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2013年5月 3日 (金)

「金曜・銀幕屋」

親愛なるリスナーの皆様。
Dです。もとい銀幕屋の「もぎり・パンフ売り」です。
本欄ではコーナー直後に主(あるじ)が紹介致しましたフィルムの補足データやらを更新致しますデス。

4連休初日の本日ご紹介してしまったフィルムは「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

Ookike

2011年公開、ギャガ配給のコメディ映画です。
脚本・原作は、戯曲『生きてるものはいないのか』で第52回岸田國士戯曲賞。小説『夏の水の半魚人』で三島由紀夫賞を受賞した前田司郎氏。
監督は「あさってDANCE」や「市民ポリス69」などを手掛けた本田隆一監督
主題歌はTRIPLANEの『Greendays』

さて、脚本・原作は戯曲、劇作家ですので、作中に描かれる登場人物のキャラクターなどが楽しみですね。
「倦怠期」「惰性で暮らす夫婦」という、役者の持ち味を真逆に行く光らせない配役には「竹野内豊さん」&「水川あさみさん
「怠惰な日常から地獄旅行へ」というナンセンスなあらすじ作りにこそ光る「樹木希林さん」「片桐はいりさん」「柄本明さん」「荒川良々さん」「でんでん」で脇をバッチリ!
ミスマッチ(主役)&マッチ(脇)というキャスティングで醸す作品世界観は楽しみです。

これらの「素材」を使って「地獄」を料理して映像化した本田監督曰く…
「“地獄”を“熱海”と言い換えても成立するような、感覚で作りました」と。
片桐はいりさん演じたガイドの「地獄自体、作りが雑なんですよ」というセリフがキーワードだそうです。

「地獄旅行」という「超絶突飛な非日常」は「惰性で暮らす夫婦(恋人orパートナー)」にどんな変化を与えるのでしょうね?
銀幕屋あるじはラストシーンを語ってましたが、このフィルムで「ものぐさ夫婦」は どんな終わり方で何を見せてくれるのでしょうね?
バッドエンド? ハッピーエンド? むむ?地獄って何??…地獄は作りが雑なんですか?
地獄って解りませんよね? 見たこと無いですから。いや。実は見たことあるのかっ??

本作品は力が抜けきったコメディ作品なので面白いだけ、くだらないだけ、かも…しれませんね。

「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」書籍は幻冬舎から
DVDはレンタルリリースされております。
みなさま。ステキな映画と共に楽しい連休を・・・