でるなどの加熱をし、加熱後に冷蔵保存・冷凍保存をしてください。
本日、「山梨を食べよう」のコーナーではさくらんぼを紹介しました。
冬になると葉を落とす落葉果樹のさくらんぼは、
冬の気温が低く状態で一定時間過ごさないと育たない果物です。
国内でも東北や北海道で多く栽培されていますが、
山梨はさくらんぼ栽培の南限と言われています。
山梨では南アルプス市や甲州市、山梨市などで栽培が盛んです。
いろいろなビタミン・ミネラルを少量ずつバランスよく含んでいます。
さくらんぼの赤は抗酸化力のつよいアントシアニン。
ソルビトールという消化しにくい糖を多く含んでいるのでお通じが良くなると言われています。
お腹すっきり効果に期待がもてます。
ただし食べ過ぎには気をつけてください。お腹がゆるくなることがあります。
山梨では6月下旬ころまで楽しむことができます!
さくらんぼもとても有名な佐藤錦の他、大粒で甘くジューシーな紅秀峰など、
いろいろな品種がありますので、お気に入りの品種を見つけてほしいなと思います。
おいしいさくらんぼの見分け方は・・・
色が濃い物、つやがあるもの、軸がピンとしているものが良いです。
またさくらんぼは鮮度が落ちると味も落ちます。
日持ちしない果物なのでできるだけ早く食べてください!
保存する場合は新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室で。
それでも2日ぐらいを目安に召し上がってください。
食べ切れない場合は冷凍保存がおすすめです。
さくらんぼのアレンジ方法は・・・
今日はさくらんぼ酒をご紹介しました。
先週ご紹介した梅酢の作り方と同じ手順で作れる自家製酒です。
どの品種でも美味しくできますが山梨で多く作られている高砂は赤い色が強いので、
仕上がりが綺麗です。
材料は
さくらんぼは水に30分くらいつけて汚れをしっかり落とします。
軸を取って水気をよく切っておきます。
煮沸消毒した広口の瓶にさくらんぼ、氷砂糖、さくらんぼ氷砂糖と重ねていれ
ホワイトリカーを注ぎます。
冷暗所で2か月ほど寝かして頂ければ出来上がります。色が可愛いですよ。
本日、「山梨を食べよう」のコーナーでは梅を紹介いたしました。
野菜もですが木になる果実は、
年に一度しか実をつけないので季節を感じられるものですよね。
南高、古城(こじろう)などありますが、山梨と言えば何といっても甲州小梅です!
1個4~6g程度の可愛い梅です。
甲州という名前を冠しているように山梨に馴染みのある小梅です。
19世紀には小梅が世に出ていたという文書があり、
武田信玄にちなんだ伝説が残る古木が県内各地にあったりと、
梅栽培の歴史は古いようです。
梅は酸っぱい!そのすっぱいもとがおっしゃる通り、クエン酸です。
梅にはクエン酸の他にリンゴ酸などの有機酸が多く含まれています。
有機酸には疲労回復効果が期待できますし、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。
また梅はアルカリ性食品なので肉類などの食事が多い時、酸性になりがちですが、
梅にはそれを中和してくれる働きがあります。
梅は体にいいというイメージはその通りなんです。
甲州小梅はカリカリ梅と呼ばれる梅干しにして食べることが多いですよね。
小梅でもジャムやジュースも作ることができます。
今日は梅酢の作り方をご紹介いたしました。
【材料】
この分量が入る広口の瓶を用意してください。
作り方はとても簡単で、梅をよく水洗いし水を切っておきます。
広口の瓶に梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と交互に入れ、最後に酢を入れます。
作業はこれだけ!あとは冷暗所で保存をして時々瓶を動かして砂糖を溶かしてください。
1か月後、梅を取り出してください。
できた梅酢はお料理や炭酸水で割って飲んで頂いたりとアレンジができます。