毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや
高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えする「Safety Drive Plus」♪
今週は!山梨のおすすめドライブコースをご紹介します!
今回の旅のテーマは・・・
“富士吉田のFUJI TEXTILE WEEK、山中湖のイルミネーション”です。
もうすっかり寒くなって、芸術に没頭したり、
そしてイルミネーションがキラキラ輝き出すシーズンとなりました。
今日はそんな2つの魅力を体験できる、富士山のお膝元、富士吉田に向かいます。
それでは、都心から山梨方面に向かう想定でご案内していきます!
八王子ICから安全運転で・・・Let’s Go!!!
八王子から走って大月で富士吉田方面へ進み、
富士吉田西桂スマートICで降りて、そこから車で10分ほど。
12月11日まで開催されている布の芸術祭FUJI TEXTILE WEEK 2022へ。
このお祭りは富士吉田市の本町通りを中心に各店舗で開催されていて、
街全体がお祭りの会場となっています。富士吉田市は1000年以上続く織物産業の街。
このイベントは、テキスタイルを中心とした地域の産業資源とクリエイティビティを混交し、
テキスタイルの創造・ 普及・活性・継承のための
クリエイションとネットワークを紡いでいくお祭りとして大変注目されています。
2年目となる今年は、国外からもアーティストを誘致し、現代アートに加え、
ファッションや建築、テキスタイルデザインなど、さまざまな背景をもった作家の出展により、
バラエティに富んだ作品がラインナップされています。
正にインターナショナルなイベントで、街を行き交う人々の中に、
外国からのお客様や取材人の多さに驚かされます。
ボク木河も、
先ずメイン会場となっている、
現代美を主張するかのようなガラス張りの洗練されたcaféに足を踏み入れると、
丁度世界の街並みを人流や利便性の面から研究した都市空間デザイナーの方の講演中で、
ビジュアルを絡めた匠なお話に思わず聞き入ってしまいました。
各展示は階上や屋上にまで展開されていて実際に触れることも出来、
繊維の持つ質感やそれを活かしたデザインなど目を見張るものがありました。
そんな中、ボク木河が一番驚かされたのが「電導布」。
車のエンジン回りには以前から使用していたと言うことですが僕自身は初体験で、
驚きと今後の展開に大変興味を持たせる展示でした。
参考までに、
その展示を担当されていた㈱ロフトワークテクニカル・ディレクター土田さんに、
「電導布」についてご紹介頂いた内容をお伝えしておきましょう!
電導布とは電導性繊維を使って布を織ることで、布自体に電導性を持たせたもの。電導性とは物質自体が電気を流す機能でこの特性を使用することで、布に電気の通り道を作ることが出来るため、布を回路やセンサーとして使用することが出来るということ。布としての性質を失うことなく電導性を付与することが可能となり、建築や家具などの分野での活用が期待されているそうです。展示品は富士吉田の光織物と言う会社が織り上げたもので、電導布に触ると、人の静電気容量を検知してその値が変化し光って見せるということでした。
因みに、これからの乾燥シーズン、
ボクのように、静電気で嫌な思いをしたことがある方も多いと思いますが、
そういう方はこの展示を体感すると光り輝く布に驚かせられるに違いありません。
【開場時間】
平日:10:00 – 16:00(15:30 入場受付終了)
土日・祝日:10:00 – 17:00(16:30 入場受付終了)
【観覧料】
アート展:1,000円 (富士吉田市民無料)
産地展:入場無料
さて富士吉田で幻想的なアートを体験した後は、
夜のイルミネーションを見に山中湖へ向かいます。
FUJI TEXTILE WEEKの会場から下道で20分程、
着いたのは山中湖の花の都公園。
ここ、花の都公園は富士山の麓の高原のお花畑として、
来園される多くの方々に楽しんでいただいている施設で、
春、夏、秋の、花の季節は、広大な敷地に咲き誇る季節の花々を見ることができます。
そんな花の都公園で冬の現在開催されているのが、2022イルミネーションファンタジウムです。
標高1000mにある山中湖の寒さの中では、花は咲きません。
でも山中湖の冬といえば、富士山もいちばんきれいに見える季節。
ワカサギ釣りや、豊かな自然が見せてくれる雪や氷の風景は本当に美しくて、
こうした山中湖の冬ならではの魅力を知って訪れてくださる方々に、
もっとおもてなしできたら、との思いで始まったものなんだそうです
この山中湖イルミネーションファンタジウムは、
およそ50万球による様々に工夫を凝らしたイルミネーションが会場を飾っています。
花の都公園のスタッフだけでなく、
地元の人たちが毎年知恵を絞って作り上げる作品の数々は、まるで光の美術館。
イベントタイトルの「ファンタジウム」は、
ファンタジーとミュージアムを掛け合わせて作った造語で、
その名の通りファンタジックな光の演出になっています!
更にはイベント期間中は毎週土曜日8時から、打ち上げ花火もあがるとのことで
是非温かい格好で山中湖の花の都公園に訪れてみてはいかがでしょうか。
では改めてイベント情報お伝えしておきます!
2022イルミネーションファンタジウム、
開催期間:12月1日~来年1月9日。夕方5:00~9:00まで。
入園料:税込み250円(中学生以下無料)
打ち上げ花火は12/10・17・24・31、 1/1・7 各日午後8時に打ちあがります。
因みに・・・イルミネーションファンタジウムの期間中は会場である花の都公園から、
沈む太陽が見せてくれるダイヤモンド富士も観察できます。
時間は3時半前と意外と早いので、お見逃しなく!
ということで、今回は富士吉田の現代アートに触れて、
山中湖のイルミネーション見学を楽しむドライヴを紹介しました。
なお引き続きお出かけの際には、皆さまが安心安全にお過ごし頂くために、
新型コロナウイルス感染症対策のご協力をお願いいたします。
またコロナの影響で各施設の営業時間などが異なる場合があります。
詳しい情報は各施設にお問い合わせください。
それでは、中央道に乗って安全運転で帰りたいと思います!
さて、番組では、おススメの山梨ドライブコースをリスナーの皆様から募集しています。
あなたのドライブプランを、僕木河にぜひ教えて下さい!
それでは優しい運転・・・、褒められる運転で・・・・。
Let's try to drive safety!