朝クラ~五重奏クラシック④~
5月は五重奏クラシックを選曲してお届け
ヴァイオリン×2、ビオラ、チェロの弦楽四重奏+αで五重奏となりますが、
最後に取り上げるのは、先週に引き続き、ピアノ五重奏です。
行進曲「威風堂々」で知られるエルガーの作品です。
イギリスの作曲家、エドワード・エルガーといえば、
威風堂々の他に、「愛の挨拶」という代表作があります。
後の奥さんになったアリスに捧げた曲で、
その曲を送られた奥さんのアリスは、曲を生み出すことの苦労を知り、
作曲家の妻になったことに誇りを感じ、この曲を「素晴らしい」と評価しています。
音楽家にとって、最も厳しい評論家は家族であって、
かつ最も理解してくれるのも家族、奥さんお墨付きのピアノ五重奏曲です