2018年10月 2日 (火)

10月7日放送 第七十五回は 江戸川乱歩 作『覆面の舞踏者』

20180525  (TAKEGONさん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。


第七十五回放送は 江戸川乱歩 作『覆面の舞踏者』です。

前回の乱歩作品「疑惑」が、そうとうドキドキとして面白かったと感想があったものですから、
間を空けぬうちに、ドキドキ作品の登場です♪

江戸川乱歩(えどがわらんぽ)1894-1965
本名、平井太郎(ひらいたろう)。大正12年、「二銭銅貨」でデビューしました。
明智小五郎や小林少年が登場する、怪人二十面相や少年探偵団が有名ですが、
じわじわと怖さが来る、推理恐怖小説とも呼ぶべき世界こそ、乱歩の本領発揮かと。

この作品は、1926(大正15)年1~2月に新潮社の「婦人の国」の掲載され、
1926(大正15)年9月に発行された春陽堂「創作探偵小説集第四卷」に収録されています。

秘密結社のようなクラブ「二十日会」に新入会員として入会した主人公。
毎月1回、不可思議にしてエキサイティング、エロティックな会が催されるのですが、
入って5ヶ月目の会というのが・・・41815 お聴きくださっての あなたの御感想 お待ちしています。
メールアドレス
sunset@fmfuji.jp
へ どうぞ。

さらに。この番組ブログの扉のサンセット写真は いつも夕陽・夕焼け・夕景を掲載しています。
最初の頃は、無料の壁紙を貼っておりましたが、
最近、投稿していただいた写真を載せさせてもらっています。
あなたも、綺麗だなぁ〜というサンセット写真が撮れたら、ぜひ。

sunset@fmfuji.jp
へ 送ってくださいね〜〜♪


日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。

東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
その他 全国の皆様は、LISMO WAVEや radiko.jpプレミアムでお楽しみくださいね〜♪

スマホやパソコンで聴けるアプリradiko.jpプレミアムでは、タイムフリー機能で、聴き逃しても 1週間以内なら いつでも聴くことが出来ます。
_______________________________________________
【 追記 】
御感想をいただきましたので、掲載いたします。

ラジオネーム:甲府市の四弦蟲(よんげんむし)さんから

こんにちは、もこサン。「覆面の舞踏者」聴きました。
一言だけ感想を…
興奮しました(笑)!

トラックで待機中にウトウトしながら聴いていたんですが…
だんだん興味もち、目を閉じながらその状況を想像して…
興奮しました(笑)!
数字の「1」と「7」分かりづらい書き方する人いますよね〜…

ラジオネーム:江戸川のオルカさんから

ラジコで聞いています。江戸川乱歩のお話、ワクワクしながら拝聴いたしました。
まず、お金持ちが集まる秘密結社というのが、すでに、怪しげな響きがありますね。
仮面を被った異性とダンスを踊り、お酒を飲むという趣向は、
男性なら誰でも憧れてしまう設定ですが、
もし自分がそういう場面に遭遇したら、きっと尻込みしてしまいそうです。
次回も楽しみにしております。

 




2018年9月25日 (火)

9月30日放送 第七十四回は 竹久夢二 作『大きな蝙蝠傘』『先生の顔』『大きな手』

20180510 (TAKEGONさん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

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第七十四回放送は 竹久夢二 作『大きな蝙蝠傘』『先生の顔』『大きな手』の3編です。

20141011takehisaten04
美人画で知られる竹久夢二(1884年(明治17年)9月16日 - 1934年(昭和9年)9月1日)は、
詩人でもあり、彼の書いた「宵待草」という詩には曲がつけられて大衆歌としてヒットしました。
また、童話も 当時の少女誌に多く書いています。

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今回お届けする3編は、いずれも 研究社から1926(大正15)年12月に出版された『童話 春』に収められています。
大正期の女の子に 竹久が求めた優しさや慎ましさが描かれているのではないでしょうか。


