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2015年8月10日 (月)

とにかく「祭り」だったのだ!!!

去る8月8日(土曜日)、エフエム富士 27周年 開局記念特番にお越し下さった皆様・

ラジオの前で参加して下さった皆様、誠にありがとうございました。

午後2時~7時の5時間という長丁場の特番でしたが、今回ボクは殆どスタジオには入らず、

5時間のほぼ全ての時間、会場のリスナーさんと一緒にお喋りしていました。

ご家族・ご夫婦・友達同士・先輩後輩・お一人様など、沢山の方と心を通わせる事が出来たと思っ

ております。

ボクの他の沢山のDJさんはフリマスペースにいらっしゃる事が多かったですが、なにぶんボクは

「わんこビスコ」担当現場最高責任者でしたので(何のこっちゃ分からん人は今週のKICKを聴い

て!)「ビスコ」開催の時刻までは余裕がありました。

なので、ボクの方から遥々遊びに来て下さったリスナーさんへ赴き、声をかけまくったんです。

いやぁ~~~しかし「人生に無駄な時間は無い」ってのは本当ですな。

大学時代、働いていた六本木のショーパブではショータイム以外は「接客」。

若い身空で情熱のライターという名の唯一の「武器」1本握りしめ、初対面の無駄にエラそうでオッ

かないお客様のテーブルへ飛び込み、震えながらトークのみでナンとか盛り上げて来たバブル

絶頂期!!

その黒歴史が・・・・・・・・・・・・・・嗚呼!!!!こんな大事な時にスッげえ役立つとは!!!!

水商売に感謝!過ぎ去ったモノマネブームに敬礼!!

であります。良くやった、昔のボク!

ところで。

「ラジオという物が何であるか?」の見解は世界中のリスナーに寄って違うでしょう。

「ライフライン」「BGM」「日常の欠片」「車内でのみ聴く物」「なんとなく点けちゃう」「主な情報源」

・・・・・・・・・・etc。

そして、それは発信する側のパーソナリティーに寄っても同じく、見解・思いは違うと思うんです。

これはこれまで番組で言った事は滅多にありませんが、ボク佐藤ドミンゴにとっての「ラジオ」とは

「エンターテインメント」以外の何物でもありません。

そして「エンターテインメント」=「非日常」という揺るがない方程式がボクにはあります。

つまり、お客さんを「非日常」の世界に引きずり込めてナンボだと思っています。

だからリスナーのみんなの「日常」を書いてくれたメッセージを、如何にボクが「非日常」に

瞬時に変換してレスポンス出来るか!?

そんな事を考えています。

でもコレはアホほど難しく、今現在のボクのトークは恐らく理想とは、かけ離れているでしょう。

「でしょう」と言ったのは実は何をもって、そのトークが「非日常」と言えるのかが分からないからで

す。

難し過ぎるからです。

死ぬまでラジオパーソナリティーをやる事が出来ても、この答えだけは永遠に出ない気がします。

だからこそ、永年続けている番組にも毎週本当に新鮮な気持ちで取り組めているのかもしれませ

ん。

これからもドミンゴの脳内にある物は毎週カラッカラになるまで出し続けて行くので、永~~い目で

見てやって下さい。ま、皆さんご存知の通り大した物は全くありませんがのぉ!!

そして特番エンディングでも言いましたが、ボクは何年か前から自分を取り巻く色んな生活シーン

の中で「エフエム富士で喋っている時」が一番楽しいんです。

ホントに「生きている」事を実感します。

今だから正直に。正直に!告白しますが数年前は色んな理由から番組に行くのがイヤでイヤで

仕方無く、毎週金曜の朝になると必ず体調が悪くなっていた事もありました。

そうして何とか番組を終え、身体を引きずる様にして中野のアパートに帰っていたんです。

それでも16年間も続けて来れたのは歴代スタッフが時には厳しく指導してくれ、時には温かく見

守ってくれ、完全に盾になってくれた方もいました。

そして勿論リスナーのみんながボクみたいなハンパ者を支えてくれたからに他なりません。

その結果、16年前にド新人で始めた頃の持ち前のアパッチ魂を45歳の完全無欠のオッさんに

なった今、再度毎日メラメラと研ぎ続けております。

相変わらず永遠の下手クソではありますが、これからも佐藤ドミンゴを、そしてエフエム富士をよ

ろしくお願い致します。

特番会場に来られた方、聴かれた方。そして都合でどちらも叶わなかったけどリスナーの方々。

今週のKICKでメッセージ沢山待ってるよ。

ありがとう!!!!!!

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