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2015年9月18日 (金)

宙のもりもり~惑星キャンドル~

今日は素敵な天文アイテムをご紹介。

防災グッズとして各家庭に必ずあるロウソク、キャンドルです。

海外では日常を彩るアイテムとして活用されるキャンドルですが、

日本では防災のイメージが強いでしょうか。

でもこれだったら、居間をより素敵な空間にしてくれるでしょう。惑星キャンドルです。

この、惑星キャンドルを作ったのは秋澤真衣子さん。

彼女はbiancabianca(ビアンカビアンカ)という会社で、

孤軍奮闘でキャンドルを制作、販売しています。

学生時代、よく友人たちとキャンドルを囲んで夜遅くまでおしゃべりしていた秋澤さん、

そんな環境に身を置いていると心が穏やかになって、素直な気持ちを出せたと言います。

それをいろんな人に感じてほしいという思いでキャンドル作りをしています。

biancabiancaの扱うキャンドルのテーマは、空や海、惑星など、自然界にあるもの。

二つとして同じ形の空がないように、biancabiancaもすべて、

ハンドメイドだからこそ同じものがありません。

工場生産には頼らず、手づくりだからこそ相手に伝わるというこだわりを持っています。

一つのキャンドルが完成するのに2日以上もかかるといいます。

惑星キャンドルは直径6センチほどの球体で、太陽系の惑星すべてをラインアップしています。

水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、全部で8種類。

オレンジと赤のグラデーションが美しい金星キャンドル、真っ青な球体に所々、

白い雲が覆っている地球キャンドル、土星キャンドルは数種類の茶色の層が重なり、

天王星キャンドルは全体的にグリーン、火星キャンドルは赤を基調としています。

価格は税別1,800円。

Kyanndoru

特に天王星が好きだという秋澤さん。

たくさんの夢と想像力を与えてくれる惑星を表現してみたいと思って、

惑星キャンドルが生まれました。

今年、新作として発表した「海キャンドル」はお気に入りだそうで、

惑星シリーズが球体なのに対して、海キャンドルは立方体です。

深海の色をそのまま表現したような深い青色で、見た感じ、ちょっと大きめの石けんのよう。

トップの芯に火をつけると、中心部分から溶けていって外側はそのまま残るとか。

その様子が、海の中から空を見上げた時、

太陽がキラキラと波に光っているような演出をしてくれるそうです。

「空キャンドル」は青と白が混在する、まさに夏の空。

火をともせば、雲の隙間から太陽が差しているような光り方をしてくれます。

惑星キャンドルをすべて集めたいという声もあり、

サイズを小さくしてセット販売することも予定しています。

使うのがもったいないくらい美しいbiancabiancaのキャンドルをウェブサイトでもご覧下さい。

次の天文部の課題は、<みなみのうお座を見つけよう>

やぎ座も含めて、お隣のみなみのうお座を見つけていただきたいと思います。

みなみのうお座は、名前こそマイナーですが、秋に見える唯一の一等星、

フォーマルハウトを擁する星座なので、

夜9時頃、南の空、高度15度くらいに見える明るい星を見つけてください。

これがフォーマルハウトです。

事前にみなみのうお座の星図を頭に入れて、

そして同時に前週の課題、やぎ座にもトライしてください。