Copyright (C)

« 最終回の「やまなしを食べよう」・・甲州牛!! | メイン | モーリーおまけっ。 »

2016年12月30日 (金)

森雄一の!年始星空オススメPOINT~!!

2017年、最初の天体の楽しみは初日の出sign03

甲府6時55分、

東京、さいたまは6時51分、

横浜6時50分、

静岡6時54分など、

7時前に地平線、水平線から太陽が顔を出します。

甲府は盆地ですから、山に囲まれている分、

太陽が顔を出すのは日の出から数分、または10数分たってから。

もし朝5時半くらいに起きることができるのなら、防寒対策をバッチリやって、

ISS国際宇宙ステーションを見ましょう。

甲府の場合は、5時35分に西南西、高度32度の高さで見え始めて、

北東の方角に進んでいきます。

5分間ゆっくりと進んでいきます。点滅しない、ゆっくり移動する光を見つけてください。

 

しぶんぎ座流星群の極大びは1月3日午後11時頃。

しぶんぎ座というのは昔あった星座で、現在はありません。

大体、うしかい座のあたりなんですが、方角は北東。

月明かりもなく、まさに最高の条件。

1時間に3〜40個くらいは見えるのではないかと予想されています。

流星群は、極大日を中心に

前後3日間くらいは見えるチャンスがあるので、

元日に流星群、ISS、初日の出、全て見えるかも。

1月3日は、日が沈む頃に、

西の空で新月から三日月に成長する月と火星がコラボします。

前日、1月2日には、月と金星のコラボ。正月三が日は、

晴れていたら、常に星空を気にして見てください。

 

月が一等星のような明るい星と重なって隠してしまうこと。

日食や月食のように、これは星の食と書いて、星食(せいしょく)と言います。

1月9日から10日にかけて、おうし座のヒアデス星団と一等星のアルデバランを、

かなり丸みを帯びたお月様が隠してしまいます。

アルデバランが月に隠されるのは、10日の午前0時1分。

隠された方と反対側に

顔を出すのは、10日午前1時9分。

隠されているのはおよそ1時間。

見どころ満載の年始の星空。お忘れなく。

森雄一