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2013年6月21日 (金)

「金曜・銀幕屋」

親愛なるリスナーの皆様。
Dです。もとい銀幕屋の「もぎり・パンフ売り」です。
本欄ではコーナー直後に主(あるじ)が紹介致しましたフィルムの補足データやらを更新致しますデス。

「あるじ」が本日選んでしまったフィルムは「図鑑に載ってない虫」

Zukan_2

2007年公開、日活配給作品。
「小ネタの鬼才」三木聡 脚本・監督作品
伊勢谷友介、松尾スズキ、菊地凛子ら実力派俳優による「脱力系ロードムービー」です。

“俺”(伊勢谷友介)はフリーライター。
「俺」は仮死体験できるという「死にモドキ」を使った「死後の世界」の記事を依頼される。
友人でアル中のオルゴール職人「エンドー」(松尾スズキ)を誘い、「俺」は旅へ。
元SM嬢でリストカッターの「サヨコ」(菊地凛子)、ヤクザの「目玉のおっちゃん」(岩松了)
弟分の「チョロリ」(ふせえり)と合流しながら旅は続く。
そして臨死体験ショーに潜入した「俺」は、ショーに出ている「半分男」から、
「師匠」と呼ばれる男が「死にモドキ使い」の末裔だ、と聞きだす。
「俺」と「エンドー」は「師匠」が住む、ホームレスだらけのナゾの島に上陸。
はたして「死にモドキ」とは…いったい??

「ハチ・クロ」から本作、そして「クローズドノート」「明日のジョー」へと、
様々なジャンルのフィルムに挑戦する主演の伊勢谷友介さんは
シネマトゥデイでの本作のインタビューで…
「セオリーを無視した、いい意味でくだらない映画」と語っております。
「いい意味で」…使える言葉ですね。

また、三木聡監督ならではの本作ではありますが、ひとつ「小ネタ」を。
2007年6月の本作劇場公開直前のOA「帰ってきた時効警察」最終回(三木監督)で
松尾スズキ氏演じるオルゴール職人「エンド―」が出演するという「小ネタ」をかましております。

「図鑑に載ってない虫」DVDでリリースされております。
ステキな映画と共に楽しい週末を・・・