3月17日放送 第九十八回は 楠山正雄 作「和尚さんと小僧」「たにしの出世」
毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。
今回 朗読するのは、楠山正雄 作『和尚さんと小僧』『たにしの出世』の二編です。
楠山正雄は、(1884年11月4日 - 1950年11月26日)は東京出身、
大正から昭和の戦後初期にかけて活動した 演劇評論家、編集者でまた、児童文学者です。
東京専門学校(現在の早稲田大学の前身)英文科卒。
評論家、公正係、百科事典の編集など、1938年まで出版社で正社員として在籍、
芸術座で台本を手掛け、母校の早稲田大学でも近代演劇について教鞭を執ったこともあります。
児童書の翻訳の公正係を担当したことを機に、児童文学の編集・翻訳・再話を関わるようになり、
全集シリーズの編纂、自らも創作に携わる過程で、鈴木三重吉が立ち上げた『赤い鳥』にも参与します。
演劇・辞典編集・児童文芸の三分野で創造的編集の才を尽くし、多くの基礎を作っています。
演劇では、「近代劇選集」「近代劇十二講」「ファウスト」「楠山正雄歌舞伎評論」
翻訳では、「家なき子」「ふしぎの国のアリス」「イソップ物語」、
自らの創作では「苺の国」「二人の少年と琴」などがあり、
なかでも「日本童話宝玉集」の日本昔話は、以後何度も再刊・再録されています。
今日、お届けする一つめ「和尚さんと小僧」は、まるで、一休さんの世界♪
けちな和尚さんと賢い小僧の小話二つのエピソードで成り立っていますが、
今回はその第一話を朗読します。
美味しい飴を食べて欲しくない和尚が「食べたら死ぬ」と言ったのを逆手にとった小僧は・・・
もう一つの「たにしの出世」は、童話春秋社から、1948(昭和23)、
1949(昭和24)年発行された『日本童話宝玉集(上中下版)』に収められています。
一寸法師にも通じるようなお話ですが、微笑ましく聴いていただけるのでは?
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日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。
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