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さて。小川もこ が生で語る「ものがたり」

10月18日(木)19:30から、甲府市の名刹 甲斐善光寺さんでおこなう「二人会」

なんと。。3週間以上も前に チケット完売となってしまいました。
多くの御予約をいただき、まことにありがとうございます。
近くなって予定がわかったら。と思っていらっしゃったかた、申し訳ありません。
精一杯 良い時間をお届けできるようがんばります。

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【 追記 】
いただいた御感想です。

新潟のタケゴンさんから

もこさま
9月30日の放送では「大きな手」が印象に残りました。

父は大工だったので、手はゴツゴツで腕は締まった筋肉と血管がクッキリと浮き出た、
いわゆる「職人の手」でありました。

 父は引退直後、くも膜下出血で倒れ、即手術・入院になりました。
看護師さんが(当時は看護婦と呼んでました)「お父さん、働き者だったんですね」
と言いながら、注射器をさしてたのを思い出します(血管が出てると看護師さんは嬉しいみたい)。

それを言われるたびに父が褒められたような気がして嬉しかった記憶がよみがえりました。
ボクはもうじき父が倒れた歳になりますが、健康に留意しつつがんばっていこうと思います。
ありがとうございました<(_ _)>

「二人会」のとき、山梨の夕日を撮るのが楽しみです(^_^)/~

2018年9月18日 (火)

9月23日放送 第七十三回は 芥川龍之介 作「女仙」「ピアノ」「女」

Img_8658_2822_5 (富士川十兵衛さん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
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第七十三回放送は 芥川龍之介 作『女仙』『ピアノ』『女』の3編です。

芥川龍之介(1892年(明治25年)3月1日 生- 1927年(昭和2年)7月24日死去)は、
東大在学中に同人雑誌「新思潮」に発表した「鼻」を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになりました。
王朝もの、近世初期のキリシタン文学、江戸時代の人物・事件、明治の文明開化期など、さまざまな時代
の歴史的文献に題材をとり、スタイルや文体を使い分けた、たくさんの短編小説を書いています。

本日は、まさに その芥川お得意の短編の中でも、特に短い作品を3つお届けします。

『女仙』は、昭和二年二月に書かれた超短編で、たいへんユーモラスな作品。
岩波文庫「蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇」に収められています。25977152_1

『ピアノ』は、「新小説」に、1925(大正14)年5月に発表されたエッセイのような作品。
横浜の山手を歩いていると、廃墟にうち捨てられたピアノが独りでに音を発するのを聴いた「わたし」は...

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『女』は、大正9年4月に書かれた作品で、「解放」に1920(大正9)年5月に発表されました。
雌の蜘蛛が主人公です。119作中の前半で、雌蜘蛛は、ほとんど「悪」そのもののようです。
しかし、後半、徐々に彼女の母性が描かれていきます。
「女=悪」という芥川の母性観は、彼の出生七ヶ月にして実母が発狂したことによる母親の欠如、
伯母の厳しい教育などから、恐ろしいイメージもあったのでしょうか。

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さて。

10月18日(木)19:30から、甲府市の 甲斐善光寺さんで、「二人会」をおこないます。

FM-FUJIのパーソナリティーで落語家さんでもある三枝亭二郎さんと 小川もこ による「二人会」です。

ご本尊を背にしての、荘厳な雰囲気もあって、昨年秋に開催し大好評を博した公演の第二回目。
二郎さんの抱腹絶倒&感動を呼ぶ創作落語で、まずは大笑い♪

それに続く 小川の語りは 今年は森鴎外の「高瀬舟」をお送りします。
40分以上の長さの 原作そのままのノーカット版で、
もちろん台本は持たずに全部そらんじて、語ります。

喜助のおこなったこと、これは いったい罪なのか?
もしも自分だったら...と考えさせられる名作です。
ぜひぜひ お誘い合わせの上、お越しくださいね。

2018年9月11日 (火)

