梅雨の夜長に・・・・・思ふ。
昨晩「MAD MAX ~fury road~」を劇場で観た。
いつも山田洋二監督作品を鑑賞してはメソメソ泣いているオカマなので、アクション映画を観るのは
実に久しぶり。
いやぁ~~~オモシろかった!!!実にオモシろかった!!!
「痛快娯楽大作」って、ああいう作品を言うんだろうな。
だって、120分の上映時間殆ど全てが、スピード溢れるカーアクション!飛び出すドンパチ!
爆破に次ぐ爆破!!だけなんだもの。
そりゃ特に男子はたまらんでしょ。
俺ら世代はMAD MAX=メル・ギブソンなんだけど、さすがにお爺ちゃんになっちまっただろうか
ら、アクションは無理だわな。
今回のマックス役の痩せた曙みたいな役者が強えー。強過ぎる。
「MAD MAX ~fury road~」のテーマ(主題)はオレにとっては明らかに「故郷」。
オレは例えどんな所であれ、故郷の悪口を言うヤツは嫌いだ。
以前、富山で何年間か仕事をさせて頂いたが、その時のディレクターが自分の故郷富山の
悪口を言い倒す奴で一緒に仕事をしながら大嫌いだった。
例えば18歳まで故郷にいたとして、華々しく東京デビュー。
その後成功したとしても、自分のあらゆるセンスの半分が作り上がってしまう(と思う)18歳までの
故郷を悪く言う事は自分自身の悪口を言っているのと同じことなのだ。
まさに「天に向かって唾を吐く」行為その物だとオレは思う。
そこが清水の片田舎でも世紀末の荒れ果てた荒野でも、人間にとっては全く同じなのである。
だから人は故郷を破壊・滅亡させたヤツを許す事が出来ない。
で、「fury road」なのだが・・・。
おっとネタバレ寸前!
それでは、よしなに。さいなら。