I'm"アナロギスト"
毎週、アナログ時代の名盤の中からお奨めのアルバムをピック・アップして
リスナー・スタッフの皆さんと一緒に聴いてみるI'm"アナロギスト"のコーナー。
2013年最後の一枚はボク木河のこだわりのアルバム。1976年リリースの
「James Brown / Bodyheat」。
ファンキー・プレジデントを始めリスペクトを込めた多くのニック・ネームを持つ彼JB.。
その中でも「The Hardest Working Man In Show Business」と称される通り、
その音楽活動に対する思いが人一倍強かったというJB.そんな彼のエピソードは数限りない。
例えば、まだブレイクする前にインタビューを受けたDJやお世話になった人たちのことを、
相手の人たちは憶えている筈がないと思っていたにもかかわらず、JB.はフルネームで
覚えていて、「あの時はありがとう」と語ったというというエピソードなどは、
単に記憶力が優れているだけではなく、JB.のショウ・ビジネスに対する強い気持ちが
なせる技と言って良いのではないでしょうか?!
マイケル・ジャクソンやプリンスがファンとして憧れ続け、マイケルのダンス・パフォーマンスや
プリンスの音楽性にも多大な影響を与えたJB.。
彼が逝去する直前に病床で話した、マネジャー、チャールズ・ボビットは、
葬儀のスピーチで、JB.が最後まで仕事のことを気にしていて、マイケル・ジャクソンや
プリンスとしなければならない仕事があると最後に話したことを明かしています。
死の間際までショウ・ビジネスのことを考えていたという彼ジェームス・ブラウン。
そんな彼が、亡くなる2006年12月25日の前日、緊急入院したアトランタの病院、
エモリー・クローフォード・ロング病院でJB.の担当医として働いていたのは、
偶然にも、あのマイケル・ジャクソンの主治医として疑惑とともに有名になった
コンラッド・マーレーだったというのも何かしら因縁めいたものを感じざるを得ません。
現在、日本で購入出来るJB.のアルバムは395枚。正にKIng Of Funk![]()
今日、番組で聴いて頂いたのは以下の2曲でした![]()
M1) Bodyheat
M2) Woman
<DJ 木河 淳>
