山梨を食べよう→大塚にんじん
本日の「山梨を食べよう」のコーナーでは大塚にんじんをピックアップしました。
長さは80cm~120cmにもなるながーいにんじんです。
普通の人参と比べて、色を見てまず色が濃いことがわかりますよね!
色の濃さが栄養の差でもあり、通常のにんじんと比べると、
カロテンは1.5倍、ビタミンB2は3倍、ビタミンCは2.3倍も含まれると言われています。
カロテンは体内に入るとビタミンAになり、粘膜を強くしますし、
ビタミンB2は糖質・タンパク質・脂肪の代謝や皮膚・髪・爪などの細胞の再生に関与しており、
発育のビタミンと呼ばれています。
またビタミンCはストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。
大塚にんじんは栄養たっぷりのにんじんです。
大塚にんじんは山梨の伝統野菜の一つで市川三郷町の大塚地区で栽培されています。
大塚地区の土壌はきめ細やかで深いのが特徴で、
石が無い肥沃な土地のことを「のっぷい」と言い、
昔から品質の良いにんじんやごぼうなどの根菜類が取れた地域なんです。
きめ細やかな土壌はにんじんやごぼうなどストレスが少なく成長するので美味しく育ちます。
本日は本来の味を味わって頂きたいと、まずは生で。
スティック状に。
そして、カロテンは油と一緒に摂ることで、吸収率が上がりますので、
大塚にんじんをにんにくとオリーブオイルで炒めたものも用意しました。
味付けはシンプルに塩・こしょうのみです。
油と一緒に摂ることもありますが、皮ごと食べるとカロテン量をより多く摂取できますし、
ポリフェノール量もより多く含まれています。
皮はできるだけ剥かない、剥く場合は薄く剥くことがポイントになります。
大塚にんじんは、JA西八代のっぷい農産物直売所、
JA全農直売所食べるJAんやまなしなどで販売されています。