山梨を食べよう→レンコン
本日の「山梨を食べよう」のコーナーでは、れんこんをピックアップいたしました。
山梨では笛吹市石和町の富士見地区や甲府市の小瀬地区を中心に栽培されています。
栄養面では、みかんよりも多いビタミンCが含まれています。
ビタミンCは疲労回復や免疫力アップ、風邪の予防など様々な働きがあります。
加熱調理に弱く水に溶けるビタミンCですが、
れんこんに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているので壊れにくいのが特徴です。
またむくみ対策に役立つカリウムやお通じ改善などの食物繊維など栄養豊富なんです。
れんこんを調理するポイントは・・・?
れんこんはすぐ変色してしまうのですが、
茶色くなるのはポリフェノールの一種のタンニンです。
ポリフェノールなので抗酸化作用が期待される栄養ですので、
変色を防ぐために酢水につけますが、酢水にはつけすぎないことがポイントです。
長く漬けてしまうとポリフェノールもビタミンCも減ってしまいます。
ちなみに変色しても味に変化はありませんので、
自分一人で食べる!という時には色を気にせず食べるのもいいかなと思います。
※酢水の割合は水1カップに対して酢・小さじ1が目安。
<れんこんの簡単おすすめレシピ>
れんこんは調理法で、シャキシャキ、もちもち、ほくほくなどいろいろな食感を楽しめます。
今日はれんこんのから揚げを紹介いたしました。
縦の繊維に沿ってフライドポテト風にカットし、
市販の唐揚げ粉をまぶして揚げるだけです。
少な目の油でいため揚げでも大丈夫です。
サクサクほっこりとした食感が楽しめますよ!
<れんこんの保存方法>
れんこん保存には光・空気・乾燥が大敵です。
一節丸ごと皮のついたれんこんの場合は、
みずで湿らせた濡れ新聞紙やキッチンペーパーなどで包んでからポリ袋に入れ、
冷蔵庫の野菜室で保存。
節の途中でかとしたれんこんの場合は切り口の穴の中に空気が入って
変色しにようにラップできっちり包んでから冷蔵庫の野菜室で保存してください。
鮮度が落ちやすいので3~4日を目途に早めに使い切ってください。
冷凍保存する場合は、皮を剥いてから好みの厚さで半月切りに。
酢水に入れあく抜きした後に固ゆでし水分を軽くふき取り
ジッパー付き保存袋で冷凍保存してください。
JAふえふき富士見直売所、食べるJAんやまなしで販売されます。
数に限りがあります。れんこんは「先が見通せる」ということで縁起がいい野菜で、
おせち料理に欠かせない野菜です。見かけたらぜひご購入頂きたいですね!