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2013年8月 3日 (土)

I'm"アナロギスト"

最近、またその魅力が再評価されているアナログ・レコードの魅力を紹介している

I'm"アナロギスト"今日は
notesBob Marley & The Wailersnotesの1977年のアルバムnoteExodusnote
を聴いていただきました。

「音楽で革命を起こすことは出来ない。けれど人々を喚起し、未来を開くことは出来る」
このことを自らの身体を張って示した第三世界の雄「ボブ・マーリー」。
そしてレゲェを世界に広めたアーチスト。
その音楽はラスタファリ運動の思想を背景として、その音楽と思想は
数多くの人々に多大な影響を与えたボブ・マーレー。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第19位。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」では第11位。

ボブ・マーレーは1945年2月6日ジャマイカのナイン・マイルズで
イギリス人の父とジャマイカ人の母の間に生まれています。
本名はロバート・ネスタ・マーレー。

1959年14歳の時に早くも音楽に専念するために学校を中退。
1962年「One Cup Of Coffee 」「Judge Not」でプロデビュー。
ただこの時のアーチスト表記はボビー・マーテルとなってます。
1963年ウェイラーズの原型、ティーネイジャーズを結成。
1970年自身のスタジオ&レーベル「タフ・ゴング」設立。

そして1973年アルバム「キャッチ・ア・ファイア」でメジャー・デビューし、
全世界にレゲェを広めるコーナー・ストーンを築くこととなった。
翌年、1974年にはエリック・クラプトンが彼の作品「アイ・ショット・ザ・シェリフ」を
カバーして全米NO.1を記録し注目が集まる中、1976年には、
政治キャンペーンに参加したことから
二大政党の対立抗争に巻き込まれ狙撃され重傷を負ってしまう。
その結果、イギリスに移り住むこととなったが、その時期、1977年にリリースされたのが、
今回聴いて頂いたアルバム「Exodus」。「集団脱出」という意味で何とも意味深ですねsign03

そして、翌1978年ジャマイカに戻って、4月22日キングストンで
「ワンラブ・ピース・コンサート」に出演。
このとき、コンサートを見に来ていた対立関係にあった二大政党の党首を
ステージ上に招き、和解の握手をさせたエピソードは、余りにも有名で、
音楽で未来を開いた一瞬だったといえる。

1981年5月11日、ボブ・マーレーは、医師からの親指切断手術を
宗教的な理由で拒否、部分切除を行った足の親指に出現した癌が
全身に転移、妻と母に見届けられ、死去。
5月21日、キングストンにて国葬されました。享年36歳。

今日お送りしたのは、アルバム「Exodus」から以下の3曲でした。
M1)One Love/People Get Ready       

M2)Jamming                               

M3)Exodus                               

 

 





 

 

 

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