2019年11月 9日 (土)

11月9日はSADOYAワイナリーから

ここをクリックすると番組を聴くことができます

甲府駅北口から北東方面に歩いた場所にある、
SADOYAワイナリーへ伺いました。



お話を伺った、山本さんです。

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甲府駅から歩ける場所にある、SADOYAワイナリー。
始まりは、明治42年。
江戸時代より続く「油」佐渡屋が転業し、
大正6年にワイン醸造販売を手掛ける、サドヤを創業しました。

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食文化の欧米化を見込み、さまざまな苦労も乗り越えて
ワインの製造を始めたのですね。

サドヤワインの代表銘柄、シャトーブリヤン。
シャトーは、フランス語でお城のことや、
ワイナリーのことを指します。
そして、ブリヤンは、「輝く」という意味があります。

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飲んでみると、まぁなんともフルーティーな香り。
そして、飲み口はさわやかですが、ちょっとこっくりとした
食べ物と合わせると美味しいだろうな、というお味。

山本さんには、クリームコロッケやグラタンなどとも
合うんですよ、と教えて頂きました。

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オシャレなワインショップも、居心地が良くて
ずっと居たいくらいですが、
こちらにはワインショップだけではなく、
ワイナリーの見学もできます。

同じ敷地に、ワインの樽で作られた重たい扉を開けて
地下に行くと…

ひんやりとした空気と共に、
ワイン製造の工程を知ることが出来る資料が
並んでいました。

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この下にある写真。
こちら、展示の部屋…かと思いきや
なんと、この部屋はワインを醗酵させるための空間だったとのこと!
もともとは、四方が壁に囲まれているタイル張りの空間。
この空間の上に、小さな小窓があり、ここから葡萄を入れて
醗酵させていたそう。
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ここ、かなり広いんですよ。
大人30人は余裕で入れる、ちょっとした浴場のような感じ。

こうしてワインを作る工程を学びながら、
次に案内して頂いたのは、樽熟庫です。

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扉を開けると、ワインを開けたときのような、
葡萄とアルコールの香りが、ふんわりと漂っていました。

ここで、樽に入れて長期熟成保存されるワインが並んでいます。
私が、ちょっと驚いたのが、樽熟庫で行われる作業。
木でできた樽は、中にあるワインを吸ってしまうそうです。
そうすると、樽の中に空気が入る隙間ができてしまうので、
月に1回程度、樽にあるのと同じワインを補充するそうですよ。

ワインは手間をかけて育てられているのですね。
実は、ここ樽熟庫では結婚式ができるそうです。
ワインにも祝福されながら、一生の思い出がつくれますね。

SADOYAワイナリーは、ワインを買うだけではなく、
作るまでの過程を知ったり、新しいワインと出会ったりと
ワインの楽しさを知ることができますね。

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今日紹介した、ワインショップやワイナリーだけではなく、
レストラン レ・アンドールでは、季節の食材や山梨の食材を
使ったフレンチのコースも楽しめます。


結婚式だけではなく、SADOYAワイナリーでは
結婚パーティができますよ。
私も、(予定がないけど)結婚式したい場所が
見つかりました。(予定ないけど…)

なんだかステキな気分に浸りながら、
SADOYAワイナリーを後にしました。

また来週も、てくてくします。