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2018年11月 6日 (火)

11月11日放送 第八十回は 海野十三 作『骸骨館』

20180528_1(TAKEGONさん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。

今回 朗読するのは、海野十三が書きました『骸骨館』です。

Dbjug64a_400x400 海野十三(うんの・じゅうざ)は、1897年((明治30年)生まれの
日本での SFの始祖となった小説家です。
本名、佐野昌一(さの しょういち)。徳島市に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に
『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家として
デビュー。
以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残しました。
太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受けます。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、無二の親友であった作家の小栗虫太郎(おぐり むしたろう)の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごしました。
1949年(昭和24年)に結核のため逝去。53歳でした。

筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布していますが、丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆しています。

111010929280001
今日、朗読する「骸骨館」は、
朝日新聞社から発行していた「こども朝日」の1946(昭和21)年10月1日号
で発表された少年小説です。

仲良し5人組が思いついた、楽しい遊び。
たちまち子供たちの間で、注目の的になっていきます。
夢中になって、真剣に遊びに取り組む少年たちが味わった、ひと夏の冒険談。
映画「スタンド・バオ・ミー」に通じるようなワクワクする世界、お楽しみください。

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最初の頃は、無料の壁紙を貼っておりましたが、
最近、投稿していただいた写真を載せさせてもらっています。
あなたも、綺麗だなぁ〜というサンセット写真が撮れたら、ぜひ。

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