山梨を食べよう→大根!
山梨を食べよう、
今日は、大根をご紹介しました。
山梨では県内全域で栽培されており、生産量では県内で4番目に多く作られています。
有名なのは山梨の伝統野菜の一つでもある北杜市明野町の「浅尾だいこん」。
江戸時代からそばとともに栽培されていたと言われています。
恵まれた土壌環境で栽培されていて、味が良く生食用や加工用などに人気が高く、
「浅尾だいこん」としてブランド化されています。
他の野菜と比較して自慢したい大根の栄養素は3つ。
1つはナトリウムの排出を促進するカリウム。
2つ目にでんぷんを分解する酵素のジアスターゼ。
胸やけや胃もたれに効果があると言われています。
ジアスターゼは加熱すると働きがなくなりますので、生で食べると効果的です。
辛味もち、大根おろしとごはん、おろしそばなど、
生の大根とでんぷんという組み合わせはとても理にかなっています。
3つ目にイソチオシアネート。
これは大根の辛味成分です。殺菌作用や血液サラサラ効果に期待が持てます。
大根の葉は緑黄色野菜になり、大根本体よりもさらに栄養豊富になります。
葉付き大根を買われた場合は、
葉も捨てずに茹でて炒めたりお味噌汁の具にしたりと、美味しく食べて頂きたいです。
より新鮮な大根を見つける方法は・・・
皮に張りとツヤがありずっしりと重みがあるものがいいです。
ひげ根の穴は少な目で、あまりゆがみがない物が上手に育っています。
葉付きのもので葉が変色しているものや、
葉の切り落とし部分が乾燥しているものは鮮度が落ちているので、
葉がみずみずしいものを選んでください。
大根を美味しく食べるポイントは・・・
大根は部位によって味が変わってきます。葉に近い部分は硬くしまって甘みがあるので、
大根おろしやサラダなどの生食で。
真ん中の部分はやわらかくうまみが強いので、
おでん、ふろふき大根などの煮物に適しています。
先端は辛味が強いので炒め物や漬物などに向いています。
これから風邪などが流行ってきますので、
喉や咳に良いと言われているはちみつ大根を作ってみてはいかがでしょうか。
皮ごと大根を薄くいちょう切りにして、密閉容器に入れ、
はちみつを大根が浸るくらいいれ一晩おけばできあがり。
大根エキスが出てくるのでそれをスプーンですくって飲んで頂きます。