9月16日放送 第七十二回は 太宰 治 作『ヴィヨンの妻』後編

Photo_4 (柚子さん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

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第七十二回放送は 太宰 治 作『ヴィヨンの妻』後編です。

20161226120123026254_fa40343ed08e43
前回の前編を聴いていらっしゃらないかたのために、簡単なあらすじを。

” 放蕩の詩人・大谷の妻 さちは、ある深夜、慌ただしく帰宅した夫の気配で眼を覚まします。
追いかけるように来訪した中年男女をジャックナイフで脅し、夫は外の闇へ逃げ去ります。
さちは、その後、中野の小料理屋を営んでいるという夫婦の二人から 夫が この3年、
まったく金を払わずに店の酒を呑んでいるばかりか、その夜、店の運転資金である5,000円を
わしづかみに盗んでいったことを知らされるのでした。
自分がきちんと後始末をつけるからと、その夜は夫婦に帰ってもらったものの、
なんの思案もなく、翌日電車に乗ると、その中吊り広告で夫の名と掲載されている論文のタイトル
「フランソワ・ヴィヨン」の文字を見つけ、なんとも哀しくなるのでした。"


さて、さちは、その後、中野の店に行って、どんな解決策を見出すのでしょうか。
夫婦は、いったい どうなっていくのでしょう。

「ヴィヨンの妻」後編をお楽しみください。

ぜひ。お聴きくださっての御感想 お待ちしています。
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東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
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追記:
【 番組をお聴きくださった御感想 】

オガッチさん

二週に分け太宰治作品が聴け楽しかったです。
中でも「ヴィヨンの妻」はダメな旦那のせいで苦労する妻の話でありますが、
どこかユーモアを感じ大好きな作品ですね。
ちょっと長めな作品ですがサンセットシアターで読まれた事に感激です。。

再び太宰作品をこの番組で取り上げられたら嬉しく思います。。

2018年9月 4日 (火)

9月9日放送 第七十一回は 太宰 治 作『ヴィヨンの妻』前編

Img_8658_2822_1 (富士川十兵衛さん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 日本文学の名作をセレクトして 朗読させていただきます。


第七十一回放送は 太宰 治 作『ヴィヨンの妻』前編です。

この番組で一番登場回数の多い作家、太宰ですね〜
彼の作品は、人間の機微、男女の機微が 哀しいほどに深く描かれているので
読むほどに惹かれていってしまいます。

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筑摩書房から出されていた総合雑誌『展望』の1947年3月号に発表された中編小説です。

ある程度 編集いたしましたが、それでも長いので、今回は2週に渡って、
前編・後編に分けて朗読します。

酒と女に溺れ、家庭を顧みず自堕落な日々を送る貧乏詩人・大谷(おおたに)。
その妻、さちの視点から語られていく物語です。

監督 根岸吉太郎のメガホンによって、映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』として
主演、松たか子・浅野忠信で2009年10月に公開されていますので、
ご覧になったかたもいらっしゃるでしょうか。

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「ヴィヨン」とは、作中の詩人・大谷が雑誌に書いたという論文のタイトルで、
15世紀に実在したフランスの詩人フランソワ・ヴィヨンの名。
大谷もフランソワ・ヴィヨンも、どちらも放蕩詩人。
そんなところから、この小説のタイトルを『ヴィヨンの妻』としたのかもしれません。

太宰 治 本人をそのまま投影させているかのような詩人 大谷。
ほんとうにダメな男。。。
そう思いつつ、女というのは、そういうダメンズに惹かれるものなのか。
さち 自身も次第に変わっていく その姿に、読むほうがハッとさせられます。

まずは前編を聴いてみてください。

ぜひ。あなたの御感想を お待ちしています。
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さて。サンセット・シアターを愛してくださっている皆様へ

小川もこの語る「ものがたり」、目の前でLIVEで聴いてみませんか?

