星のアプリをご紹介!
今週の宙のモリモリのコーナーでは、
スマートフォンやタブレット端末専用の星の無料アプリを紹介しました。
- まずは、「88星座図鑑」。
いわば星見をするための知識や天文現象、星座解説など、
最低限の天文知識がこれで揃ってしまうくらいの図鑑です。
イラストや星図もふんだんに取り入れ、とにかく見やすい、読みやすい。
天体望遠鏡の解説項目には販売ページがリンクしてあったり、
今年の天文現象の項目では、カレンダーアプリにその項目をメモできたり、
太陽系の惑星や88ある星座、全てにウィキペディアのリンクが貼ってあるので、
このアプリに載っている以外の情報もすぐに閲覧することができます。
- 続いては、「GNSS View」。
GNSSというのは、グローバル・ナヴィゲーション・サテライト・システムの略。
人工衛星が、今この方向にどんなものが飛んでいるのかを見つけられるものです。
目で見てすぐにわかるものではありませんが、
常に上空にはおびただしい数の人工衛星が地球を周回しています。
どんなものがどこにあって、どう動くのかシミュレートできるのは興味深いです。
- そして、3つ目は、「NASAの公式アプリ」。
アプリを立ち上げると、6つのコンテンツが出てきます。
ど真ん中にある「NASA Televison」をタップすると、
NASAテレビやラジオが視聴できます。
ここでは、ISS国際宇宙ステーションのカメラ映像を見ることができます。
これ、実はすごいもので、リアルタイム映像なんです。
モニター下には地図があって、どこの上空を飛んでいるのかがわかり、
そこから進行方向に向けられたカメラが、美しい地球を映し出しています。
そして、地図を見てわかる、ISSは90分で地球一周と、
すごいスピードで移動しているんです。
思い切って90分間じっと見てみるのも面白いかもしれません。
- 最後に、ビクセンが出している「Moon Book」というアプリ。
これは月食がいつ、どの方角に見えるのかをシミュレートしてくれるアプリで、
地域を指定して、月と太陽がどのように重なるかを、
自分で月を動かしながら確認できます。
アプリは随時更新されるので、来年以降の月食もすぐに呼び出すことができます。
森雄一