Safety Drive Plus~長野県のお勧めドライブコース ~
今回の目的地は、アルプス山岳郷
「アルプス山岳郷」とは、6つの山岳観光エリア、上高地、乗鞍、白骨温泉、
沢渡、奈川そして槍穂高を統括して2015年に名付けられました。
場所的には、長野県と岐阜県の県境辺りとなります。
松本市からクルマで1時間ほどのところにある「上高地」
悠久の自然を満たす山岳景観が旅人を魅了してやまない地。
四季折々の大自然が美しい「乗鞍高原」、
そして、歴史ある白骨温泉などを擁する屈指の山岳リゾート
本格的な山開きを前に、春のドライブに出かけてきました
いつもどおり、都心から長野方面に向かう想定でご案内していきましょう
八王子ICから安全運転で・・・Let’s Go
八王子ICから松本ICまでは、岡谷ジャンクションを経由、長野道という道のり
およそ180キロの長距離のドライブになりますので途中休憩は必須
ぜひ途中のSAのPAでリフレッシュして下さい
さて、松本ICをおりたあとは、まず、沢渡温泉を目指しました
ここは、アルプス山岳郷の玄関口。
松本ICから、国道158号を岐阜方面に、50分ほどで到着しました。
「沢渡」と書いて「さわんど」と読みます。
ここは、川の集まる場所という意味のとおり、
いろいろな支流が梓川に合流している水の豊富なところです。
かつては、「鳥も通わぬ地獄谷」とも言われ,現在の道路が出来る前は、
幕府の御用林であった上高地からの木材のいかだ流しの中継地点だった場所で、
信州と飛騨を結んだ鎌倉街道の宿場であったとも言われています
実は、沢渡にはかつて温泉はありませんでしたが、平成10年に、
中の湯地区から毎分800リットル、約75℃の温泉が引湯され沢渡温泉が誕生しました
現在では、年間200万人の観光客が訪れる上高地の玄関口
白骨温泉、乗鞍高原への公共交通の基地として、
宿泊入浴施設や駐車場、バスターミナルが整備されています。
上高地は日本有数の景勝地であり、その貴重な自然を保護すはるために、
昭和50年からマイカー規制が段階的に始まり、今では年間を通して規制されています
沢渡から上高地バスターミナルまでは、バス、タクシーで約30分の距離です
因みに、このバスターミナルにほど近い河童橋からは、
標高3,000mを超える北アルプスの山々を一望する事が出来ます
その乗り換える中継基地として、重要な役割を担っている場所が沢渡。
その沢渡湯の郷公園には、観光客の皆さんの旅の疲れを癒していただくよう
天然温泉を引湯した足湯が2006年にオープンしました
一度に50~60人ほどが入れる足湯はかけ流しで、
肌にやわらかく、芯からあたたまると好評です
また公園内には”あずまや”もあり、足湯であたたまったら梓川の渓流の風にあたり休憩もできます。
その他、2人が同時に着替えのできる更衣スペースも隣接し自由にお使いいただけます。
そして、足湯の横には公衆トイレも完備され、手摺付きスロープも完備してますので、
車いすの方も便利に利用いただけ、湯の郷公園へも段差なく移動できます
公園に隣接しているゲストハウス「ともしび」は日帰り入浴300円で、
素泊まりは1000円ととてもリーズナブル
ここはオーナーの経験から、いつでもだれでも「気軽に泊まれる宿」を目指して
オープンしたと言うことで、チェックインもチェックアウトも時間は自由だそうです
そして、勿論、古来より「3日入れば、3年風邪をひかない」と言い伝えられてきた温泉
白骨温泉にも足を延ばして来ました
鎌倉時代には既に湧出していたと伝えられる歴史ある白骨温泉
かつては「白船」とも呼ばれていたそうですが、
中里介山の小説、大菩薩峠の中で「白骨」と呼ばれてから、
現在の呼称が定着したそうです
ここは乳白色の湯として知られていますが、湧出時には無色透明であり、
時間の経過によって白濁するというもの。
白濁の要因は、温泉水中に含まれている硫化水素から硫黄粒子が析出することと、
重炭酸カルシウムが分解し炭酸カルシウムに変化することで白濁するんだそうです
その結果、浴槽の淵などに白い炭酸カルシウムの固形物が付着しています
また白骨温泉は多くの文人とゆかりが有り、
特に、若山牧水はこの温泉を好んで訪れたそうです。
ボク木河も、名湯の誉れも高い温泉旅館「泡の湯」が運営する日帰り入浴を満喫、
疲れを癒してきました
ところで、白骨温泉辺りは、ご覧のように、まだ随所に雪が残っており、
これからが桜の見ごろだそです
今週辺り足を延ばしてみてはいかがでしょうか
帰り道、麓を流れる梓川で絶景の桜スポットを発見
チョット道草散歩をしてきました
それでは、長野自動車道 松本ICから安全運転で帰りたいと思います!
ということで、アルプス山岳郷にある温泉を満喫しました
こんなドライブの予定を立てるのには、
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