~5月の長野・お勧めドライヴ・霧ヶ峰高原~
毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えするSafety Drive Plus
今週は長野県のドライブコースをご紹介します
今回は諏訪エリア、霧ヶ峰高原をピックアップ。
霧ヶ峰高原には、国の天然記念物に指定されている貴重な高層湿原が3つあり、
中でも下諏訪町と諏訪市にまたがるのが「八島ヶ原湿原」です。
この湿原一帯を「八島湿原」といい、大自然の広大な景色を一望することができます
ただ、新型コロナウイルス感染症の関係でレジャーの外出がためらわれる日々が続いています
今日お出かけができない方も、安心してレジャーが楽しめるようになったときの
参考にしていただければ幸いです
それではご案内していきます!
安全運転で・・・Let’s Go
八島湿原に向かう前に今回も腹ごしら。
ということでまず向かったのは霧ヶ峰の小さな山小屋コロボックルヒュッテです。
八王子ICからおよそ2時間
諏訪ICを降りておよそ40分で到着します
ここは、ボルシチセットや山小屋で淹れるサイフォン式コーヒーがおすすめです。
また、大人気アニメの実写版ドラマ「ゆるキャン△」の第4話に登場したお店。
店内には撮影時のキャストのサイン入りポスターも飾られていました。
そして、何よりも、天皇ご夫妻が、まだ皇太子ご夫妻時代に高原の素晴らしい景色と
自慢のサイフォン・コーヒーでご休憩された思い出の場所でもあります!
ボク木河がドライヴ取材でお邪魔した日は快晴の絶好調ドライヴ日和
街中では半袖でも大丈夫ですが、霧ヶ峰高原の頂上付近ともなれば厚手のコートがないと
寒くて風邪をひいてしまいそうな気温でした!
当日は、コロナ対策に気を配りながらも、
山歩きを楽しく人々や、ドライヴやバイク・ツーリングの人達でかなり賑わってました。
ただ、ビーナス・ラインをドライブして初めて訪れる人にとっては、
お店が道沿いではなく、目立った看板ももなくて、そのうえチョット入ったところにあるため、
通り過ぎてしまう場合も多いようですのでご注意を
目印はビーナス・ラインの頂上付近にあるバス停と「チャップリン」というレストン。
お店は、その奥になりますので、そのバス停の駐車場に車を停め、徒歩ということになります
ちなみに、5月末までは、
高原を見ながら食事をすることができるデッキの改修工事が予定されているということです。
これから訪れる方は工事の予定についてもチェックしてくださいね
コロボックルヒュッテを楽しんだ後は、いよいよ八島湿原に向かいます。
コロボックルヒュッテから八島湿原まではおよそ15分で到着します。
八島湿原は標高1,630mに位置し、この季節にようやく春を迎えます
新緑の湿原を楽しむことができるのは少し先ですが、
この時期にしか聞けない「日本の音風景100選」に選ばれた
シュレーゲルアオガエルの鳴き声「蛙鳴(あめい)」を聴くことができます
ただカエルは人の気配がすると鳴くのを止めてしまうため、
ボク木河は録音機材を手に木道にしゃがみこんで、ひたすらカエル君たちの合唱の開幕を待ちましたおかげ様で、この季節の季語「鶯」や、
八島湿原に生息する野鳥さんたちのゲスト参加も聴くことが出来ました
そんな八島湿原やシュレーゲルアオガエルについて、さらに詳しく知るために
近くにある八島ビジターセンターあざみ館にも伺いました。
ここは国の文化財である湿原の生い立ちを分かりやすく説明した館内展示や
四季折々の映像などを通して、八島湿原の最新情報を発信しているスポット
その他、お時間のある方は八島湿原のハイキングをしてみてはいかがでしょうか
湿原1周の半分ほど進むとある旧御射山遺跡(もとみさやまいせき)には、
旧御射山神社を中心にして三方の斜面に大規模な階段状の地形がみられます。
これは鎌倉時代、豊作を祈る祭りや武術を競い合った際に、将軍たちの見物席を設けるために、
山腹の斜面を階段状に造成したものと考えられていて、今も残っています。
日本で最古の「円形桟敷式 野外競技場」とも言われている場所です
ぜひ旧御射山神社にも立ち寄ってみてください
ということで今回ボク木河はおいしい山小屋料理と八島湿原をしっかりと楽しんできました
引き続きお出かけの際には、皆さまが安心安全にお過ごし頂くために、
新型コロナウイルス感染症対策のご協力をお願いいたします
またコロナの影響で各施設の営業時間などが異なる場合があります。
詳しい情報は各施設にお問い合わせください
それでは、中央道に乗って安全運転で帰りたいと思います
なお、このコーナーでは、オススメの長野ドライブコースをリスナーの皆様から募集しています。
あなたのドライブプランを、僕、木河にぜひ教えて下さい
それでは優しい運転・・・、褒められる運転で・・・・。
Let's try to drive safety!