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2013年6月 6日 (木)

天の川がすぐそこに!

間もなくやってくる夏の天体観測に欠かせないのが天の川。
といっても、関東甲信地方で天の川がのぞめるところも限られていますよね。
今日は、人工のイルミネーションではあるものの、
天の川の魅力を存分に感じることができるイベントをご紹介。

先週から東京タワーで始まった、「天の川イルミネーション」。
毎年恒例で、今年で9回目。
東京タワー、大展望台1階の天井を、青と白のLED電球で装飾した、
7月7日までの期間限定のイベントです。

Dsc01980

「天の川に一番近い展望台に輝くイルミネーション」と銘打っているように、
地上からの高さは150メートル。
夜空に瞬く無数の星を「青」で、その中心で雄大に流れる天の川を「白」のLEDで表現しています。
天の川の両端には2つの大きな星がきらめいていて、一つは織姫星、もう一つは彦星、
その空間をじっと見ていると、キラっと流れる一筋の光。これは流れ星なんです。
毎日、午後5時から10時まで点灯されますが、5時間の間に10個の流れ星が流れます。
運が良ければ見つけられるかもしれません。

東京タワー自体のライトアップも行われているので、
展望台から美しい天の川イルミネーションと都会の夜景を満喫した後は、
東京タワーをバックに思い出のショットを撮ることもできます。
関係者によると、仮に雨が降ったとしても、
展望台の窓に映り込むイルミネーションがさらに幻想的になるそうで、
晴れても、雨が降っても楽しめるイベントです。

↓↓東京タワーの最新情報はコチラから↓↓
http://www.tokyotower.co.jp/index.html

「天の川に一番近い展望台に輝くイルミネーション」を見たら、
この夏、本物の天の川にもチャレンジしてみて下さい。

OA曲:天の川 / aiko(アルバム「暁のラブレターより」)

nightこの一週間の星の見どころnight
スペシャルな天体ショーはないものの、6月9日(日)が新月なので、
月明かりを気にすることなく星空が楽しめそうです。
梅雨入りしても雨は降らず、星がきれいに見える日も多いですが、
日没後の西の空の惑星には引き続きご注目ください。
今週月曜日、金星と水星を見つけることができました。
金星の明るさは驚くほどです。
その少し上、指2本分くらいのところをよ〜く見ると、
もう一つの明るい星が見つけられるはず
。地球と太陽の間を回る2つの惑星をセットで見るチャンスです。