ちょうど一週間前、9月19日中秋の名月が見られました。
今年、開局25周年を迎えたFM FUJIでは、
開通50周年という身延山ロープウェイとのコラボレーションによって、
身延山の山頂でのお月見を行いました。
身延山山頂は1,153メートル、見てください!この絶景!
お天気にも恵まれました~。
50年の歴史を重ねてきた身延山ロープウェイ、
山頂まで7分の空中散歩、迫力満点です。
今回は、大型の望遠鏡も用意したので、スタッフ、
星のソムリエ 星空公団の武井咲予さんとともに、
5時前には山頂に登って、会場となる奥の院の休憩所で準備に取りかかりました。
望遠鏡を組み立てている最中に、武井さんが早くも満月を発見。
この日の月の出は、5時20分頃、
富士山に向かって左側の裾野から、ややピンクがかった満月が登ってきました。
集合時間前の出来事・・・参加のみなさんとみたかった~。
感動のシーンをスタッフ一同で見守りながら、準備を続け、
あっという間に受付時間、続々と参加者のみなさんが山頂に上がってきました。
いよいよ、「森雄一と中秋の名月お月見会」スタートです。
まずは、私、森雄一から月の楽しみ方をお話ししました。
7時になり、展望台でお坊さんがお経を上げるとのことで、
みんなで聞きにいきました。
日蓮宗総本山である久遠寺がある身延山、
ここで聞くお経と明るい満月、何ともステキなひとときでした。
再び会場へ戻り、今度はスライドを使った武井さんによる星空レクチャーです。
武井さんは最近、天体写真を始めたそうで、
ご自身で撮影した美しい写真を使って、
星空の魅力を語ってくれました。
さて、肝心の中秋の名月ですが、
最初から最後までまったく雲に隠れることなく、煌煌と光っていました。
スタッフのスマホでも、こんなに明るくはっきり写りました。
参加した方の中には、三脚に設置したカメラで何枚も写真を撮っていたり、
肉眼でぼんやり眺めていたり、撮った写真をFacebookに投稿いたりと、
それぞれ楽しんでくれていたようです。
よかった
よかった
私、森雄一は・・・というと、
今回、用意した望遠鏡はすべて自分であわせなければならなかったタイプだったので、
常に動きながら望遠鏡をいじっていたんですが、
そのおかげでみなさんとお話することができました。
お母さん、娘の親子で参加された方は、娘さんが興奮しっぱなし
カメラ持参で参加されたご夫婦は、笑顔でカメラに張り付いていました。
月の写真をアップで撮りたいという男性は、
望遠鏡の接眼レンズにスマホを近づけてがんばってましたが、
果たしてちゃんと撮れたんでしょうか?
最後は、みんなで記念撮影。
いい思い出になりました。
さらに、この日は、Yes Morning水曜日担当の浅利そのみさん、
Good Day金曜日担当の野村富美江さん、
火曜日のNEWSデスク藤森えり子さんも参加してくれました。
3人の登場が会場に華を添えてくださいました。
野村さんは昨年に続いての参加で、
「どうしても行きたい」と、スケジュールを前倒しで参加してくれました。
浅利さん、野村さん、藤森さん、ありがとうございました。
それから、Good Day月曜、火曜日担当の鈴木ダイさんも、
「別の曜日だったら行けたのに」と残念がってくれて、
DJ仲間も興味を示してくれたのも嬉しかったです。
身延山ロープウェイとしては3回目の中秋の名月のお月見、
今回初めてちゃんと見えたお月見会になったそうでなによりでした。
8時に現地解散しましたが、
それぞれ帰りのロープウェイからも、満月を楽しめたことでしょう。
OA曲:Moonlight Serenade / Chicago
<一週間の星の見どころ>
満月から一週間経って、明日は半月ということは、
この一週間は月明かりが少なくなるので、星がきれいに見えます。
季節は秋へと移り、夏の星座は南から西へと移りつつあります。
夏の大三角が夏の星座の目印であれば、秋は四辺形が目印になります。
ペガスス座とアンドロメダ座の一部で構成された四角形をベースに、
北に南に視線を移すと、目立つ星や星座が次々と見つかります。
ちょっと夜更かしをすれば冬の星座も見えてくるので、
雲一つない夜はちょっと夜更かしして明るい星を見つけてみてはいかが?