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2013年11月 7日 (木)

宇宙ステーションってどんなところ?

もう間もなく、宇宙飛行士の若田光一さんが宇宙ステーションに向けて出発します。
若田さんにとって、宇宙への旅は4回目sign03
これまでと違うのは、船長として宇宙ステーションに滞在すること。
ステーションのトップである船長に日本人がなるのは初めてです。
若田さんの輝かしい成功を祈って、今回は宇宙ステーションがどういったものなのか、
改めてお勉強sign01

宇宙空間に存在する駅である宇宙ステーションは、
正式名称、国際宇宙ステーション、インターナショナル・スペース・ステーションといいます。
地球の代表として選ばれた宇宙飛行士たちが仕事をする場であり、
同時に彼らの住まいでもあります。

今回の若田チームのミッションはいろいろあるようで、
この時期ならではというミッションの一つが、ソチオリンピックの聖火リレーに参加すること。
聖火を持っていって、入れ替わりで帰還するクルーに聖火を持たせるとのことですが、
どのように聖火が宇宙で扱われるのか注目です。
それから、今月末から見られると期待されているアイソン彗星もISSから撮影予定だそうです。
天気の心配がまったくない宇宙で彗星は、どう見えるのでしょうか。

若田さんを始め、日本人宇宙飛行士の活躍によって、
子どもたちが将来、なりたい職業の上位に宇宙飛行士が入る時代です。
今回、若田さんが船長になることによって、さらに人気が出てきそうですね。
ちなみに、若田さんを乗せた宇宙船ソユーズが打ち上げられるのは、日本時間午後1時過ぎ。
その6時間後にISSドッキングしますが、
その様子はYouTubeやニコニコ動画などで生中継されます。
ISSへの入室は午後9時以降のようですが、
その時間であれば家族揃って見守ることができそうですね。

 

OA曲:宇宙飛行士への手紙 / Bump Of Chicken

<一週間の星の見どころ>
昨日は日没とともに、南西の空に金星、西には三日月と、
2つの天体がきれいに横に並んでいました。
今日も金星と月は近いです。今度の日曜日は上弦の月、半月です。
来週火曜日、12日はおうし座流星群の極大日。
夜9時以降、冬の星座を見つめながら、流星を期待しましょう。

若田さんがいるISS、搭乗して最初の日本上空通過は、明日8日の午前6時頃。
ちょうど番組開始の午前6時1分頃に南南西の空に姿を見せて、
南東寄りに進んで、東北東の空に、6時7分頃に見えなくなるようです。
点滅せずに移動していく光の点を見つけて下さい。
そして、是非、大きく手を振ってクルーのみなさんに挨拶して下さいね。