憂鬱な日々。
もうさ~~~~。
なんでなんだろな~~~~。
間違っちゃうんだよ。何回トライしても言っちゃうんだよ。ちゃんと言えた試し無いんだよ。
ご飯の時にさ「しゃもじ」を絶対に「ししゃも」って言っちゃうんだよな。
言葉の魔術師のオデがだぜ!!??
もーーーー信じらーーーーんなーーーいーーーー。
チョーーーーーーーーウケるんですけどーーーーーーーーーーー。(ビリギャルのテイストで)
ま、もうこうなったら、ししゃもでご飯よそうしかないんだよな。
ハッキシ言って!!
それもししゃもの細っせぇ尻尾の方で何回も何回も、ポロッポロポロッポロこぼしてさ。
「あれ?・・・・あれぇ??」
って何回もトライしてさ。
あ、このシチュエーションは家じゃなくて、自分でよそうタイプのご飯食べ放題定食屋さんな。
で、後ろに並んでる4人はイライラ。
してなくて緊張してやんの!
だって自分達も、マイししゃもを握りしめてるからな。
ガクブルの手の汗で、ししゃも、もうグッチョグチョよ。
中の卵出て来ちゃってるヤツもいて、お気に入りの一粒をジーーーッと見つめて
「おいで・・・・」。
優しさ全開で人間の心取り戻すわな。
でも、「ごはんよそい」の緊張感に耐えきれなくて
「先輩、オレやっぱ無理ッス!!!」
って、おかわりを断念するシャバ僧もいるだろうな。
可哀想に。
悲劇だぜ。
魚類の復習だよ。
なんで、焼いたししゃもがクチ尖がらせて怒ってるかっつうと、そういう事なんだよ。
みんな繋がってんだよ。
いつだって真実は一つしかないんだよ。
しらばっくれるな!!!!!!
でもさぁ、逆に「ししゃもご飯よそい」の達人もいるだろうな。
その為に山籠りして、ヒゲボーボーで下山して来てな。
その足で、定食屋に直行さ。
ヒョイヒョイいとも簡単に、ししゃもの尻尾で丼何杯もいっちゃうヤツを見て、オレは言うだろうね。
「やるじゃん!!!!」
そういう事なんだよ。