10月18日(木)19:30から、甲府市の 甲斐善光寺さんで、「二人会」をおこないます。Katari20181018_a
FM-FUJIのパーソナリティーでもお馴染みの高杉J二郎さんは、
創作落語を得意とする落語家さんでもあります。高座にあがる時の名前は、三枝亭二郎さん
その二郎さんと 小川もこ による「二人会」です。

昨年秋に開催し大好評を博した公演の第二回目。
二郎さんの軽妙洒脱、抱腹絶倒にして感動を呼ぶ創作落語と、
小川の語りは 今年は森鴎外の「高瀬舟」をお送りします。
以前、このサンセット・シアターでも取りあげましたが、その時は20分の長さに編集したのです。

甲斐善光寺さんでは、その倍の40分以上の長さのノーカット版で、もちろん台本は持たずに、
全部そらんじて、語ります。

島流しにされる罪人・喜助のおこなったこと、これは いったい罪なのか?
深い愛情に貫かれた兄・喜助の行動に、もしも自分だったら...と考え込んでしまいます。
ぜひぜひ お誘い合わせの上、お越しくださいね。

詳細はこちらを。

御予約はこちらから。

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追記:
【 お聴きくださった御感想 】
オガッチさん

「ヴィヨンの妻(前編)」を聴かせて頂きました。
太宰作品の中でもかなり好きで思い入れがある作品です。
もの語り冒頭で4人の登場人物が出てくるのですが、うまく配役を演じ読まれてたように思います。
この「ヴィヨンの妻」も自身を主人公に投影させてるせいか、
大谷という「だめんず」をうまく描いてておもしろいですね♪

後編も楽しみにしています。。

2018年8月28日 (火)

9月2日放送 第七十回は 江戸川乱歩 作『疑惑』

Img_20180818_184057_312_822 (山中湖村 ヨッシーさん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

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第七十回放送は 江戸川乱歩 作『疑惑』です。

Img_3585
江戸川乱歩(えどがわらんぽ)は、1894年(明治27年)三重県に生まれ、
1965年(昭和40年)に亡くなった推理小説作家です。
数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、
『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がけました。
代表作は『人間椅子』、『黒蜥蜴』、『陰獣』など。
1954年には乱歩の寄付を基金として、後進の推理小説作家育成のための「江戸川乱歩賞」が創設されました。    
戦後は推理小説専門の評論家も勤め、日本推理作家協会初代理事長であった乱歩は、
実際に探偵として、探偵事務所に勤務していた経歴も持っています。

ペンネームの江戸川乱歩は、19世紀のアメリカの小説家、エドガー・アラン・ポーに由来してるんですね。


今回 お届けする「疑惑」は、1925年、大正14年、「写真報知」に発表された中編小説です。
Img_3580 父が殺された。深夜一時ごろ、家の庭で斧か鉈のような刃物で頭を割られたのだ。
母、兄、おれ、妹... ―家族全員に疑いが掛かった。。。

「おれ」が、友人に、その捜査状況を、日を追って語って聞かせていくという設定で、
2人の会話だけで構成されています。

さて、父親は、いったい誰に、どのようにして殺されたのか。。。
あなたは、その謎が解けるでしょうか?

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【追記】お聴き下さったかたからの御感想です。

cloverラジオネーム カドヨシです(神奈川在住です)
毎週 サンセット シアター楽しみにしています

 もこさん 「疑惑」ききましたよ
おもしろい (お話の内容はおもしろい話ではないですけれど)
むしろ いったい誰が犯人!!
って ドキドキしながら聞き入りました
2人の 演じわけが見事で 向き合って こそこそ 話しているような場面 想像 しちゃいました

犯人は 本当に斧の事わすれていたのかぁ 
事故が起きる前までは 斧の存在 わすれていたとしても 
置き忘れた斧が原因で お父さんが亡くなった時点で
思い出すだろうに~って 疑いながら聞いちゃいました

