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2015年4月24日 (金)

宙のモリモリ~日本宇宙開発の地 国分寺~

日本の宇宙開発の父」と呼ばれる糸川英夫教授が、戦後初のロケットを完成させていますが、
糸川教授がペンシルロケットの発射実験を行ったのは、東京の国分寺です。
国分寺では、街中に、「日本の宇宙開発発祥の地」という旗があちこちに見られます。

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今月上旬には、水平発射・水ロケット大会が開かれ、小中学生の親子175組が参加しました。
他にも、初代ペンシルロケットと同じサイズの、ペーパークラフト教室が開かれ、
それを実際に飛ばしたりと、これも大好評だったとか・・・。

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こちらには、うちの子どもたちも参加したんですが、
ペーパークラフトで作るペンシンルロケットは、空気入れを使ってみんなで飛ばしました。
うちの子は7メートルを記録sign01
うちに帰ってからもずっと遊んでました。

また、キャンセル待ちが出るほど人気になった講演会や、
公民館で行われた企画展もありました。

その名も、ペンシルロケット60年目の待ち合わせin国分寺flair
会場にはペンシルロケットの実物が展示されていたり、
当時の実験映像やロケットの変遷の展示など、非常にためになるものばかりで、
小惑星探査機はやぶさが、小惑星イトカワから持ち帰った微粒子も展示されました。

私は、この企画展の最終日に行きました。

Photo_4手作り感溢れる入り口に思わずnoteあったかいんだから~~note
子どもからお年寄りまで幅広い世代の人が熱心に展示に見入っていました。

Photo_6国産ロケットの進化がわかります。ペンシルロケットからH2Aへ。

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全国から集められたという、ペンシルロケットの実物は、本当に小さいんです。
これが今のロケットの元だということに驚きますし、もしペンシルロケットがなかったら、
今の宇宙産業はここまでの発展があったのか?
そして、何よりも宇宙への入り口まで連れて行ってくれるロケットが、
私が住んでいる三鷹のすぐ横の国分寺から始まっていることが嬉しかったです。
今回、取材に応じていただいた国分寺市役所の方々も、
自治体の宇宙への取り組みに誇りを持って、楽しんでいるのがすごく伝わってきました。

国分寺市では、今後も宇宙に関するいろんな取り組みを行っていきます。
星空観望会、ロケット打ち上げのパブリックビューイング、
宇宙飛行士の講演会など・・・企画しているそうです。
これらは、地元市民の方に参加していただくのはもちろん、
他のエリアからの参加も大歓迎なんです。
山梨で聞いているあなたも、国分寺の宇宙イベントに参加OKgood
是非、一度、国分寺市のホームページをご覧下さい。
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/

そして、最近、話題になっているふるさと納税ですが、
市民以外の方も国分寺市に寄付をすることができます。
そして、寄付をして、希望者には、ペンシルロケットのレプリカがプレゼントされます。

<天文部>

この一週間の課題は、星新一の作品を読んでみよう!
読んでみましたか?
私は、ショートショートの「宇宙のあいさつ」という文庫本を読みました。
作品数としては1000を超える星新一作品。
ショートストーリーは、電車の移動時に特に読みやすいですよ。

次の課題は・・・
なにがなんでも、星or月を見つけよう!

今週は、いいお天気が続きそうです。
この一週間は、星空を見ることなく過ごした方が多いと思うので、
リハビリも兼ねて夜空を見上げて、何かを見つけてください。
そのレポートをお待ちしています。
「半月を見ました!」「春の大三角、夏の大三角見ました!」「こと座流星群見ました!」
なんでもいいんですが、ただ見て、きれい!だけじゃダメです。
何を見ているのか理解したうえで観察し、報告をしてきてくださいね。

キレイな星空、見えますようにshine

4月24日(金)プレゼント☆

糸川英夫がペンシルロケットの発射実験を行ったことから、
宇宙開発発祥の地として知られる、東京都国分寺市より、
ペンシルロケットのペーパークラフト、記念のシールと
缶バッジの3点をセットにして、5名様にsign03

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富士本栖湖リゾートで開催中の富士芝桜まつりの入園券を3組6名様にsign03
http://www.shibazakura.jp/


