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2016年8月10日 (水)

週末に見た映画★Yes!水曜

今日も、暑いですねー。

言ってもしょうがないけど、暑い!!!

高温注意報が出てますので、

みなさまお気をつけてください。

こう暑いと、実家の犬が心配ですdog

動物は毛で覆われているから暑そうですよね。

さて、週末の話。

私は、友人に誘われて、世田谷文学館という、

東京の世田谷区にある、区立の文学記念館に行きました。

810yes

目的は、小林正樹監督の生誕100年を記念した、

作品上映と、仲代達矢さんのトークショーでした。

映画、観るの好きですが、詳しくない。

そんな状態で出かけてもいいのかな、と思いながら、

出かけた上演会。

小林監督は、「人間の條件」の映画監督なんですね。

それもこの日に初めて知りました。

作品は「切腹」という、仲代達矢さんが主演で、

カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した作品でした。

公開は、1962年です。

見た感想は、、、ぐったり(笑)

決して貶しているんじゃないですよ!!

すごく、画面のカメラワークが緻密で、

構図がひとつひとつ美しい。

それを余すことなく目に焼き付けたい!

と思うのです。

物語は、最初は何が起こっているか、

イマイチ分からないのですが、
話が進むと、最初の内容に合点が行くのです。

映画の舞台は、1630年。
ひとりの侍の切腹を通して、 武家社会の不条理さや
矛盾をあからさまにしながら、
最後は、仲代達矢さんの大立ち回りも
見られるといったもの。

映画ファンの方、
すごいザックリでごめんなさいーsad

でもね、武家社会での不条理さや矛盾だけど、
それは現代に通じるものもあるし、
仲代さんの演技が、それはそれは、鬼気迫るんです。

息を止めて肩に力が入りっぱなしの130分。
だから、ぐったり、なんです。

その後、仲代さんから当時の撮影秘話も
お伺いできて、とても楽しい時間でした。

トークショーで知ったのですが、

なんと!!!

この作品で撮影に使った刀は、
真剣だったんですって!!

だからこそ、見られる迫力もあるんでしょうね。

ちなみに今年は、小林監督の生誕100年を記念して、
渋谷の映画館では、作品の一挙上映をするなども
あるみたいです。

ものすごく緻密で、ラクには見られないけど、
見終わったら、ずっしりと心に残る作品が
たくさんありそう。

もう少し、日本映画も見てみようと思った週末でしたhappy01