中央道おすすめドライブ・コース~馬籠宿~
毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライブプランや高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えする「Safety Drive Plus」
今週も特別企画!ということでNEXCO中日本が発行している
NEXCO中日本 中央道マガジン「CHU-TRIP」の最新号2020-2021冬号で特集している
木曽エリアのドライブコースをご紹介します
と、その前に、引き続き、東京など1都3県に緊急事態宣言が発令され、
2月7日まで不要不急の移動の自粛が呼びかけられています。
ご紹介するドライブコースは、自粛要請が解禁となった際に、
旅行の参考にしていただければ幸いです
さて、今回ご紹介するのは木曽エリア、岐阜県中津川市にある馬籠宿。
この地域は日本のほぼ中心部、中央南アルプスの南端に位置し、
傾斜地形の中に水田や山林が広がる里山風景が楽しめるエリアです。
また、島崎藤村ゆかりの地としても有名で、江戸時代の面影が残る歴史ある宿場町。
それではご案内していきましょう
八王子インターから安全運転でLet's Go
岐阜県中津川市にある馬籠宿に向かうために降りるICは中央自動車道 中津川IC。
八王子ICから中津川ICまでは、およそ3時間30分。距離にしておよそ280kmです。
とりわけ、全長は上り線が8,649m、下り線が8,489m。
1975年の開通当初は道路トンネルの中では日本一の長さで、
世界でもフランスとイタリアを結ぶモンブラントンネルに次いで
2番目に長い道路トンネルだったという恵那山トンネルを抜けるとすぐに中津川ICに到着。
そこから、およそ20分ほどで今回の目的地、馬籠宿に到着します。
江戸時代の参勤交代で多くの人が行き交った中山道43番目の宿場町「馬籠宿」。
石畳が敷かれた坂に沿って町ができていて、
道の両脇には昔ながらのカフェやお土産屋さんが並びます。
焼き立てのせんべい、おやきなどの食べ歩きを楽しむこともできます。
まず、馬籠宿下入口からお土産屋さんを通り過ぎ、少し登っていくと、
左手に大きな水車が見えてきます。これは馬籠宿のシンボルとも言える大きな水車小屋で、
すぐ脇には「馬籠宿水力発電1号機」と書かれた建物があります。
実際に、この水車を利用して水力発電をしているのだそうです…
発電された電気は水車小屋のライトアップや、室内照明などに使われているとのことでしたが、
ボク木河がドライブ取材で足を運んだ日は、残念ながら水車は動いていませんでした。
また、馬籠宿は島崎藤村の出身地で、馬籠宿本陣には藤村の生家がありました。
明治28年に焼失していますが、昨年6月に「島崎藤村宅(馬籠宿本陣)跡」が
木曽路の日本遺産を構成する一つに認定されています
その本陣跡に、現在は「藤村記念館」が建てられています。
新型コロナの影響で、残念ながら、今回は伺うことは出来ませんでしたが・・・
こうして文豪が幼少期を過ごした町を歩くだけでも、藤村文学に思いをはせることができます。
そして最後はちょっと疲れますが、馬籠宿の1番上に位置する「馬籠 陣場上展望広場」まで
登っていくと、雄大な山々と恵那山が目の前に広がる景色が楽しむことが出来ます
記念撮影にはぴったりのフォトスポットです
ということで今回は江戸の風情が残る町「馬籠宿」をご紹介しました
人どうしの間隔が決して密ではなく静かで落ち着いた町を楽しめます
自粛要請が解禁となった際には、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで、
ドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか
さて・・・今回紹介した木曽エリアの観光情報は
NEXCO中日本 中央道マガジン「CHU-TRIP」の最新号2020-2021冬号に掲載されています。
このマガジンの観光情報ページでは、中央道・長野道沿線のエリアにスポットライトをあて、
地域の歴史・文化・自然、そしてそこで働く人々の物語を美しい写真とともに紹介しています
また、読者特典もありますのでドライバーの方は必見のマガジンです
https://www.c-nexco.co.jp/images/news/4957/8947c238a697399db7b79dbc789717b0.pdf
中央自動車道のサービスエリア、
東名・新東名のサービスエリアの一部で配布しているので、ぜひゲットしてみてください
それでは、中央自動車道 中津川ICから安全運転で帰りたいと思います!