« リアルヴィジョンPresents Charge Up Morning 3月19日 | メイン | 今年度ラストのうぇっさい!(^^)! »

2022年3月20日 (日)

早春の長野・諏訪エリア~お奨めドライブ~

毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えするshineSafety Drive Plusshine

今週は長野県諏訪市のオススメスポットをご紹介します。

毎月のように行っている長野の諏訪地域なんですが、本当に魅力が尽きません!
その諏訪には、以前ご紹介した味噌のほかにも、特産品としてそば、そして寒天がありますsign01

寒天は皆さんもご存じの通り、繊維のかたまりといえるほど食物繊維が豊富で、
腸内環境をよくする働きがありますよね。お肌がきれいになるとお土産にも喜ばれていますsign01
ということで今回は、諏訪地域の「寒天」を楽しめるスポットに向かいたいと思いますhappy01

 

ただ、新型コロナウイルス感染症の関係でレジャーの外出がためらわれる日々が続いています。
今日お出かけができない方も、
安心してレジャーが楽しめるようになったときの参考にしていただければ幸いですhappy01

 

それではいつもどおり、ご案内していきますsign03
安全運転で・・・Let’s Gosign01sign01sign01

 

今回ボクが向かったのは八王子ICからおよそ2時間。中央自動車道 諏訪ICを降りて
車でおよそ8分のところにある『トコロテラス』です。Img_20220312_163156

Img_20220312_163111

Img_20220312_155932
ここトコロテラスは
創業昭和14年という歴史ある寒天製造メーカー株式会社「マツキ」が運営する
寒天のアンテナ・ショップです。
“見て。食べて。”より寒天に詳しくなれる施設で、寒天料理を楽しめることはもちろん、
体に良いとされる寒天のことを、その製造工場の見学なども含めシッカリと学ぶこともできます。
そして、落ち着いたトーンの「和モダン」なデザインのカフェでは、寒天・ところてんを使った
ヘルシーなランチや、こだわりのコーヒーでくつろぎの時間を過ごすことができますhappy01Img_20220312_160619

Img_20220312_160603

Img_20220312_160840

Img_20220312_160816


Img_20220312_160033
Img_20220312_160805

当日は、株式会社マツキ 店舗運営事業部 マネージャー倉根さんのご案内で、
先ず寒天製造工場を見学させて頂きました。
ボクを含め我々素人は「本来の寒天=ところてん」というイメージが強いためか、
日本古来の食材で、なんとなくこじんまりとした家内工業的製造現場を想定しがちですが、
意外と大きな機械設備にまずは驚きました。
倉根マネージャーによりますと、見学者の皆さんの反応は、
ほとんど木河さんと同じですよとのことでした。Img_20220312_162314

Img_20220312_162216
さて、いよいよお待たせの寒天食品の代表「ところてん」をいただきますhappy01
おススメはやはり伝統的なところてん。
その健康食品としての存在は有名ですが、トコロテラスのこだわりは、
たべものとして、おいしさを追求するということで、
そのポイントになる「合わせ酢」には特にこだわっているとのことsign03
諏訪市の蕎麦処「田毎庵」のだしソムリエが丹精込めて創りあげた秘伝の出汁とつゆを使っています。ひょっとしてお酢が苦手という方でも、間違いなく美味しくいただけますdeliciousImg_20220312_161338_3
そして甘党の方には「エスプレッソあんみつ」がおススメということで、こちらもオーダーsign01
「エスプレッソあんみつ」は、いわゆるアフォガートのあんみつバージョンという感じで、
あんみつにエスプレッソをかけていただきます。
一瞬、和洋折衷な感じで、へぇ~って気もしますが、一口食べると、
和菓子の餡子の上品な甘さにエスプレッソの洋風な苦みが上手く混じりあって
絶品なおいしさでしたhappy01Img_20220312_161344

ところで、なぜトコロテラスが諏訪に誕生したか?

