山梨を食べよう→ころ柿!
本日、「山梨を食べよう」のコーナーでは、
ころ柿をピックアップしました!
ころ柿の語源は、諸説ありまして、
昔、農家の庭先に皮を剥いた柿を並べ、天日で乾燥させるとき、
柿全体に日が当たるように、適当な間隔をおいて、
ころころ位置を変えることから名前が出たと言われています。
また武田信玄公の奨励により生産が始まったと言われています。
江戸時代には甲州産の産物の一つとして幕府に献上されるほか、
江戸市中にも出回り珍重されていたそうです。
最も盛んな地域は甲州市塩山の松里地区です。
今回は、番組内でころ柿のチーズロールを作ってみました。
枯露柿とチーズを用意してください。
枯露柿を縦方向に開いてチーズを巻くだけ。
一晩おくと柿とチーズが馴染みます。
スライスチーズでもクリームチーズでもよく合います。
因みにころ柿は山梨では直売所や量販店などで販売されています。
ころ柿は、干すことによって、栄養価が高い柿を干して栄養が凝縮してますので、
生の柿に比べてビタミンAや食物繊維がとても豊富に含まれています。
ちなみに、干し柿は、干したあと柿の周りに白く粉が吹きますが
これは乾燥によって糖分が飽和状態となり、柿の表面に結晶化したものです。
変わった美味しい食べ方としては、
大根やにんじんを千切りにしたサラダに、
刻んだころ柿と合わせると自然な甘さと合ってとても美味しいです。
さらに干し柿の天ぷらもお勧めです。
硬くなってしまった枯露柿は、赤ワイン漬けにしても美味しいです。