« 12月30日放送 第八十七回は『マッチ売りの少女』『星の銀貨』 | メイン | 1月13日放送 第八十九回は 伊藤左千夫 作『野菊の墓』後編 »

2019年1月 1日 (火)

1月6日放送 第八十八回は 伊藤左千夫 作『野菊の墓』前編

3 (富士川十兵衛さん撮影)
『 パナホーム山梨 presents SUNSET THEATER 』

ご案内役の 小川もこ です。

毎週、日曜日の17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー
サンセットタイムにお届けする この番組は、
私、小川もこ が 名作をセレクトし 朗読させていただきます。

2019年の幕開けに 朗読するのは、伊藤左千夫が書きました「野菊の墓」です。
長編なので、6日と13日に、二回に分けて放送いたします。

伊藤左千夫(1864年9月18日(元治元年8月18日) - 1913年(大正2年)7月30日)は、
上総国武射郡殿台村、現在の千葉県山武市の農家の出身です。
明治法律学校(現・明治大学)を中退後、牛乳の製造販売の傍ら、正岡子規に師事。子規の没後、
短歌雑誌『馬酔木』『アララギ』の中心となって、島木赤彦、斎藤茂吉、古泉千樫、中村憲吉、土屋文明などを育てました。

1905年(明治38年)に小説「野菊の墓」を『ホトトギス』に発表、夏目漱石に絶賛されました。その後の代表作に『隣の嫁』『春の潮』などがあります。
1913年(大正2年)に脳溢血のため死去。48才でした。

Kujyaku1024_2

「野菊の墓」は 伊藤左千夫の書いた、最初の小説です。

このお話は、数々 テレビドラマ化、映画化、宝塚で舞台化も されていますね。
1981年、松田聖子さん主演の映画「野菊の墓」を憶えているかたもいらっしゃるでしょうか。A072814

数え年15歳の少年・斎藤政夫と2歳年上の従姉・民子との淡い恋。
恋とも呼べないような、二人のほんとうに淡い恋。

まず今週は、野菊が大事な意味を持つ、物語の前半部分を聴いていただきましょう。


あなたの御感想 お待ちしています。
メールアドレス
sunset@fmfuji.jp
へ どうぞ。

さらに。この番組ブログの扉のサンセット写真は いつも夕陽・夕焼け・夕景を掲載しています。
最初の頃は、無料の壁紙を貼っておりましたが、
最近、投稿していただいた写真を載せさせてもらっています。
あなたも、綺麗だなぁ〜というサンセット写真が撮れたら、ぜひ。

sunset@fmfuji.jp
へ 送ってくださいね〜〜♪


日曜日の午後。17:30~18:00 FM FUJIにてオンエアー。

東京や関東近郊の皆様は78.6MHz、甲府は83.0MHzにチューニングして、
その他 全国の皆様は、LISMO WAVEや radiko.jpプレミアムでお楽しみくださいね〜♪

スマホやパソコンで聴けるアプリradiko.jpプレミアムでは、タイムフリー機能で、聴き逃しても 1週間以内なら いつでも聴くことが出来ます。
__________________
【追記】
御感想をいただきました。ありがとうございますheart01

なまけたろう☆☆☆さんから:
もこさん、スタッフのみなさんこんばんわ~!
「野菊の墓」前編。
昔、松田聖子さん主演の映画を見たことがありましたが、改めてもこさんの語り聞きながら、
私にもかつてあった淡い初恋、片思いの恋を思い出してしまいました。
今は女性が10歳年が上でも、なんら問題もない時代。
奥ゆかしさをも感じました。
こんな純な恋をもう一度したいな。
そして、私を花にたとえてくれるならなんの花なんだろう?と(笑)
後編も楽しみにしています!


ポンコ2(ポンコツー)さんから:
冬休みはもこさんの放送をたっぷりと聴かせていただいて嬉しかったです。
さてさて野菊の墓。映画も観ているし、本も読んだけれどそれはもう35年以上前のこと、
とても楽しみにしています。
前編はピュアな二人のやりとりがキュンキュンしていいですね。大人のお話と思っていたら
ヤングな二人だったのでびっくりしました。
後半がどうなるのか楽しみにしています。

今日サンセット写真を撮り終えた、と思って振り返ったら猫爪月が出ていましたので送ります。