↓応募はこちらから↓
Yes!Morining リクエスト&メッセージ
ご応募お待ちしていますnote

2015年4月23日 (木)

朝クラ~編曲クラシック④~

4月は編曲クラシックを選曲してお届けnote
歴史あるクラシックを現代のアーティストが自分たちなりの解釈で、
新たな命を吹き込んでいるナンバーをセレクトしています。
今日は、女子十二楽坊の「新古典主義組曲」。
モーツァルトの交響曲第40番から第1楽章、
ベートヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章、
そしてロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」の序曲。
めまぐるしく楽曲が変わりながらも、しっかり繋がっている素晴らしいアレンジです。

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中国の女性12人組の楽団、女子十二楽坊。
中国の代表的な楽器、胡弓を全面に、不思議と郷愁を誘うメロディで、
2003年の日本デビューアルバムが200万枚以上のセールスを記録し、
日本でも大ヒットしたのは、記憶に新しいことでしょう。


2015年4月17日 (金)

宙のモリモリ~星野新一賞~

ショートショートでおなじみの作家星新一さんの名を冠にした文学賞「星新一賞」をご紹介pencil
つい先日、第2回星新一賞の受賞作品が発表されました。
主催しているのは日本経済新聞社です。
日経新聞社が文学賞とは、意外ですよね?

第2回星新一賞の応募期間内にエントリーのあった作品は、
一般、ジュニア、合わせて1,954作品、予想を大きく上回ったそうです。

第2回星新一賞受賞作品は、日経グループの電子書籍ストア、
日経ストアで無料でダウンロードできます。

こういった受賞者の中から、いずれ作家となる人も出てくることでしょう。
是非、読んでみて下さい。

第3回星新一賞についても準備が進められているようです。
詳細はまだ発表されていませんが、公式サイトでチェックしてみてください

<星新一賞の公式サイト>

課題は、「牛の中の金星を見つけよう」でした。
日没前から西の空に見える金星のそばには、おうし座があります。
プレアデス星団と金星が近くにあるにもか関わらず、この一週間は、私はダメでした。

次の課題は・・・星新一の作品を読んでみよう!
今日は、SF作家の星新一賞をご紹介しました。
宇宙のストーリーも数多く手がけている、星新一さんの作品に触れてみてください。
図書館で借りるも良し、書店で購入するも良し、
とにかく星新一の宇宙関連のストーリーを読んでその感想を送ってください。
森雄一のオススメは「ショートショート」です。

 

2015年4月10日 (金)

宙のモリモリ~光図~


子どもから大人まで、宇宙に興味を持つ人をガイドしてくれる高梨直紘さん。
いろんな学会に出席し、観望会でもガイドをするマルチな才能をお持ちの方です。
私は取材で何度もお世話になり、何度も夢のある話しをうかがっています。
これまでに手がけた、宇宙図、太陽系図、そして光図、どれも難しく(笑)、
でも、この中に私たちの地球があるんだと思うと、より「宇宙」に住んでいると
感じられるのです。
この度、発表した光図は、2015国際光年を記念したもの。星見をする際には
邪魔になる光、かといって、光がなければ私たちは生活できません。何が光なのか、
光で何が分かるのか、ポスターであり教科書である光図を是非、ご覧あれ。

紹介サイトはこちら。
http://www.pcost.or.jp/pg42.html

P.S. 
インタビューで「天プラ」という言葉が出てきましたが、
天ぷらではありません。
天文学普及プロジェクトの略称で、興味のある方はメルマガ会員になれますよ。
名の知れた天文学者の方も会員なので、そんな人からフラッとメールが来たりします。
私も会員です。

<天文部>
皆既月食をチェック!この課題はいかがでしたか?
残念ながら東京も山梨も満月は見えませんでいた・・・。
部員の皆さんからの報告も、
「見えなかったよ~。」「ネットで見ました~。」が全ててでした。
次回は、2018年1月まで待ちましょう。
それでは、気を取り直してsign01
天文部、次の課題は、牛の中の金星を見つけようsign03
現在も、日没の頃見えるのが金星です。
この一週間、金星はおうし座の中にあります。
おうし座の有名な星団といえば、プレアデス星団、すばる。
その、すばると金星が並ぶのが今週です。
肉眼でも見えますが、双眼鏡で見れば、その近さに驚くことでしょう。
7倍から10倍程度の双眼鏡で見つけてみてください。
時間は大体7時~8時です。

