「金曜・銀幕屋」
親愛なるリスナーの皆様。
Dです。もとい銀幕屋の「もぎり・パンフ売り」です。
本欄ではコーナー直後に主(あるじ)が紹介致しましたフィルムの補足データやらを更新致しますデス。
本日ご紹介したフィルムは「ローズマリーの赤ちゃん」
約45年前…1968年公開、パラマウント配給のハリウッドムービー。
オカルト・サイコ・ホラー作品です。
原作はアイラ・レヴィンの小説。
本作の監督は近年では「ゴーストライター」「ラッシュアワー3」「戦場のピアニスト」などを手掛けた
ポーランド出身の巨匠ロマン・ポランスキー監督。
【あらすじ】
ニューヨーク。俳優・ガイ(ジョン・カサベテス)と妻・ローズマリー(ミア・ファロー)が、
アパートに越してくる。初老の友人ハッチ(モーリス・エヴァンス)が、このアパートに「不吉な噂がある」と言う。
お節介で親切そうな隣人の老夫妻はガイとローズマリーを夕食に招待し、ガイと老夫婦は親密に。
そんなガイは突然、赤ちゃんを作ろう、と言い出す。
ローズマリーは悪魔と交わる悪夢を見、その後、妊娠。老夫妻は産科医の世話をしたり飲物を運び、日々親切ごかす。
が、ローズマリーの顔色は悪くなるばかり。
心配し訪ねてきた友人ハッチは、病に倒れ、数ヵ月後に死んでいった。
ハッチが残した古い本を読み、これまでの不可解な出来事を理解するローズマリー。
もしや老夫妻も、ガイも、すでに悪魔教の魔族なのか…まさか産科医さえグル…ならば彼女もお腹の子も逃れる術はない。
そんな中、なんとか無事に子を産んだハズが、みんなは「死産した」という。
しかし、時折、隣室から子供の泣き声が聞こえる。…赤ちゃんはいったい…?どうする?ローズマリー!
※ ※ ※ ※ ※
ローズ・マリーを演じた「ミア・ファロー」は、このフィルムが初主演ながら、
数々の賞と、これ以降、トップ女優の地位を固めるだけの評価を得て…以降…
「華麗なるギャツビー」「スーパーガール」などなど多くの作品に出演。
そして2006年には「オーメン(リメイク版)」で悪魔のような乳母を演じております。
そして確実に余談!
※フランク・シナトラ …ローズマリー演じたミア・ファローは21歳で50歳のシナトラと結婚。本作公開年68年に離婚してます。
※ダコタ・ハウス …ジョン&ヨーコが住んだ有名なダコタ・ハウス。本作のアパート、撮影地でございます。
「ローズマリーの赤ちゃん」BD、そしてDVDでリリースされております。
みなさま。ステキな映画と共に楽しい週末を・・・