「日本酒で乾杯!」@㈱萬屋醸造店
皆さん、こんにちは☺
蔵ガールの宍戸です!!
気温がグッと低くなり冷えてきましたが、体調を崩されないようお気を付けください。
さて、今回の酒蔵は「㈱萬屋醸造店」です👏
緑が印象的で素敵ですよね。
取締役社長の玉川浩司社長にお話を伺ってきました♪
まずは、歴史からお伝えしますネ。
歴史
寛政2年、今年でちょうど230年の歴史で、県内では2番目の歴史がある酒蔵!!
場所はずーーーっと変わらず、守っています。
由来
「萬屋(よろずや)って?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
由来を聞いてきました~
元々は、味噌や醤油もやっていたことあり、色んなものを作っていたので”萬屋”となったそうです。
また、「一力正宗」という名前でしたが、「一+力=万」ということで、
万屋から萬屋ということなったという諸説があるそうです。
また、昭和8年10月21日~23日に与謝野晶子さんが宿泊されていたんだとか!!
6代目の弟と与謝野晶子さんが先生と生徒のような関係性で、親交が深く、
2泊3日を全てエスコートされて、宿泊をされている中で、
読んだ詩の中で、「春鶯囀(しゅんのうてん)」という言葉に魅了されて、
会社の名前を一気に変えてしまいました!!
凄いタイミングの改名ですね!!!
酒造りのこだわり
富士川町産のお米を85%使用しています!!!
お米が育った「水」と同じものをお酒造りに使用し、相性抜群★
酒米は「玉栄(たまさかえ)」が一番多く作られています。
10年前ほどの平成23年に、地元農家、JA関係者、生産者団体と一緒に
「春鶯囀 酒米づくり協議会」を作り農家が監修していて、
その農家が冬には酒造りを手伝い、お米を最後まで見届けています。
また、今までは諏訪杜氏でしたが、今年から社員杜氏で行い始めました!!!
そして、なんとそんなプレッシャーの中、
「平成30年東京国税局酒類鑑評会 優等賞受賞」しているんです★
お米を作って最後まで見届けるからこそ、”愛”が伝わるのかもしれません。
おすすめ!
・平成30年東京国税局酒類鑑評会 優等賞受賞
「春鶯囀のかもさるゝ蔵」
・純米吟醸 「春鶯囀」
この他にも、多くの賞を受賞されています!!
とっても目が離せません👀!
そして、全てのお酒が「春鶯囀」と名付けられ、
皆さんに馴染んでもらいたいという思いの元付けられています。
「玉栄」にこだわった理由
お米を削る中で、純米系のお酒を造るのにあたり、
”お米の旨味が残る”んです!!!
キレのある辛口で、全てのお酒にお米の旨味が残ることがこだわりの理由。
また、純米酒に力を入れているのは、お米を削るのが60%ということで、
でんぷん質だけではなく、他の脂質やタンパク質が残っていて、それが旨味に繋がるそうです。
そして、「春鶯囀の味だね」と言われるようにこだわっています。
最高でも、40%にしているそうですよ!
最後に、お酒の楽しみ方の極意を聞いてきました😉
週末の夜や休みの日の前に
少しずつゆったり楽しんで欲しい。
キーワードは、「じっくり、ゆったり、少しずつ」
味わって、お米のおいしさを感じてみて。
これからの季節は、鍋物などで日本酒を常温~ぬる燗で楽しんでみてくださいね!!!
私も、居酒屋で「春鶯囀」を飲んだことがありましたが、
”常温”で飲むことがほとんどなかった私でもとっても「美味しい!」と感じたのを覚えています。
「春鶯囀」は常温で飲むことで、香りも際立って感じるそうなので、是非楽しんでみてください。
さて、来週はどんな酒蔵に出会えるのでしょうか...!
お楽しみに~♡
(宍戸🦁)