長野のおすすめドライブコース~リノベーションで生まれ変わる諏訪の商店街
毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、
高速道路にまつわる情報をお伝えする「Safety Drive Plus」♪
今週は!長野のおすすめドライブコースをご紹介します!
今回の旅のテーマは…
リノベーションで生まれ変わる諏訪の商店街です。
春といえば引っ越しシーズン真っ盛り新生活に向け生活用品を揃えたり、
転居で不要な物を処分したり、新調したりとさまざま。
そこで今日は、リノベーションやリサイクルを通して生まれ変わる諏訪の商店街や、
そうした活動をしているお店にフォーカスしていきます。
この春、物の買い方、つかい方、捨て方を見つめなおしてみませんか?
それでは、都心から長野方面に向かう想定でご案内してきます。
八王子ICから安全運転で・・・Let’s Go!!!
まず、八王子からおよそ150キロ走って諏訪インターで降り、そこから下道で10分ほど。 やってきたのは、「ReBuilding Center JAPAN」です。 この「ReBuilding Center JAPAN」、通称リビセンは、
古材と古道具を販売する 建築建材のリサイクルショップ。
家屋や工場の解体や、お片づけの現場にから出た、行き場を失ってしまったものを
レスキューと称して買い取りしています。
また、リビセンは古物の取り扱いをベースとしながら、
空間デザインのデザイナーとして活躍してきた東野唯史(あずの・ただふみ)さんが
忘れられゆくモノと文化を次の世代につなぎ、
これからの景色をデザインするという「ReBuild New Culture」の理念のもと、
今の社会を楽しみなおすトライアルチームとして幅広く活動しています。
元々は、東野ご夫妻が、
新婚旅行で訪れたアメリカ・ポートランドにある「ReBuilding Center」の
コンセプトにインスパイヤーされ、2016年に諏訪の街でスタートしたリビセン。
これまでの8年間に諏訪エリアでは30店舗ほどのお店が増えているといいます。
そして、その多くが、リビセンがデザインや施工など、立ち上げに関わったものだそうです。
正に諏訪の新しい景色を作り上げていると言っても過言ではないでしょう!
そんなリビセンで始まった新しい取り組みが、「ぶらぶらタンブラー」。通称、ぶらタン。
地域内で不要になったタンブラーをリビセンが回収・洗浄し、
カフェで飲み物をテイクアウトする際、
使い捨てのコップの代わりにタンブラーを使用するという取り組み。
タンブラーを使用することで飲み物が冷めにくく、まち歩きも楽しめゴミも削減でき、
また事業主は紙コップ代を節約することができるという、みんながうれしい取り組み。
デポジットや会員登録もいらない無料で
借りれる素敵なタンブラー。
登録している提供店舗で借りられて、回収店舗で返却できるというものです。
因みに、ボク木河は、こちらがオープンした当初一度お邪魔したことがありましたが、
当時と比べて、ショップ内はcaféを始め、インテリアなど素敵にリラックス出来る空間へと、
随分変貌していました。
当日、イベントで忙しいなか、色々取材にご協力戴いたスタッフ百瀬さんも、
皆さんのご協力で、いい意味日々変貌していますとのことでした。 お忙しいなか、取材にご協力頂いた「スタッフ百瀬さん」
『ReBuilding Center JAPAN 』
住所:長野県諏訪市小和田(おわだ)3-8
定休日:水曜日・木曜日
営業時間:11:00~18:00
電話番号:0266-78-8967(ReBuilding Center JAPAN)
さて、『ReBuilding Center JAPAN』で地球にやさしい取り組みを体感した後は、
地元で愛される大人気のパン屋さんへ向かいました。
先ほど訪れた『ReBuilding Center JAPAN』から徒歩3分ほど。
到着したのは、『太養パン店』です。
この『太養パン店』は、
和菓子職人であり、岡谷市にて和菓子屋「上田屋」を営んでいた創業者、奥村秀一(ひでいち)氏が、 明治政府によるハワイ移民政策の際にハワイで食べたパンに衝撃を受け、日本でパンを作ろうと決意。 独学でパン作りを始めたことがきっかけで、1916年にオープンしたという歴史あるパン屋さん。
