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2018年11月13日 (火)

11月18日放送 第八十一回は 海野十三 作『空気男』

1 (富士川十兵衛さん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。

今回 朗読するのは、先週に続いてこの作家、海野十三が書きました『空気男』です。

前回は少年小説だったので、今度は大人向けに書かれたSF小説をお届けしますね。
Img_0 海野十三(うんの・じゅうざ)は、1897年((明治30年)生まれの
日本での SFの始祖となった小説家です。

徳島出身の彼は、その後、神戸一中(現兵庫県立神戸高等学校)を卒業後、
早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電務局電気試験所に勤務しながら、
機関紙などに短編探偵小説を発表し、1928年(昭和3年)、雑誌『新青年』から依頼を受け、
探偵小説「電気風呂の怪死事件」を発表して本格的な文壇デビューを果たしたのです。

理系の海野十三らしい、今回の作品・・・でしょうか。

朗読する「空気男」は、 丘・丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)の名で、
「モダン日本」に1937(昭和12)年1月~8月、10月~12月に発表された作品。Cfcd4b37df5d64f9
奇想天外な展開、戦前ナンセンス・ユーモアとも言うべき、SFショートショートです♪
主人公は、発明家の 清家博士。
入り婿養子で恐妻家の彼にとって、細君は、とっても怖い存在。
そこで、妻から逃れるために、透明人間になるこをを思いついた!
さぁ、清家博士は いったいどうなるのか??

お聴きくださっての あなたの御感想 お待ちしています。
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sunset@fmfuji.jp
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さらに。この番組ブログの扉のサンセット写真は いつも夕陽・夕焼け・夕景を掲載しています。
最初の頃は、無料の壁紙を貼っておりましたが、
最近、投稿していただいた写真を載せさせてもらっています。
あなたも、綺麗だなぁ〜というサンセット写真が撮れたら、ぜひ。

sunset@fmfuji.jp
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日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。

東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
その他 全国の皆様は、LISMO WAVEや radiko.jpプレミアムでお楽しみくださいね〜♪

スマホやパソコンで聴けるアプリradiko.jpプレミアムでは、タイムフリー機能で、聴き逃しても 1週間以内なら いつでも聴くことが出来ます。
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御感想をいただきました。

フクフクフッキーさん:
私も、ふわふわと風に流される空気男になりたいなあ。
体はバラバラにはなれないけど、心はバラバラですね。
日々の人間関係に疲れることもありますね。
ふわふわ風に流され、どこか遠くに行きたくなるなあ。
それでも、今を生きるしかないんですよねえ。
何もかも忘れて、ふわふわできたら楽しいのかなあ。
明日も仕事頑張るかあ。