でも おもしろいので また江戸川乱歩 聞きたいです
よろしくお願いしまぁす  (GOOD DAYの語りがなくなつたのが ちょっと残念)

 

cloverラジオネーム: オガッチ

江戸川乱歩は好きな作家の1人ですが「疑惑」は読んだ事がありませんでした。
やはり推理モノでありながらも江戸川乱歩が書くとおどろおどろしいですね(笑)
次男が探偵を気取りながらも、まさかのまさか自身が犯人だったとは。
驚きのどんでん返し。そして、もこさんの鬼気迫ってくる読み方も良かったです。。

 

2018年8月22日 (水)

8月26日放送 第六十九回は akiko作「ジャズを詠む」part2

5 (富士川十兵衛さん撮影)
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第六十九回放送は ジャズシンガーの akiko が書きました
『ジャズを詠む 〜 人生を幸せにする、25のスタンダード・ナンバー』
第二弾です。

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前回にお送りしたのが大変好評だったので、今回、2度目の登場!
同じ本から別のエッセイ3編をお送りします。

曲は、
アキコ「スパルタカス〜愛のテーマ」
江利チエミ「テネシーワルツ」
ビリーホリデー「Come Rain or Come Shine」です。

akikoさんや この本についての詳細は、こちらのページをご参照ください。

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2018年8月 7日 (火)

8月12&19日放送 第六十七回 六十八回は 小手鞠るい 作『ある晴れた夏の朝』

20180522 (T.SUSUMUさん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
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第六十七回放送、第六十八回放送は 8月12日8月19日
終戦記念日を挟んでお届けする今回は、
小手鞠るい が書きました『ある晴れた夏の日』です。

Img_2880
1956年3月に岡山県備前市に生まれた小手鞠さんは、1996年からニューヨーク州ウッドストックに移り住み、
アメリカにて素晴らしい文学を書き続けていらっしゃいます。
そのジャンルは、詩集、恋愛小説、絵本、児童書、ノンフィクション、エッセイと多岐にわたっています。
近年は、「アップルソング」「炎の来歴」そしてこの「ある晴れた夏の日」と、
戦争を言及する中で、心打たれる作品が多く、いつも新作の上梓を心待ちにしている小川です。

この作品「ある晴れた夏の日」は、中学生・高校生ぐらいを対象としたYA(ヤングアダルト)ジャンルとして
今年の八月に偕成社から出版されたばかりの新刊本ですが、
感動した私は読んですぐ、朗読させて欲しいと小手鞠さんにお願いし、ご快諾をいただきました。

物語は、アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非を、
公開討論会でディベートしていきます。
主人公のメイは日系アメリカ人、肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざま。

原爆投下肯定派は、この4人。
ノーマン(アイルランド系)、ケン(日系)、ナオミ(ユダヤ系)、エミリー(中国系)

Img_2883

一方の原爆投下否定派は、この4人。
ジャスミン(ハワイ州)、メイ(日系)、スコット、ダリウス(アフリカ系)Img_2881

彼らによって、どんな討論がおこなわれるのか?

