宙のモリモリ~現代 萌衛星図鑑~
今日は、楽しみながら読むことができる天文関係の専門書。
きっと難しいんだろうな~。そんなことありませんよ。
いい意味でその概念を覆してくれます。
その名も
現代 萌衛星図鑑
月刊ラジオライフ」や、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズが最近、話題になった、
株式会社三才ブックスから発売されています。
人工衛星や探査機を紹介する本ですが、イラストや写真がとても多いのが印象的、
「萌え」とタイトルにあるように、いわゆる萌え系のイラストがふんだんに出てきます。。
第1集が2009年、第2集が2014年に発売されています。
現在、お城や刀、戦艦など、様々なものを擬人化することで、
人気を博しているものが増えていますが、この本はその人工衛星版。
分かりやすい憧れるそして泣ける
ネット上には、このシリーズについて賞賛のコメントが相次いでいます。
萌えに興味がなくても、この本には心を打つものがある、小学校に配布すべき、
愛があふれている、立ち読みして泣いてしまった、図鑑というより読み物だ、
続編を希望する声などなど、多数。
読み終える頃には、それまで悲しくて流れていた涙も、希望の涙に変わり、
宇宙産業が結ぶ世界の輪を実感できると思います。
とにかく、読んでよかったと、心から思える一冊です。
三才ブックスから発売されている「現代 萌衛星図鑑 第2集」、税抜き1,600円です。
<天文部>のみなさんの活動報告をご紹介しましょう。
この一週間の課題は、天文雑誌を読んでみようでした。
星ナビ、天文ガイド、この2冊がよく知られていますが、
月刊誌以外でも様々な雑誌がありますので、お気に入りの一冊を見つけてくださいね。
次お課題は、木星と金星の接近を見逃すな
日没の頃から西の空に光り輝く金星、その近くには木星がありますが、
日に日にその2つの天体の距離が縮まっています。
あくまでも地上から見える距離ですが、
6月29日、30日、7月1日は特に近く、金星が明るいため、
2つが重なっているように見えるかもしれません。
来月中旬までは近い状態が続くので、梅雨の晴れ間に是非見つけてください。
それから、来月は満月が2回あります。1回目は7月2日。こちらも、お見逃しなく