週末に見た映画★Yes!水曜
今日も、暑いですねー。
言ってもしょうがないけど、暑い!!!
高温注意報が出てますので、
みなさまお気をつけてください。
こう暑いと、実家の犬が心配です![]()
動物は毛で覆われているから暑そうですよね。
さて、週末の話。
私は、友人に誘われて、世田谷文学館という、
東京の世田谷区にある、区立の文学記念館に行きました。
目的は、小林正樹監督の生誕100年を記念した、
作品上映と、仲代達矢さんのトークショーでした。
映画、観るの好きですが、詳しくない。
そんな状態で出かけてもいいのかな、と思いながら、
出かけた上演会。
小林監督は、「人間の條件」の映画監督なんですね。
それもこの日に初めて知りました。
作品は「切腹」という、仲代達矢さんが主演で、
カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した作品でした。
公開は、1962年です。
見た感想は、、、ぐったり(笑)
決して貶しているんじゃないですよ!!
すごく、画面のカメラワークが緻密で、
構図がひとつひとつ美しい。
それを余すことなく目に焼き付けたい!
と思うのです。
物語は、最初は何が起こっているか、
イマイチ分からないのですが、
話が進むと、最初の内容に合点が行くのです。
映画の舞台は、1630年。
ひとりの侍の切腹を通して、 武家社会の不条理さや
矛盾をあからさまにしながら、
最後は、仲代達矢さんの大立ち回りも
見られるといったもの。
映画ファンの方、
すごいザックリでごめんなさいー
でもね、武家社会での不条理さや矛盾だけど、
それは現代に通じるものもあるし、
仲代さんの演技が、それはそれは、鬼気迫るんです。
息を止めて肩に力が入りっぱなしの130分。
だから、ぐったり、なんです。
その後、仲代さんから当時の撮影秘話も
お伺いできて、とても楽しい時間でした。
トークショーで知ったのですが、
なんと!!!
この作品で撮影に使った刀は、
真剣だったんですって!!
だからこそ、見られる迫力もあるんでしょうね。
ちなみに今年は、小林監督の生誕100年を記念して、
渋谷の映画館では、作品の一挙上映をするなども
あるみたいです。
ものすごく緻密で、ラクには見られないけど、
見終わったら、ずっしりと心に残る作品が
たくさんありそう。
もう少し、日本映画も見てみようと思った週末でした

