2021年12月 4日 (土)

2021年12月4日放送分

【オープニング曲】5’1/Greta Isaac

【エンディング曲】きらり/藤井 風

・店名/はつ花本店

・住所/〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本635

・紹介料理/お蕎麦

・料理コメント/箱根でお蕎麦と言ったらはつ花本店だそうです。

地元産の自然薯をつなぎに使ったお蕎麦はコシの強さを出しています。

お店の店名「はつ花」の屋号は江戸時代に作られた歌舞伎・浄瑠璃の

箱根霊験躄仇討(はこねれいげんいざりのあだうち)」の主人

公勝五郎を支えてきた貞女はつ花の名前が由来となっているようです。

貞女とは一心にこころをつくす女性のことを言うそうです。

さて、朝の10時には開店するこのお店は、

宿泊者がチェックアウトしてから立ち寄るお客や、

今から箱根を周遊する観光客とで、早々賑わっております。

この日いただきましたのは、先ずは熱燗の日本酒、

おつまみに天ぷらの盛り合わせ、地元小田原の板わさ、

自然薯とろろのつけ蕎麦と熱い天ぷら蕎麦です。

やはり、早川の川沿えに位置するこの風情あるお店でいただく

プリプリのかまぼこをおつまみにお酒という贅沢な時間は

何物にも代えがたく感じられます。

天ぷらの盛り合わせは海老、蕎麦、なす、南瓜などが盛られていて

全く油のしつこさはありません。

カラっとしてとっても美味しいです。

細めに切った付け蕎麦はとってもコシが有り、

蕎麦の風味を伝えてくれます。

自然薯の粘力も半端じゃなく主張しています。

そばつゆも甘くなく蕎麦の風味を引き立ててくれています。

一方、熱い天ぷら蕎麦は蕎麦嫌いな方でも柔らかさのなかにも

しっかりとすんなりいけるコシでスルッと食べれてしまいます。

大ぶりの海老天もしっかり火が通り海老の甘さと

弾力のある食感とで楽しませてくれます。

このお店の人気看板メニューに先ほど出てきました

貞女蕎麦という物があります。

今回はいただきませんでしたが、

お蕎麦の上に自然薯と玉子の黄身が乗り、蕎麦つゆがかかっています。

軽くお蕎麦をサクッといただきたい方には都合の良い一品ですね!!

と言うことで、美味しくいただかせていただきました。

ごちそうさまでした。

 

1204 とろろそばのお蕎麦

1204_2 自然薯を使った濃厚なとろろ

1204_3 大きな海老が二尾カラッと揚がって乗っています

1204_4 地元小田原産のかまぼこは弾力がありぴりぷり、これをワサビ漬けでいただきます

1204_5 おつまみで注文した天盛り お蕎麦,なす,海老,カボチャが盛られています

1204_6 早川を渡って湯場滝通り沿いにお店はあります

1204_7 趣のある店先です

1204_8 お店の全景

1204_9 はつ花の由来を語る店主の能書き