メインテーマは原爆の是非ですが、それぞれの登場人物のおかれた立場から、
真珠湾攻撃、日中戦争、ナチズム、アメリカマイノリティなどにも話が及んでいきます。

日本人同士による原爆論議ではなく、対戦国であったアメリカの いまの若者たちによって
語られていくのも、感慨深いと思います。

Img_3215

広島平和記念公園にある、この慰霊碑がとても重要なモチーフとなってきます。

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_________

【追記】いただいた御感想です。

radikoで聞いています。

もこさんご無沙汰しております。

 久しぶりに、サンセットシアターを拝聴いたしました。

 小手鞠るいさんの「ある晴れた夏の朝」

 原爆投下に関する討論という、とても難しいテーマを丁寧に描いていると感じました。

 特に、“過ちは繰り返しませんから”の主語に関しての説明は、今の日本の若者にも是非聞いてもらいたいと感じました。

 考え方を押し付けるのではなく、せめて年に一度、夏の日に原爆や戦争のことを“見つめ直す”こと、それが私たち、‘今を生きる人類’としての責任だと痛感いたしました。

 本作品は、是非いろんな言葉に訳して、世界中の人の心に、触れられるようにしてほしいと思います。

 ステキな作品をありがとうございました。これからも、楽しみにしております。

 まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛ください。

 江戸川のオルカ 拝

__________

8/23 小手鞠るいさんの「ある晴れた夏の朝」を聴いて

 テーマは戦争・原爆投下という深刻なものですが

高校生を主役にすることによって 柔らかいタッチで、すっと入ってきました。

 様々な国の若者が、それまでに受けた教育によって

「自国の行いが正しい」と考えてしまうのは

当然でしかたないことかもしれません。

でも、人間社会の中にある「真実」は違って

いることに気づき、未来につなげてゆく…

心の中で「そうだ!そうだ!」と拍手して

しまいました。

 アメリカに住む日本人作家

そんな小手鞠さんだからこそ、書くことができた

とっても尊い素敵なお話でした。

 

中学生・高校生に是非読んでもらいたい本です!

東京都世田谷区 ラジオネーム   チャンプ

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radikoのエリアフリーで聴いています。

「あやまちはおかしませんから」

と日本人が言うのはおかしい。そんなふうに思っています。

サンセット・シアターで聞いているときは

「なるほどそういう解釈もあるのか」

と眼からウロコがおちそうになったけれど、

原爆を落とされた立場からは咀嚼できません。。

 もっとも、あそこまでコテンパンにやっつけられないと

「降参」といえない、あの頃の日本の中枢にいた人たちが
もっと悪いような気もしますし

東京大空襲があったころに「降参」するべきだったと思っても、

たらればのハナシでありますね。。

こういう考えさせられる作品を、これからも楽しみにしています。

新潟県新潟市 タケゴン

2018年7月31日 (火)

8月5日放送 第六十六回は 阿久悠 作『甲子園の詩』

20180510 (TAKEGONさん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。


第六十六回放送は 8月5日。
今回 は、阿久 悠 が書きました『甲子園の詩』から5編の詩です。

20120730073244

昭和の大ヒット曲を 世に多く送り出した偉大な作詞家ですね。

日本レコード大賞での大賞受賞曲は作詞家として最多の5曲
1971年「また逢う日まで」尾崎紀世彦、1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二、1978年「UFO」ピンク・レディー
1980年「雨の慕情」八代亜紀
日本レコード大賞の作詩賞受賞は「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス、「熱き心に」小林旭など
7回で最多記録となっています。

阿久 悠(あく ゆう)さんは、1937年2月7日  2007年8月1日)は放送作家、詩人、作詞家、小説家で、本名、深田 公之(ふかだ ひろゆき)。淡路島の出身です。第2回横溝正史ミステリ大賞、第45回菊池寛賞受賞。紫綬褒章、旭日小綬章を受章されています。

阿久さんは、直木賞候補となり映画化もされた小説『瀬戸内少年野球団』を書いているように、
野球を とても愛していました。

Img_2764 今日、朗読するのは、1979年から2006年にかけて、スポーツニッポン新聞に連載された『甲子園の詩』を5枚組のCDにしたブックレットの中から5編の詩とそれにまつわるエピソードです。
阿久 悠さんが、夏の甲子園の期間中 毎日、その日最も印象に残った試合 に詩を綴ったもので、CDでは、詩の朗読を軸にして、実況やナレーションも交えたラジオドキュメンタリー風の構成で、まるで あの頃ラジオから聴いていたかのような感動が味わえるものとなっています。

