埼玉に宇宙を見つける旅~part 2~
今日は埼玉を旅する第2弾、先週のプラネタリウムに続いて、
今回は地球を見つめてみたいと思います。
地球だって立派な宇宙の一つです。
その地球を見つめるには、地球儀が一番です。
あなたのお宅には地球儀ありますか?
一家に一台とも言える地球儀・・・そこから何が分かるか。
たとえば、「ニュースに良く出てくるあの国ってこんなところにあるんだ」
「海って、本当に広いんだな~」、こんなことが分かります。
それ以外にも、実は活用法によって、もっといろんなことが分かるんです。
それを教えてくれたのが、埼玉県草加市に本社を構える地球儀メーカー、渡辺教具製作所。
市場に出回る数多くの地球儀を手がける一方、
各地で行われる子ども向けの地球儀制作のプログラムを実施したり、
見本市にも出展したりしています。
社内には工場もあって、機械が製作する地球儀の様子も見られたり、
丸い地球儀に細かく分かれた紙のパーツを人の手で貼付けている様子も見せてもらえます。
人の手で行われている様子を見ると、これぞ、日本の技だと思いますし、
せっかく買うのであれば、このように愛情こもった一品の方が価値あるものに思えます。
本社の2階にある制作室の横には、数多くのユニークな地球儀が陳列されています。
18世紀に作られた、球体に星座を貼付けた天球儀、白黒で表現された地球儀、
サッカーボールを地球に見立てて作られた、
蹴るのも躊躇してしまうサッカーボールの地球儀、
インテリアとして使いたいデザインがおしゃれな地球儀、
夜の地球を表現した地球儀もありました。
この、地球儀が展示されているスペースは博物館として機能していて、
解説員の方が分かりやすくいろんなお話をしてくれます。
そのとき、子どもがいたので、その子を中心に話しが進んでいきました。
せっかく地球儀を手にしたのだから、おうちに帰ったらこんなことをやってみてね。
そう、語りかけて、私がやったこともないようなユニークな地球儀活用法を教えてくれました。
渡辺教具製作所
http://blue-terra.jp/
OA曲:Planet Earth / Duran Duran
<一週間の星の見どころ>
昨日は満月でした。ご覧になりましたか?
月に一度の満月。来月の満月は中秋の名月です。
9月19日が晴天のもと、無事に見られるよう祈りたいと思います。
現在、日の入りは午後6時20分頃。
一番星は、太陽を追いかけるように西の空に沈んでいく金星です。
宵の明星は日没前から見えています。是非、西の空に見つけて下さい。
金星が見えて、後に天頂あたりに見えてくる夏の大三角、そして、暑くても季節は夏から秋へ。
秋の星座も徐々に見え始めました。
秋は明るい星が少ない季節でもありますから、
一等星の多いこの時期を、もう少し楽しんでおきましょう。
今夜は夜7時頃から月が見え始めます。
満月を過ぎても、ほぼまん丸のお月様はしばらく楽しめそうです。
ちなみに、今夜からしばらく毎晩、宇宙ステーションが見えそうです。
夜の7時台、8時台が中心ですが、
間もなく若田光一宇宙飛行士がキャプテンとして勤務する場所、
点滅しない明かりがスーっと移動してくのを見つけてください。