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2014年12月 6日 (土)

I'm"アナギスト"

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How’s Doing Today sign02
  notes最近改めてその魅力が再評価されているアナログ時代の作品の中から
        おススメなアナログ作品を紹介する「アイム・アナロギスト」notes

今週選んだ一枚は・・・・
           Rick James / Greatest Hits                  (1886年)        

‘70年代後半から、かのモータウン・レコードの顔として常に
ブラック・ミュージック・シーンを牽引してきたスターであり、音楽的クォリティ‐のみならず、
ステージにメリー・ジェーン・ガールズを従えて登場するイメージなどからも
プリンスのライバルと評された彼、リック・ジェームス。
取り分け、ミッド70’sのドロッとしたモータウン・ファンクはリック・ジェームスによって
確立されたといっても過言ではありません。

リック・ジェームス(Rick James)は1948年2月1日
ニューヨーク州バッファローのスラム街で私生児として生まれています。
幼少時から生涯に亘り、彼のプライベート生活は、ドラッグやSEXに明け暮れ、
絶えず警察の世話になるという、正にファンキーを地で行くような人生を送ります。
しかし、そんな生活を正当化したとも言うべき、作詞作曲によって自身の作品に昇華した
典型的なファンク・ミュージシャンの成功者と言えるでしょう。
勿論、その歌詞には品性のかけらも無い訳ですが、楽曲的には極めて優れている点で
後世に残る芸術としての評価を受けています。
15歳で海兵隊に入隊したもののわずか3日で脱走、悪ガキとしてゲットーをさ迷う中で
ニール・ヤングとの出会いが、結果として、彼を本格的に音楽の世界に導くことになります。
1981年にリリースした、ファンク・クラシックの名曲として有名な"Super Freakを含む
アルバムStreet Songsで一挙にスターダムに駆け上ることになります。
因みに、この曲はM.C.ハマーの"U Can't Touch This"のサンプル元となったことでも有名。
また、彼はプロデュース業でも才覚を発揮、ティーナ・マリーやメリー・ジェーン・ガールズ等、
多くのアーティストでプロデューサーとしても大成功を収めています。
プリンスとはライバルだと言われた大きな存在だったが、モータウンにおいては例外的に
バッドボーイ的なイメージで売れたアーティストでした。
ただ、人生後半は、特にドラッグにハマり、その影響もあって女性に監禁プレーをした罪状で
長期間服役し、その心労やドラッグの副作用で体がボロボロとなったため、
2004年8月6日わずか56歳という若さで老衰のため、家族に看取られること無く
死去するという悲劇なものでした。
今日はそんなTipical Funky リック・ジェームスのヒット曲をコンパイルした
1986年のベスト・アルバムから3曲聴いて頂きました!

M1)Give It To Me Baby               

M2)You And I                                                 

M3)Super Freak                       

                        <木河 淳>

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