そもそも海産の紅藻類である天草を原料とする寒天が、
海がない諏訪地域の特産となったのか・・・sign02
改めて諏訪地域の寒天の歴史についても少し伺ってきましたsign01

角寒天(かくかんてん)を作るにあたって、まずは海藻のテングサなどを煮て固めた
長さおよそ30㎝、幅約4㎝のところてんを作り、田んぼに設けられた干し場に並べます。
ここで寒風にさらし、朝晩の厳しい冷え込みで凍らせ、日中の天日で水分を抜く
という工程を繰り返すと、2週間ほどで乾燥した角寒天ができあがるんだそうです。
諏訪地域の冬は、皆さんもご存じのようにとても寒くて湿度が低いため、
天然寒天の製造に適した気候なんです。Img_20220312_162224

Img_20220312_162241

とりわけ茅野市の八ヶ岳山麓地域は、寒いことに加えて晴天率が高く、
かつ雪が少ないことから特に寒天づくりに適していますhappy01
また、こう言った気候条件から、寒天以外にも「しみ豆腐」なども製造されています。
ただ、まんべんなく乾燥させるためには、すべてのところてんを一つずつ裏返したり、
天候によっては屋内に取り込んだりと、寒い屋外で根気のいる作業が必要となります。

今年も、1月から2月にも、角寒天の天日干しが最盛期を迎えました。
今年は、とくに好天に恵まれ冷え込みも十分!質の良い寒天ができたとのことです。
皆さんもぜひ諏訪地域の寒天を食べてみてはいかがでしょうかsign02

ということで今回ボクは、トコロテラスで諏訪の寒天を楽しみましたsmile 

最後に、皆さんもご存じだと思いますが、
今年は7年目ごとに開催される「御柱祭」の年に当たります。
御柱祭というのは、
正式には「式年造営御柱大祭(しきねん ぞうえい みはしら たいさい)」といい、
寅と申の年に行われる式年祭で、長野県 指定 無形 民俗文化財であり、
日本三大奇祭のひとつとされている勇壮なお祭りですsign01
その起源は、平安時代以前とされていて、
諏訪大社の祭神は五穀豊穣、狩猟・風・水・農耕の神として古くから信仰されており、
それらを祈願するものであったと言われていますhappy01

そんな由緒ある「御柱祭」の主役「御用材」(ごようざい)8本が並んでいる仮置き場が
現在、見学出来るということで、そちらにもにも足を延ばしてきましたrvcardashdash

上社の御用材の仮置き場は、
道路以外には、今なお残雪が残る 八ヶ岳 中央 農業 実践 大学校の八ヶ岳 農場 直売所を少し進んだ
八ヶ岳の麓にあります。Img_20220312_171624

Img_20220312_170850

Img_20220312_171045

Img_20220312_171057

また、下社の御用材は、下諏訪町大平にある山出しスタート地点の棚木場(たなこば)にあります。
我々一般人は、ほとんどの方が、ニュース映像などでしかご覧になったことがないであろう御用材を
真近に見ることの出来るチャンスsign01
ぜひご覧になってはいかがでしょうかupupup

なお、引き続きお出かけの際には、皆さまが安心安全にお過ごし頂くために、
新型コロナウイルス感染症対策のご協力をお願いいたします。
またコロナの影響で各施設の営業時間などが異なる場合があります。
詳しい情報は各施設にお問い合わせください。

 

それでは中央道に乗って安全運転で帰りたいと思いますrvcardashdashdash

 

このコーナーでは、オススメの長野ドライブコースをリスナーの皆様から募集しています。
あなたのドライブプランを、僕、木河にぜひ教えて下さいsign01

west@fmfuji.jpまでsign03 

それでは優しい運転・・・、褒められる運転で・・・・。
Let's try to drive safety!
高速道路を使って、安全で快適なドライブをお楽しみくださいsign01

NEXCO中日本

  • リンク

J-PROOF

Copyright (C)