興味をもたれたかたは、こちらから。CDで全編の詩と実況を聴いてみてくださいね。

お聴きくださっての御感想 お待ちしています。
メールアドレス
sunset@fmfuji.jp
へ どうぞ。

さらに。この番組ブログの扉のサンセット写真は いつも夕陽・夕焼け・夕景を掲載しています。
最初の頃は、無料の壁紙を貼っておりましたが、
最近、投稿していただいた写真を載せさせてもらっています。
あなたも、綺麗だなぁ〜というサンセット写真が撮れたら、ぜひ。

sunset@fmfuji.jp
へ 送ってくださいね〜〜♪


日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。

東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
その他 全国の皆様は、LISMO WAVEや radiko.jpプレミアムでお楽しみくださいね〜♪

スマホやパソコンで聴けるアプリradiko.jpプレミアムでは、タイムフリー機能で、聴き逃しても 1週間以内なら いつでも聴くことが出来ます。

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【追記】いただいた御感想です。

clover山口県 かーや

野球が好きな、元高校球児の母です。

もこさんの朗読する5編の詩を聴きながら。知らないうちに涙が流れていました。

どうして、高校野球はこれほど人を引きつけ、自分の高校時代や子どもの高校時代にタイムスリップできるのでしょう。

どうして、こんなに熱くなれ、さわやかになり、こころが震えるのでしょう。

阿久さんの詩にそのヒントがあったように思います。

今年は100回の記念大会。平和な世だからこそ、甲子園に若人が集えます。

被災したところからの代表も、「普通。日常」をかみしめながらグランドに立ちます。

甲子園に出場できた選手も出られなかった多くの選手もその家族も、みんなみんな愛おしい。

がんばれー‼

2018年7月24日 (火)

7月29日放送 第六十五回は 平林初之輔 作『夏の夜の冒険』

_mg_7365_3 (富士川十兵衛さん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。


第六十五回放送は 7月29日。
今回 は、平林初之輔 が書きました『夏の夜の冒険』です。

サンセット・シアター初登場の作家です。

5191csgeql
平林初之輔は、1892年 京都府竹野郡深田村生まれ。早稲田大学英文科を卒業し、初期プロレタリア運動の理論派として活動し、著作に「無産階級の芸術」などがあります。
評論家、推理作家、翻訳家でもあり、「新青年」に参加し、自作を発表する一方、ヴァン・ダインを「グリイン家の惨劇」の訳で日本に紹介しました。
1931(昭和6)年、パリで開催された第一回国際文芸作家協会に日本代表として出席しましたが、
同じ年、出血性膵臓炎のためフランスで客死しました。

今日お届けする作品、『夏の夜の冒険』は、1930(昭和5)年に新潮社の「文学時代 第二巻第九号」9月号に発表された短編です。

現代に通じる深刻な「幼児虐待」が、この小説のテーマになっています。
親を選べない子と、親になる資格のない女。

お聴きくださっての御感想 お待ちしています。
メールアドレス
sunset@fmfuji.jp
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さらに。この番組ブログの扉のサンセット写真は いつも夕陽・夕焼け・夕景を掲載しています。
最初の頃は、無料の壁紙を貼っておりましたが、
最近、投稿していただいた写真を載せさせてもらっています。
あなたも、綺麗だなぁ〜というサンセット写真が撮れたら、ぜひ。

sunset@fmfuji.jp
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日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。

東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
その他 全国の皆様は、LISMO WAVEや radiko.jpプレミアムでお楽しみくださいね〜♪

スマホやパソコンで聴けるアプリradiko.jpプレミアムでは、タイムフリー機能で、聴き逃しても 1週間以内なら いつでも聴くことが出来ます。

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【追記】いただいた御感想です。

cloverこんにちは、フクフクフッキーです。

平林はつのすけが書いた、「夏の夜の冒険」を聴いて、ただただ、ハッピーエンドであってほしい、少年が亡くなったのは、夢であったと終えてほしかったが、物語であろうと、現実であろうと、胸が痛むのは嫌ですねえ。

ハッピーエンドになる物語をチョイスしてもらいたいな。