すきって いわなきゃ だめ?
甲府のバラはそろそろ終わりにむかっているでしょうか・・・
自信に満ち溢れて咲き誇る華やかなバラの花をみていると、ポジティブな気持ちになれます
バラといえば、愛の告白をイメージする情熱的な花ですが、
花言葉は、色だけではなく、本数によっても違うんですよね!
私が好きなのは、赤の「あなたを愛しています」オレンジの「絆」青の「夢かなう」・・・
本数は、例えば 1本は「あなたしかいない」 4本は「死ぬまで気持ちは変わりません」
7本は「ひそかな愛」9本は「いつも一緒にいてください」
意味を知ると花を贈るのも楽しくなりますね♪
さて、愛といえば・・・
先日、辻村深月さん作の絵本「すきって いわなきゃ だめ?」を読みました!
辻村さんといえば、山梨県笛吹市のご出身!
昨年、小説「かがみの孤城」で本屋大賞を受賞されましたね
今回は絵本ということで、どういったストーリーが展開されていくのだろうと思って手に取りました。
「すきなひといないの?」とみっちゃんにきかれた。
わかんないっていったけど、ほんとうはこうくんがすき。
こんなスタートの絵本・・・
小学生の純粋なラブストーリーのようで、それだけではない、
「好き」という感情の複雑さや「様々な恋の形」を詰め込んだストーリー。
まっすぐに好きをぶつけることだけがいいことなのか・・・
伝えることが大切で幸せなことなのか・・・
「好き」という気持ちは、自分の中に大切にもっていてもいいんじゃないかな・・・
自分が本当に伝えたいと思ったときに、伝えればいいのかな、と絵本を読んで感じました。
様々な立場の人がいるけれど、恋のモヤモヤする感じは、誰もが味わうもの。
私は、多くの人が共感できる絵本ではないかなと思いました!
https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b447788.html
そして、人の心の揺れを分かりやすく表現される辻村先生だからこその絵本だと感じましたよ!
この絵本の場合は、バラは7本かな・・・それとも9本かな・・・
TOJO