Safety Drive Plus~2月・長野のお奨めドライヴ~
毎週週替わりで様々なテーマを設けて高速道路を使ったドライウ”ブランや高速道路に関する疑問、SA・PAのオススメグルメなど、高速道路にまつわる情報をお伝えするSafety Drive Plus
月の3週目は、長野県のドライウ”コースを、ボク木河がドライヴ取材してご紹介しています
今回の目的地は、長野県塩尻市の奈良井宿。
ここは、江戸時代、中山道でもっとも賑わったという宿場町。
木曽路11宿の中で北から2番目にあたります。
当時の面影を残す町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、
日本古来の情緒を色濃く残すスポットとなっています
ではいつもどおり、都心から長野方面に向かう想定でご案内していきましょう
八王子ICから安全運転で・・・Let’s Go
まず目指すのは長野自動車道 塩尻インターチェンジ。
八王子ICから塩尻ICまでは、岡谷ジャンクションを経由、
長野道という道のりで、およそ170キロあります。
長い距離のドライウ”になりますので途中休憩は必須
丁度2月28日まで、中央道、長野道の各SA、PAでは
中央道・長野道グルメキャンペーン「極みラーメンフェア」が開催中です
各エリアで趣向を凝らした絶品メニューが堪能できます
ぜひお試しください
塩尻インターチェンジを降りたあと、
奈良井宿までのアクセスは、国道19号(中山道)を名古屋方面に向かい、
取材の日は1時間弱かかりました
何度もドライヴで来たことのある山間の木曽路コースですが、厳寒のこの時期は初体験
新緑や紅葉の季節のようなヴィヴィッドな色彩とは違って、
まるで水墨画の世界を思わせるかのような静かな景色の中のドライヴ・・・
そして、いよいよ奈良井宿に到着です
江戸時代、江戸と京の都を結ぶ重要な街道であった中山道。
その中山道六九次のうち、奈良井宿は木曽路11宿の中で北から2番目にあたり、
今なお当時の面影と日本の情緒を色濃く残す観光スポット。
また、この奈良井宿は日本最長の宿場町としても有名で、
中山道沿いに南北約1km、東西約200mの範囲で南北両端に神社が、
町並みの背後の山裾に五つの寺院が配されおり、
街道にそって南側から上町、中町、下町の三町に分かれていて、
昔、中町には本陣、脇本陣、問屋などが配置されていました。
上町と中町の境には「鍵の手」と呼ばれるクランク形状の道路があり、
この「鍵の手」は下町の桝形と同様に、宿場内に道の屈曲を作り、
敵の直進と見通しを防ぐという宿場町を守るための施設として機能していました。
中町と下町の境は横水という沢で区切られています。
また以前、NHK連続テレビ小説「おひさま」のロケ地として使用されたことでも有名ですが、
現在も、地元住民の皆さんの協力の下、当時の町並みが大切に保存されています。
ボク木河が取材にお邪魔した日も、翌日に迫った「第21回 奈良井宿アイスキャンドル祭り」の為に
実行委員会の方々が、ボランティアで雪のステージを制作されていました。
この奈良井宿アイスキャンドル祭りには、毎年1万人近くの観光客がおとづれるとか・・・
蝋燭を入れるキャンドルは、勿論本物の氷で創られています
JR奈良井駅に隣接の駐車場に車を置いてゆっくり東西1キロに及ぶ奈良井宿を散策。
宿場当時の江戸時代から、明治〜大正〜昭和へと時代の流れに沿って変化していく
奈良井宿の暮らしを見ることができるという、鳥居峠の登山口にある楢川歴史民俗資料館
まで足を運びましたが、残念ながら、この時期3月までは冬季閉館中とのこと(´・ω・`)
そこでで「木曽へ来たら、そばを食べなきゃー」という勝手な口実を付け、
散策の途中見つけた看板が気になったお蕎麦屋さん「山なか」に直行
因みに、入り口に貼られた横幕風の暖簾には「本物ののそばを食べてみましょう」
と書いてありました
ここの他にもお蕎麦屋さんは多いのに、この看板の自信は何と言う感じで入ったわけですが・・・春、木の芽の頃は『山菜天そば』、冬は木曽名物のすんき漬けを使った『すんきそば』
が人気という「山なか」。確かに美味しいお蕎麦でした
お腹も一杯になったところで、もう一か所散策
雪に覆われた広大な芝生公園(水辺公園)から、中山道にかかる木曽の大橋を観てきました。
この総檜造りの太鼓橋は、橋脚を持たない橋としては日本有数の大きさで、
4月上旬〜11月上旬の日没後にはライトアップもなされ、
その姿は、特に幻想的で美しいと大人気です
そんな奈良井宿では、2/22から24日まで3日間、”奈良井宿灯明(とうみょう)まつり”が開催され、
切り絵を施した行灯が町に並び、やさしい明かりで江戸情緒残る奈良井宿の町並みを照らしました。
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それでは、長野自動車道、塩尻ICから安全運転で帰りたいと思います