長野のお奨めドライブ~安曇野アートラインをめぐって~
毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや
高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えする「Safety Drive Plus」
今回は、長野のおすすめドライブコースをご紹介します 今回の旅のテーマは…安曇野アートラインをめぐってです。
「安曇野アートライン」とは、
安曇野市から白馬町までのエリアに点在する美術館18館をラインで結んだものです。 これだけの地域に18館もの美術館が並ぶのは、世界的にも珍しく、
まさに美術館の里と呼ぶにふさわしい景観を作っています。
そこで今日は、そんな芸術を堪能できるドライブコースをめぐっていきましょう
それでは、都心から長野方面に向かう想定でご案内してきます。
八王子ICから安全運転で・・・Let’s Go
まず八王子からおよそ190キロ走って安曇野インターで降り、
そこから車で20分ほど。
やってきたのは、「碌山美術館」です。
日本近代彫刻の扉を開いた、碌山の号を持つ荻原守衛(おぎわら もりえ)の作品と資料を保存し、
一般に公開するために、1958年に開館した碌山美術館。
ここは、碌山と関係の深い優れた芸術家たちの作品をあわせて保存し、
日本近代彫刻の流れと展開をわかりやすく知ることが出来る美術館で、
西洋の教会を思わせるようなレンガ作りの小さくとも凛とした外観が、
北アルプスを背景に静かに佇んでいます。
この夏、安曇野アートラインにある美術館では安曇野アートライン・サマースクールを開催していて、
それぞれの美術館で特色豊かな展示会やワークショップを行っています
碌山美術館では、新宿中村屋の創業者として知られる実業家「相馬黒光」にかかわる
碌山の作品を詳しく紹介する、相馬黒光没後70年「萩原守衛と相馬黒光展」を開催中です
さらに9月20日からは、この碌山美術館創設のプロデューサーでもあった
彫刻家・笹村草家人の業績を偲ぶ没後50年「笹村草家人展」も開催されます。
ネット社会と言われる昨今、萩谷碌山の名前や作品は目にしているかもしれませんが、
碌山美術館で、実物の作品をまじかに見ると、そのバックボーンや、本当に短い時間の中で、
碌山が成しえた偉業や碌山自身の葛藤さえも作品を通して感じることが出来ました
『碌山美術館』
住所:長野県安曇野市穂高5095-1
定休日:10月末までは無休(詳しい開館情報はホームページへ)
開館時間:11月~2月 9:00-16:10 3月~10月 9:00-17:10
入館料:大人 900円 高校生 300円 小中学生 150円
電話番号:0263-82-2094(碌山美術館)
http://rokuzan.jp/
さて、『碌山美術館』で近代彫刻の魅力に触れた後は、
魚について学ぶことのできるスポットへ向かいます。
先ほど訪れた『碌山美術館』から車で15分ほど。
到着したのは『国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)』です。 冬のイルミネーションで、お馴染みの『国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)』。
ボク木河もSafety Drive Plusのドライブ取材で何度かお伺いしているですが、
実は、安曇野アートラインの一角として、現在8月31日まで魚の特別展「魚魚(ぎょぎょ)展」を初開催中で、海水魚から淡水魚まで、約200魚種の本物の「はく製」や「標本」を展示しています
マグロやカジキなどのなじみのある魚や、リュウグウノツカイ、シーラカンスなど
珍しい深海生物も見ることができるほか、会期中は専門家によるトークライブや
魚魚展オリジナルグッズの販売も行っています。
冬のイルミネーションとは全く違うかおで迎えてくれた『国営アルプスあづみの公園』。
早速、企画広報課の中沢さんの御案内で、会場の「あづみの学校 多目的ホール」に足を運ぶと
中沢さんの力説される本物の魚の「はく製」や「標本」がズラリ御忙しいなか、取材にご協力頂いた企画広報課の中沢さん
丁度、地元のテレビや雑誌の取材に対応されていた、
本物の「はく製」を制作されたオガワアートコレクションの代表小川貴光さんに、
制作過程など、詳しいお話を伺うことができました。
兎に角、大変なのは本物の魚の皮を損傷しないように手作業で剥がしていくという工程。
実際に会場では、その政策過程の映像も見ることが出来、難しいものは一体作り上げるのに1年以上も 掛かるそうで、機械など一切使えないという根気のいる仕事。
ご本人曰く「好きだから出来るんでしょうね!」とお話しされてましたが、
正に本物だからこそ出せる迫力はすばらしいものがあります。
あの、おさかなタレント「さかなくん」も来場して、
その素晴らしさに「ギョギョ」と驚いていたそうです
そして、最近はテレビでも紹介され「さかなくん」の跡を継ぐのではとまで噂になっている、
さかな大好き少年「宮下孔伽君」も参加していて、
魚について色々話してくれました。
『国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)』
住所:長野県安曇野市堀金烏川33-4
定休日:毎週月曜日
営業時間:3月1日−10月31日 9:30−17:00 11月1日−2月末日 9:30−16:00
電話番号:0263-71-5511
https://www.kkyamazaki.co.jp/shop/
今回僕は、『碌山美術館』と『国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)』で
安曇野アートラインの魅力あるスポットを巡ってきました。
こんなドライブの予定を立てるのには、
NEXCO中日本のHP、料金、ルート検索が便利です
詳しくはNEXCO中日本のWebサイトをご覧ください。
それでは、中央道に乗って安全運転で帰りたいと思います
このコーナーでは今日ご紹介したような、
オススメのドライブコースをリスナーの皆様から募集しています。
あなたのドライブプランを、僕木河にぜひ教えて下さい!
west@fmfuji.jpまで
それでは優しい運転・・・、褒められる運転で・・・・。
Let's try to drive safety