8月5日放送 第六十六回は 阿久悠 作『甲子園の詩』
毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。
第六十六回放送は 8月5日。
今回 は、阿久 悠 が書きました『甲子園の詩』から5編の詩です。
昭和の大ヒット曲を 世に多く送り出した偉大な作詞家ですね。
日本レコード大賞での大賞受賞曲は作詞家として最多の5曲
1971年「また逢う日まで」尾崎紀世彦、1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二、1978年「UFO」ピンク・レディー
1980年「雨の慕情」八代亜紀
日本レコード大賞の作詩賞受賞は「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス、「熱き心に」小林旭など
7回で最多記録となっています。
阿久 悠(あく ゆう)さんは、1937年2月7日 2007年8月1日)は放送作家、詩人、作詞家、小説家で、本名、深田 公之(ふかだ ひろゆき)。淡路島の出身です。第2回横溝正史ミステリ大賞、第45回菊池寛賞受賞。紫綬褒章、旭日小綬章を受章されています。
阿久さんは、直木賞候補となり映画化もされた小説『瀬戸内少年野球団』を書いているように、
野球を とても愛していました。
今日、朗読するのは、1979年から2006年にかけて、スポーツニッポン新聞に連載された『甲子園の詩』を5枚組のCDにしたブックレットの中から5編の詩とそれにまつわるエピソードです。
阿久 悠さんが、夏の甲子園の期間中 毎日、その日最も印象に残った試合 に詩を綴ったもので、CDでは、詩の朗読を軸にして、実況やナレーションも交えたラジオドキュメンタリー風の構成で、まるで あの頃ラジオから聴いていたかのような感動が味わえるものとなっています。
興味をもたれたかたは、こちらから。CDで全編の詩と実況を聴いてみてくださいね。
お聴きくださっての御感想 お待ちしています。
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日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。
東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
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【追記】いただいた御感想です。
山口県 かーや
野球が好きな、元高校球児の母です。
もこさんの朗読する5編の詩を聴きながら。知らないうちに涙が流れていました。
どうして、高校野球はこれほど人を引きつけ、自分の高校時代や子どもの高校時代にタイムスリップできるのでしょう。
どうして、こんなに熱くなれ、さわやかになり、こころが震えるのでしょう。
阿久さんの詩にそのヒントがあったように思います。
今年は100回の記念大会。平和な世だからこそ、甲子園に若人が集えます。
被災したところからの代表も、「普通。日常」をかみしめながらグランドに立ちます。
甲子園に出場できた選手も出られなかった多くの選手もその家族も、みんなみんな愛おしい。
がんばれー‼