国民の栄養状態が良くなかった当時、パンで日本を支えたい、
太く養いたい、という思いで「太養パン店」と名付けたそうです。
そして、2020年には、今ご紹介したリビセンが店舗をリノベーションし、
さらに魅力アップしたという太養パン。
その人気は、地元だけではなく、最近はSNSなどで知ったという人も多く、
全国区の広がりを見せているとのこと。
また、その人気から諏訪湖SA(下り)でも早朝から取り扱いをしているという太養パン。
数多くの種類の焼きたてのパンが並ぶ店内。中でも超人気なのが「サバサンド」(税込み690円)。 硬めのフランスパンに半身のサバとタマネギ、リーフレタスを挟み、
ピリ辛のマヨネーズソースがかかっているという逸品。
ボク木河も朝8時過ぎに太養パン本店に到着。
なんと噂には聞いていたんですが、2か所」ある駐車場は満杯。
仕方なく、近隣の駐車場を探して車を停め、お店の入り口から続いている列に並ぶと、
どうやら関西からわざわざ買いに来たという家族の会話が耳に入りました。
「大丈夫かな?」「う~ん、皆さん結構な数買ってらっしゃるから・・・心配だねぇ~」
SNS.でしっかり情報をチェックしてらっしゃるようです。
並んで待つこと約30分。
店内に入ると皆さんかなりの数を購入されてますが、
ほとんどの方が人気の鯖サンド購入してらっしゃるようでした。
ようやく木河の番が来て、迷わずサバサンドを注文。しっかりゲット出来ました。
超人気「サバサンド」
その後、御忙しいなか、大人気サバサンド生みの親で三代目に当たるという奥村社長に
お話を伺うことが出来ました。
奥村社長は、何と海に憧れ、東京商船大学(現 東京海洋大学)に進学、
海の男の道を歩むつもりだったそうですが、気が付けば、血筋柄でしょうか?
パン作りの道に入ったということ。
都内の名だたるパン作りお店でじっくり修行、大志を抱いて実家のである太養パン店の門をたたき、 自信をもって、みっちり修行してきた古来からの本物の固いパンを出したそうですが、
当時は柔らかいパンが主流で全く売れず唖然となったそうです。
その後、試行錯誤続けるも、なかなか良い結果は出なかったそうですが、
ある時、地元の仲間の皆さんとバーベキューをする機会があり、
その時、仲間の一人が、
固いフランスパンに焼いたサンマをはさんでマヨネーズなどで味付けをして食べると美味しい
ということを知っていて、食べたところ何とも絶妙な美味しさだったそうです。
そこで、サンマサンドをしっかりとしたものにして製品化しようと考えたそうですが、
サンマは季節限定の魚で、年中食べることが出来ないということで、
サンマに代わる年中食べられる魚として食感の近いサバを使用することにしたそうです。
そこで問題となったのが、サバ独特の強い匂い。
それをなくすためにどうすれば良いか?サバの旨味を失わず、かつ臭みを執る。
本当に多くのチャレンジと時間を費やして、現在の特殊なボイルを施すことで、
大人気となっているサバサンドが出来上がったそうです。
現在も、深夜からスタートするというパン作りの先頭に立っていらっしゃる奥村社長、
お疲れのところ、本当に気さくにお話ししてくださいました。
バリバリ仕事されているせいでしょうか、随分お若く見える気さくな奥村社長
余談ですが、
今も元気に中央道を走るという、こだわりのノスタルジックな愛車も見せて頂きました
『太養パン店』
住所:長野県諏訪市末広12-2
定休日:年中無休(本店のみお盆休業などあり)
営業時間:月〜土曜・祝 6:30〜14:30 日曜 6:30〜12:00
電話:0266-58-0982
https://www.taiyopan1916.com/
今回僕は、『ReBuilding Center JAPAN』と『太養パン店』で
リノベーションされた諏訪の魅力に触れてきました。
こんなドライブの予定を立てるのには、
NEXCO中日本のHP、料金、ルート検索が便利です!
詳しくはNEXCO中日本のWebサイトをご覧ください。
それでは、中央道に乗って安全運転で帰りたいと思います!
さて、このコーナーでは今日ご紹介したような、
オススメのドライブコースをリスナーの皆様から募集しています。
あなたのドライブプランを、僕木河にぜひ教えて下さい!
west@fmfuji.jpまで!
それでは優しい運転・・・、褒められる運転で・・・・。
Let's try to drive safety!