2015年4月 9日 (木)

朝クラ~4月は編曲クラシック②~

4月は編曲クラシックを選曲してお届け♪

今日は、チャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」から「花のワルツ」を編曲した、
RENEGADES STEEL ORCHESTRA の WALTZ OF THE FLOWER。

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スチールドラム、またはスチールパンと呼ばれる楽器をご存知でしょうか?
ドラム缶の底のようなものを叩くもので、身近にあるものが楽器になった代表格。
これを武器に大所帯バンドを結成しているのが、RENEGADES STEEL ORCHESTRA、
カリブ海唯一の産油国トリニダードトバコ出身の愉快なグループです。
彼らのすごいところは、オリジナル以外に、クラシックの名曲をスティールパンで奏でるところ。
日本でも人気が高く、小さい街にもフラッと演奏旅行に出かけるフレンドリーなグループです。

2015年4月 7日 (火)

宙のモリモリ~東北で宙活~

東日本大震災から4年経った今、郡山のプラネタリウムに行ってきました。
震災時は、被災者の一次避難場所ともなり、
郡山駅横という立地条件もあって
早々に機能を取り戻したこのビル。
最上階を見ると、大きな丸い何かが・・・・

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球体の中からの眺め。

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世界で一番地上から高いところにあることで、
ギネスに認定されています。

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お邪魔したときには、となりのトトロを歌っている井上あずみさんのコンサート後の
サイン会が行われていて、ちょっと得した気分>

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郡山ふれあい科学館スペーズパーク
福島県郡山市駅前二丁目11番1号(ビッグアイ20~24階)
TEL: 024-936-0201 
http://www.space-park.jp/index.html

2015年3月27日 (金)

宙のモリモリ~山梨県立科学館の最新プラネタリウム番組~

大科学展開催中の山梨県立科学館。
そのスペースシアターで上映中の最新番組「きみが住む星」
こちらをご紹介しました。

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世界を旅する男性が恋人に宛てた手紙を通して、
奇跡の星「地球」を情景豊かに描くストーリー。

脚本は、このコーナーではおなじみの宙先案内人高橋真理子さん。
音楽は、FM-FUJIのレギュラープログラム「Seed Of Life」パーソナリティ、
シンガーソングライターの池田綾子さん。

7月12日まで毎日上映されています。

http://www.kimi-yamanashi.com/

天文部~第26回部会~

この一週間の課題は、熊の親子を見つけてみよう。
北の空に見えるおおぐま座とこぐま座に注目しました。
おおぐま座は比較的簡単だったと思いますが、こぐま座はどうでしたか?
甲府の空では、難しかったかもしれませんね。
光害がある地域では、肉眼で見るには限界があるので、
そんなときは、ぜひ双眼鏡を使ってくださいね。

次なる課題は・・・
cherryblossomcherryblossomshineshineを一緒に楽しもう!!

年度末となる今週は、ちょっと肩の力を抜いて、
夜桜を楽しみながら星空も見上げてみてください。
来週末が満月となりますから、この一週間はお月様も見えます。
月と桜、星と桜・・・自然のコラボレーションを楽しんで、
新しい星見の世界に触れてみてください。

ここで、お知らせ~sign01
来月より、「宙のモリモリ」が毎週金曜日のレギュラーコーナーとなります。
それに伴い、天文部の部会は毎週金曜日9時5分~「宙のモリモリ」のコーナー内で行います。
引き続き、天文部の活動に励んでくださいね♪

2015年3月20日 (金)

鉄ちゃん道、どう?~北陸新幹線見てきました!~

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新幹線の撮影スポットは、撮影する人の数だけありますが、
私、モーリーからのオススメは、JR王子駅横、飛鳥山公園の展望台。
在来線を見下ろし、ほぼ同じ目線で新幹線をレンズに収めることができます。

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北陸新幹線は確かに見た目は地味。
でも、人間と同じで見た目じゃないんだよ!

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